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2016年シーズン「フットサル1級審判員体力テスト」

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

昨日の夜は久しぶりに中学時代の同級生と遊んでました。一昨日に引き続きですが、まあリフレッシュ期間ということで。また明日は関連病院の当直、そして明後日は大学病院の当直ですし。

さて、今日は本来ならば大学で医学部生に課される、卒業前に臨床実習を通して臨床能力が身に付いたかを確認するためのAdvanced OSCE(Object Structured Clinical Examination)という試験の試験官をやる予定でした。

しかし、年度末に2016年シーズンフットサル1級審判員体力テストの立ち会いの仕事の依頼があったので、Advanced OSCEの試験官を他の先生にお願いして、今日は2016年シーズンフットサル1級審判体力テストにドクターとして立ち会いに行ってきました。

今日は、参加させて頂いた2016年シーズンフットサル1級審判体力テストに関して報告をしようと思います。

Contents

フットサル1級審判員

フットサル1級審判員は、日本フットサルリーグ(通称Fリーグ)のカテゴリーに相当するフットサルの審判員です。

今回行われたのは、日本サッカー協会審判部からの要請により、各地域で実施される2016年シーズンフットサル1級・女子1級審判員の体力テストです。審判員にFリーグ担当のカテゴリーにふさわしいフィットネスがあるかどうかを確認するために毎年行われています。

今回、審判員として参加されていたのは、すでにフットサル1級審判員の資格を持っている6名、およびフットサル1級審判員への昇級をめざす3名の計9名でした。昨年の体力テストや実技テストでfalureとなってしまい、今年昇級を目指して再度テストを受けられている方もいらっしゃいましたし、すでに資格を持っている審判員の方の中には、国際レベルの試合で審判をされている方やサッカーでも1級審判員の資格を持っている方までいらっしゃいました。

スタッフとしては、日本サッカー協会所属のフットサル1級インストラクターの先生、各都道府県のサッカー協会所属のフットサル1級インストラクターの先生方、そしてメディカルスタッフとして僕が参加しました。

体力テスト

今年の体力テストは下記の3つの項目から構成されていました。

2016年フットサル1級審判員体力テスト

  • 1000m走
  • Speed test
  • Agility test

最初に行われる1000m走は、男性は4分以内、女性は4分10秒以内であることが条件です。これは、速さを競うものではく時間内にゴールすればOKというものです。今回は陸上競技場にて行われました。

いつも通り、事前にAEDの場所を確認しておきました。また、走ってもらう前に、今までに心臓の異常を指摘されたことがないこと、今日特に体調の悪い方がいないかの問診だけ簡単に行いました。

フットサル1級審判員体力テスト 1000m走

次に体育館に移動し、Speed testとAgility testが行われました。

Speed testは、10m感覚の距離を2往復つまり40mを走り、男性は10秒以内、女性は11秒以内であることが条件です。

フットサル1級審判員体力テスト スピードテスト

Speed testの2分後にAgility test(俊敏性テスト)が行われます。

これは、下図のように10m間隔で区切られた30mの直線間で行われ、最初の30mはダッシュ、その後、サイドステップで10m戻り、逆のサイドステップで10m進む、そしてバックステップで10m戻って、最後の20mはダッシュで計80mを走ります。

男性は20.5秒以内、女性は21.5秒以内であることが条件になります。

フットサル1級審判員体力テスト アジリティテスト

Speed testとAgility testを行った後に、数分間休憩して、同じテストをもう一度くり返し行います。2本とも規定時間内にクリアすることが体力テストの合格基準になります。

どちらのテストも確かにフットサルの審判員に必要な動きだと思います。しかも、1000mを走り、1回テストをした後の2回目はかなりしんどそうでした。

アクシデントが起こるとしたら肉離れが多そうな動きですが、今回は特に怪我をした方はいませんでした。

おわりに

今回は、2016年シーズンのフットサル1級審判員体力テストにドクターとして立ち会いに行ってきました。

審判員もプロの試合を任される上のレベルまで行くと、知識テスト・体力テスト・実技テストがあり、資格を取るにはかなりの努力が必要なんだなと再認識しました。

サッカーやフットサルの大きな大会にマッチドクターとして行ったときに、審判員の方と顔を合わせる機会は今後あるでしょうし、僕も個人的に社会人サッカーやフットサルで大会で勝ち上がった際にはお世話になることがあるかもしれません。というわけで、審判の方々の顔はちゃんとインプットしておきました。

スポーツの試合じゃなくても、こういう形でスポーツに関わるのも面白いですね。今後もこういう仕事も積極的にしていきたいなと思いました。

追記(2017/3/29):2017年のフットサル1級審判員のFitness testについては下で記事にしています。

 

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