医者という仕事はブラックなのか?!整形外科医4年目の自分の場合

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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

本日は日本臨床スポーツ医学会に参加するため幕張に来ています。もう学会発表を終えて一段落しましたが。今日の午前中に発表があったため、前日入りする予定でしたが、実は今日の朝、幕張入りすることになってしました。

昨日は自分を含めた整形外科医3人+研修医、ポリクリ学生で、ACL再腱術2例、MPFL再腱術2例、JACKの培養軟骨採取1例、半月切除1例、アキレス腱縫合術1例、足関節骨折の関節鏡と骨接合1例の手術があり、手術を終えたらすでに8時を過ぎていました。今、病棟の担当患者さんが50人いて、手術後に病棟業務をこなしたらもう終電がなくなっていたのです。

最近まったくブログも更新できていませんでしたね。
なぜなのか?!いや〜本当にずっと仕事+学会の準備で純粋に時間がなかったのです。

今の病院に赴任してからこの1週間が1番忙しかった気がします。最近、相互リンクをさせて頂いている先生方が医者のブラックな実態についての考察記事を書かれていました。確かに、一般的に医師の仕事というと、給料はいいけど忙しすぎるという印象があるのではないかと思います。

今回は、これらの記事を元に医者という仕事はブラックなのか?、自分の場合はどうか?ということについて客観的に考えてみようと思います。

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医者はブラック?参考サイト

医者という仕事はブラックなのでしょうか?

最初に医者という仕事はブラックなのか?ということについて記事を書いているサイトを参考までに紹介します。

悲惨すぎる…ブラック化する医者の勤務環境

医師のブラック度が薄い理由?

勤務医にとってブラックな環境についての考察

医師のブラック環境を考える

今の自分の生活はどうか?

では、今の僕の整形外科4年目としての生活はブラックなのでしょうか?!

冒頭でも述べましたが、最近は本当に忙しく働いています。こないだ上のサイトの記事を読んでふと自分はどうなんだろうと考えたときがありました。現在、どんな感じで働いているかというと、

現在の生活

・病棟の担当患者さんは30〜40人
・病棟に患者さんは週に15人くらい入退院で入れ替わり
・朝は7時〜7時半に出勤
・昼休憩はご飯を食べる10分くらい
・仕事が終わるのは21時〜23時くらい
・仕事が終わってから勉強orブログorフットサル
・当直は月3、4回、待機は月1、2回
・当直の翌日も普通の日常
・月曜日:初診外来、昼からは初診の残りを診つつ再診もちょっとこなす、夕方前からは手術日に入らない患者さんの手術
・火曜日:1日手術
・水曜日:午前中手術、昼から再診外来、この日は極力外来を少なくして手術日に入らない患者さんの手術
・木曜日:手術or救急担当
・金曜日:1日手術

こんな感じの生活です。

最近は本当に忙しかったのですが、それは病棟の担当患者さんが50人に達したから。さすがにこの人数になると朝7時くらいに行って病棟業務をこなしてても、外来や手術を終えたときにはいろんな雑務が溜まっていてリアルに仕事が終わるのは24時、翌1時くらいです。

最近はこれに加えて市民講座や学会発表のための準備があったので、本当に時間がありませんでした。自分がブログも更新できていなかったし、フットサルの練習にも行けてなかったので本当に忙しかったんだと思います。

それをどう捉えるか?自分編

今の僕の生活は、一般的な考えではやはりブラックな環境と言えるのかもしれません。

しかし、それは自分がどう捉えているかで大きく変わります。

医師のブラック環境を考えるの記事で、ブログ主が以下のように述べています。

考えてみれば、若い医師は文字通りのブラック環境で働いていることが多いです。私も初期の頃は膨大な量の業務をこなしていましたが、精神的に追い詰められることは無かったです。

自分がブラックな環境で働いているという自覚は無く、喜々として働いていました(笑)。その最大の要因は、膨大な業務は自分が医師として成長する糧になると感じていたからだと思います。

医師のブラック環境を考えるより引用

今の僕は完全にこれですね。

実は、僕は今の仕事環境を全く苦だとは思っていません。

今、担当患者さんが増えているのは、ひとつは救急日の当直や待機、日中の救急車が多いからですが、それに加えてスポーツ関係の症例を回してもらう機会が増えてきたというのも事実です。スポーツ整形外科を志していて、少しでも関節鏡や膝・足の診療に触れたいと思っている僕にとって、これは本当にありがたいことです。いつまで今の病院にいられるかもわからないので。

関節鏡手術を執刀させてもらう件数も増えてきているし、ACL再腱術でも腱作りや腱の引き上げはもう不安なく任せてもらえる、腱採取までやらせてもらう機会が少しずつ増えてきています。先週は足関節鏡の手術も2件執刀させてもらいました。

僕がそういったことをやらせてもらう機会が増えているということは、上の先生方のやる機会を奪っているとも言えます。僕に症例を回してくれている指導医の先生方には本当に感謝しています。自分が上になったときに同じようなことができるかな?と考えると、できますと即答はできない気がします。

ただ、もちろん整形外科4年目という年次で、スポーツ整形の手術ばかりやっているわけにはいきません。当然のことながら、初診外来や救急で診た外傷の手術もこなさせてもらっています。ただ、スポーツ整形の手術日である火曜日と金曜日に外傷で時間を取られないように月曜日や水曜日の外来日に少しでも外傷の手術をこなすように調整しています。

夢

学会発表などに関しても同様ですね。
市民講座の講演に関しては好きでやっているわけではありませんが、学会発表に関しては上の先生に言われて嫌々やっているものは一つもありません。

僕が毎年参加すると決めているJOSKAS、臨スポ、足の外科学会、整スポでは毎年発表をして、発表したら毎回論文にしていきたいと考えています。そうやって決めておかないと忙しさにかまけて絶対にサボってしまうから。

学会発表のテーマに関しては自分一人でどうにかできるものではありません。発表のテーマを与えて下さり、発表のスライドや論文をチェックして下さる指導医の先生方にこれまた感謝なのです。

というわけで、結局のところ僕の忙しい生活は全部が全部ではありませんが、自分で生んでいるものの割合が高いです。

要は、僕は好き好んでブラックな環境を作り出しているわけです。

それをどう捉えるか?他人編

骸骨 skeleton

しかし、仕事に対する考え方が変われば、この環境はブラックと言われるのは事実でしょう。

担当患者さんばっかり増やされて、自分のやりたいことを全くさせてもらえなかったらストレスも溜まってくるでしょうし、学会発表だってしたくもないけど発表させられている人も少なからずいるはずです。上の先生に発表する?と聞かれて嫌ですと言える人はなかなかいないですからね。

最近、医師のうつ病や過労死などがニュースで取り上げられるようになってきました。他の記事で書かれているように、ブラックな環境に対する予防、ブラックな環境で働いているときのメンタルケア、労働環境を変えるということも選択肢をもっておくことなどは必要になってくるでしょう。

まとめ

医者の仕事はブラックか?と問われると、必ずしもそうではありません。科によって医者のQOLはまったく違うし、病院、働き方によって全然変わってきます。

しかし、一般的に内科や外科、整形外科、脳神経外科などの医者がブラックな傾向にあるというのは事実だと思います。特に救急がある科の医者は仕事環境が劣悪になってしまう可能性が高いです。そのため、最近は自分のQOLを重視して、忙しくない科を希望している学生が増えているのも事実でしょう。

また、仕事が忙しいからといって必ずしもブラックであるとは言えないのかもしれません。僕のようにそのような環境を好き好んで求めている人もいるはずです。しかしながら、感情面を含めずに客観的に仕事環境だけをみた場合はブラックということになるでしょうから、自分のメンタルを含めた体調管理はしっかりとやっていきたいと思います。

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