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整形外科医1年目としての生活・大学病院での仕事内容

 
はさみ 毛玉
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

週末にハードな運動をしたせいで、今日は身体中が悲鳴を上げています。階段を使わずにエレベーターを使ってしまっています…。そして、疲れのせいか、机に向かっていると非常に眠い…。

というわけで、今日は特に新しいことは勉強せずに、現在の整形外科1年目としての生活に関して書いてみようと思います。

Contents

現在の生活

現在、僕は整形外科医1年目として大学病院に勤務しています。というのも、僕の所属する医局では入局1年目は必ず大学病院に勤め、病棟管理をするというのが決まりだからです。

大学病院はRevision、肩関節、肘関節、足関節などを含めた人工関節置換術、腫瘍、股関節鏡など関連病院ではやっていない手術が多いですが、手術件数は少ないです。

外傷などの症例はほとんどなく、関連病院とは毛色がかなり異なります。手術の執刀は上級医の先生がされるため、自分が執刀する機会はほとんどない現状です。

RSA

図:Revision-RSA(リバース型人工肩関節置換術)後のX線写真

大学病院では手術件数は多くないですが、医師の数が多いため、病棟管理といっても1人あたりの担当患者数は5人程度とかなり少ないです。

大学病院での仕事としては、この病棟管理の他に、教授を始めとする上級医の先生の外来でシュライバーがあります。外来を見学しつつ、現病歴や身体所見をカルテに書く仕事です。

また、大学病院の当直と関連病院の当直が月に5回程度ありますが、これも基本的に寝当直(ほとんど呼ばれることがなく寝ているだけ)です。

あとは週1回半日の関連病院でのバイトがあり、外来もしくは手術手伝いをしています。関連病院は外来、手術ともに大学病院とは毛色が違うので、正直いいリフレッシュになります。このような生活を送っていますので、時間には余裕があります。

全国のライバル達が整形外科医1年目としてバシバシ手術をしていることを考えると、少し悲しい現状なのは事実です。

だがしかし、そんなこと言ってても現状は変わらないので、今年はここでしかできないことをやろうと決めてます。具体的に言うと、学会発表と論文、そして本をじっくり読んでの勉強ですね。

研修医時代に整形外科では合計9ヶ月間研修しましたが、毎日手術と外来、病棟管理で非常に忙しく、勉強も当たった症例だけをpick upして勉強するので精一杯でした。

ですので、今みたいに時間に余裕があるのはまとまった勉強をするという意味では貴重なことなのかもしれません。今年のうちに、来年から関連病院に出向するときのために骨折治療や診察の知識はしっかりと付けておきたいと思います。

関連病院での手術

しかし、上記の生活ではやはり物足りない&少しでも将来のための勉強をしたいので、医局に許可をもらって、現在、毎週火曜日と金曜日はスポーツ班の手術を見学&お手伝いをさせてもらいに都道府県内で圧倒的に手術が多い病院まで行っています。その際は主に膝の手術と足の手術に入って勉強させて頂いてます。

今行かせて頂いている病院は初期研修医として2年間研修した病院ですので、先生方のことも手術内容に関してもよく知っています。研修医時代に膝関節鏡でルーチーンの観察をすることは一応一人でできるようになっていたので、

今年と来年で半月板切除まで一人でできるようになるのが目標

です!(来年度はこの病院に勤務予定なので)

とはいえ正直なところ今はまだまだな現状です…。足を四の字にして外側の操作をしているときに、操作側を外側に誘導するのがとてもとてもとても難しいのです…。数をこなして慣れるしかないのかぁと思って、関節鏡を触らせてもらう機会を目をギラギラさせて待っています。笑

あとはACL再建の手術に入る機会が多いです。行く度に2〜3例くらい入っており、させてもらえることも増えてきています。最近、再建のために採取したSTG(半腱様筋・薄筋)で腱を作成するのを任せてもらえるようになり、かなりテンションが上がっています。

ここの病院ではSpeed whip法で縫合して腱を作成しています。一昔は腱縫合はKrackowh法を使用していましたが、現在はSpeed whip法が主流なのではないでしょうか。今度、Speed whip法に関しても紹介したいと思います。

ACL

おわりに

以上、自分の整形外科1年目としての生活を紹介してみました。

入る医局によって生活は全然変わってくるでしょうし、同じ医局であっても行く病院によって生活は異なってくると思いますが、結局最終目標は決まってますので、どこにいようとそこに向かって今出来ることをしていくのが大切だと思います。

今後も引き続き努力していきたいと思います。

 

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