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皇后杯全日本女子サッカー選手権大会|大会ドクター報告

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

先週末、第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の大会ドクターの仕事をさせてもらってきました。皇后杯って知っていますか?皇后杯とは男子で行われる天皇杯と対をなす女子サッカーチームの日本一を決める全国大会です。前大会では、澤穂希選手が所属していたINAC神戸レオネッサが優勝を果たしました。

今日はこの皇后杯の大会ドクター報告です。
また、皇后杯について、そして、第38回大会の出場チームも紹介します。

Contents

皇后杯とは

全日本女子サッカー選手権大会は、女子サッカーチームの日本一を決する大会として1979年に創設されました。1980年に開催された第1回大会には8チームが出場しました。試合は当時の女子サッカーの普及事情などを考慮して8人制、25分ハーフ、76m×54mのピッチで行われ、4号球、ジュニアゴールが使用されました。

その後、女子サッカーの普及・発展とともに大会方式などが変遷していきます。第26回大会から決勝戦は、天皇杯全日本サッカー選手権大会の前座として、翌年の元日に国立競技場で行われるようになりました。全試合が45分ハーフとなり、現在の方式で実施されるようになったのは第32回大会からです。

全日本女子サッカー選手権大会の発展とともに女子サッカー、日本女子代表も進化を遂げていきました。日本女子代表は1991年の第1回FIFA女子選手権(現FIFA女子ワールドカップ)に出場すると、第2回大会でベスト8進出を果たします。オリンピックでは、女子サッカーが正式な競技となった1996年のアトランタ大会に出場し、2004年のアテネ大会では「なでしこジャパン」の愛称とともに人気を博しました。

そして、2008年の北京大会でベスト4入りを果たすと、2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ2011で世界の頂点に立ちました。翌2012年のロンドンオリンピックでは、世界大会2大会連続となる決勝進出を果たし、史上初の銀メダルを獲得しました。この快挙によって日本女子サッカーの注目度は飛躍的に高まり、大きな盛り上がりを見せるようになりました。

日本サッカー協会は、この人気を途絶えさせないためにも、女子サッカー最高峰の大会である全日本女子サッカー選手権大会の権威を高めることが女子サッカーのさらなる普及、強化につながると考え、2012年の宮内庁に皇后杯の賜杯を申請しました。こうして皇后杯を賜ることになり、第34回大会から「皇后杯全日本女子サッカー選手権大会」と改称し、優勝チームに皇后杯が授与されることになり、同時に決勝も単独試合として開催されることになりました。

第38回皇后杯

皇后杯を拝受してから5回目の開催となる今大会は、全国9地域の代表28チームにプレナスなでしこリーグ1部所属の10チームと同2部所属の10チームを加えた全48チームが出場しています。

参加チーム一覧

なでしこリーグ1部10チーム
なでしこリーグ2部10チーム
北海道代表:ノルディーア北海道、クラブフィールズ・リンダ
東北代表:聖和学園高校、仙台大学
関東代表:オルカ鴨川FC、日テレ・メニーナ、東京国際大学、筑波大学、早稲田大学、東洋大学、浦和レッズレディースユース
北信越代表:新潟医療福祉大学、JAPANサッカーカレッジレディース、福井工業大学附属福井高校
東海代表:NGU名古屋FCレディース、静岡産業大学磐田ボニータ、JFAアカデミー福島、常葉学園橘高校、藤枝順心高校
関西代表:日ノ本学園高校、大商学園高校、バニーズ京都SC
中国代表:徳山大学、広島文教女子大学附属高校、四国学院大学
九州代表:福岡J・アンクラス、益城ルネサンス熊本FC、神村学園高等部

前回大会の第37回大会では、澤穂希選手が優秀の美を飾る決勝ゴールでINAC神戸レオネッサが2年ぶり5度目の優勝を果たしました。

今大会を勝ち抜き、12月25日に皇后杯を掲げるのはどのチームになるのでしょうか。

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大会ドクター報告

10月22日、23日に第38回皇后杯の第1回戦が開催され、そのマッチドクターの仕事に行ってきました。

いつものように、AEDや医療品の確認をまず行いました。というのも、先日行った空手道の大会では、医療品が準備されておらず、実際に選手が怪我をして診た際にかなり困ったからです。

僕が担当したのは2試合です。全国大会だけあり、試合はかなり白熱した試合となりました。また、女子サッカーのレベルは近年、本当に高くなってきており、試合を見てても本当に上手いなぁと思わされました。

しかし、フェアプレーで有名ななでしこサッカー。試合自体は終始フェアプレーで、イエローカードが出るような危険なプレーは一度もありませんでした。そのため、マッチドクターとしての出動はありませんでした。

おわりに

以上、今回は第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の大会ドクターの報告をしました。

こういったマッチドクターをはじめとしたスポーツドクターとしての仕事は僕がずっとやりたかった仕事です。いつかは大きな舞台で仕事がしたいですが、今は下積みをコツコツ続けて行きます。とともに、こういった仕事ができている現状に感謝です。

今後も精力的にスポーツドクターとして頑張ります。

 

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