【Spolink JAPAN】治療院から医師・医療機関への紹介状作成マニュアルを作成しました!
どうも、こんにちは。
整形外科医のよせやんです
よせやん
さて、今日はSpolinkで作成した治療院から医師・医療機関への紹介状作成マニュアルを紹介しようと思います。
- 医師や医療機関へ選手を紹介するときに必要な紹介状の作成のポイント
- 病院、診療科の選び方や受診時に気を付けておきたいポイント
についてまとめています。
治療院と医師・医療機関との連携において、医師や医療機関に患者さんを紹介する際の紹介状はとても大切なものになってくるでしょう。
少しでも多くの方に知って使って頂き、地域内連携が深まることに繋がれば幸いです。
Contents
治療院と医師・医療機関の連携
Spolink JAPANでは、これまでスポーツの現場対応として様々なマニュアルを作成してきました。
今回のマニュアルは、治療院から医師・病院に紹介状を作成する際のマニュアルです。
まだまだ治療院と医師・医療機関との連携が取れている地域は少ないと思います。
とはいえ、なかなか治療院の先生と医師が顔を合わせられる場は多くないと思います。
そういう中で、医師や医療機関に患者さんを紹介する際の紹介状はとても大切なものになってくるでしょう。
語弊を恐れずに言えば、紹介状を読めばこの治療院の先生はしっかりしてそうだなとかこの治療院の先生はやばそうだからこちらから何かをお願いすることはないな等ある程度わかってしまうものです。
僕が今までに経験したものとしては、以下のものがあります。
- 紹介状を持たせずに患者さんに病院に行ってMRIを撮ってCD-Rをもらってきてもらうようにお願いするパターン
- 紹介状に書いてある内容が理解できないパターン
まず、紹介状を持たせずに患者さんに病院で画像検査を受けてデータだけもらってくるように伝えてるパターンは終わってますね。
紹介状を書くのが礼儀ですし、画像検査が必要かどうか判断するのは医師の役割です。
そもそもデータだけもらって誰が読影するのでしょうか・・・。
また、これも大変申し訳ないことに医師がやらないような検査や疾患名が書いてあるものも経験します。
医療の面で信頼関係を築くためには医療者としての共通言語を持って話せることが大切です。それは紹介状の医学的な内容にせよ、書き方にせよ決まった形というものがあるのです。
医学的な内容は僕のブログやスポーツ医学検定で学んでもらえばいいと思いますが、紹介状の書き方などについては教えてもらう術がない治療院の先生もいるのではないでしょうか。
そういう方がまずは連携の第一歩として適切な紹介状を書けるように今回のマニュアルを作成しました。
少しでも多くの方に知って使って頂き、地域内連携が深まることに繋がってくれたらうれしいです。
よせやん
Spolink現場対応マニュアルを作成しました!
ということで、Spolinkで作成した紹介状作成マニュアルを紹介します。
早速、画像でお示ししますね。
表と裏がありますので、ラミネートで保存して頂けたらと思います。
Spolinkの有志のメンバー20人(医師・医学生・看護師・理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・トレーナー)で意見を出し合って作成しました。
少しでも多くの方に知って使って頂き、地域内連携が深まること繋がれば幸いです。
よせやん
ダウンロードしてスマホなどに入れておき、いつでも見れるようにしておいて頂けると活用できるのではないかなと思います。
Spolinkとは
最後に、Spolinkについて少しだけ説明しておきます。
1.その地域のヒト・モノ・コトの共有と相互理解に貢献する。
2.医療ネットワークの拡大による医療水準の引き上げ、充実したネットワーク作りを図る。
3.スポーツ傷害の発生予防や競技復帰に寄与する。
4.競技力の向上に寄与する。
5.スポーツ界全体の発展に寄与する。
ことを目的に結成した組織です。
無題に人数を増やして意味をなさない組織になることは避けたいと考えているので、今は会員120名程度に限定(2020年5月から隔月でメンバー募集を開始しました。)し、まずは現メンバー間での連携構築を目指すとともに、対外的に今回のようなマニュアルを順次作成しています。
現在もスポーツ医療者登録は継続してお願いしておりますので、スポーツ医療者の方は是非登録をお願い致します。
皆様からこういう現場の対応マニュアルが欲しいなどのご要望がありましたら、このブログの問い合わせもしくは僕のLINE@、Spolinkサイトの問い合わせ、Spolinkのfacebook、Twitterからご意見ください。
少しでも多くの方に知って頂きたいので、今後も完成したら僕のブログでも紹介していこうと思います。
今後ともブログ、Spolinkともによろしくお願いします!
よせやん
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