下腿コンパートメントとは|4つの区画と属する神経・筋肉を覚えよう!

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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

先日から何か最近尿が濃いなぁと思っていました。疲れて脱水気味なのかなと。そんな状況で、昨日トイレに行って尿を出したら便器に跡が付くくらい赤い尿が出ました。肉眼的血尿ってやつですね。

以前にも1回だけ肉眼的血尿が出たことがあって、そのときに怖くなって調べたら疲労困憊のときなどに血尿が出ることがあるらしいです。今回も疲労が溜まっているってことなのでしょうか。笑

と思って昨日は早く寝ようと思いましたが、当直だったので結局いつも通りの生活を送っています。医者の不養生にならないように自分の健康にも気をつけていかないといけませんね。

さて、今回は下腿のコンパートメントについて勉強しましょう。

下腿に存在する各コンパートメントの神経、筋肉を覚えるとともに、コンパートメント症候群となったときにどのような症状が出るか、どの部位に圧痛が出るのかを覚えておくとよいでしょう。

というわけで、この記事では下腿コンパートメントの各区画に属する神経・筋肉についてまとめます。

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下腿コンパートメントとは

下腿は4つの筋区画(compartment:コンパートメント)に分けられます。

下腿コンパートメント

  • 前方コンパートメント
  • 外側コンパートメント
  • 浅後方コンパートメント
  • 深後方コンパートメント

具体的に図でどこなのか確認しておきましょう(図1)。


図1:下腿コンパートメント

また、下腿コンパートメントの各区画について、それぞれ属する神経・筋肉を覚えておきましょう。

この記事では、コンパートメント症候群を診断するときに役に立つように、コンパートメント症候群となったときの臨床所見とリンクさせてまとめてみます。

前方コンパートメント

まず、前方コンパートメント(Anterior Compartment)です(図2)。

前方コンパートメント

感覚障害:腓骨神経

障害される筋:趾伸筋・前脛骨筋

疼痛をきたす他動運動:足趾底屈

圧痛部位:下腿前面


図2:前方コンパートメントと外側コンパートメント

外側コンパートメント

次に、外側コンパートメント(Lateral Compartment)です(図2)。

外側コンパートメント

感覚障害:浅腓骨神経

障害される筋:短・長腓骨筋

疼痛をきたす他動運動:足内がえし

圧痛部位:腓骨の上、下腿外側

浅後方コンパートメント

そして、浅後方コンパートメント(Superficial posterior Compartment)です(図3)。

浅後方コンパートメント

感覚障害:腓腹神経

障害される筋:腓腹筋・ひらめ筋

疼痛をきたす他動運動:足関節背屈

圧痛部位:腓腹部


図3:浅後方コンパートメントと深後方コンパートメント

深後方コンパートメント

まず、深後方コンパートメント(Deep posterior Compartment)です(図3)。

深後方コンパートメント

感覚障害:脛骨神経

障害される筋:趾屈筋・後脛骨筋

疼痛をきたす他動運動:足趾背屈

圧痛部位:下腿遠位内側のアキレス腱と脛骨の間

おわりに

以上、今回は下腿のコンパートメントについてまとめました。

それぞれのコンパートメントの神経、筋肉を覚えるとともに、コンパートメント症候群となったときにどのような症状が出るか、どの部位に圧痛が出るのかを覚えておくとよいでしょう。

このコンパートメントに関連して起こりうるコンパートメント症候群についても、下の記事でどんなものなのか確認しておきましょう。

コンパートメント症候群とは|治療では減張切開とVAC療法を知っておこう

2015.11.18
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