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      2017/09/01

縫工筋の解剖学的知識まとめ|起始・停止から作用、神経支配まで全て解説!

 

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この記事を書いている人 - WRITER -

サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

今日は癒しの木曜日。のはずが水曜を手術日として空けることを決めてから、水曜日の外来患者さんが木曜日に流れてきて患者さんの数が急増しています。

申し訳ないことに待ち時間も作ってしまい、終わったらもう夕方でした。仕事が終わってからは近隣?で開催されている勉強会へ。何か疲れてあまり頭に入りませんでした。

今日はEURO2016の準決勝ドイツVSフランスの試合があるので早く寝なくては…。

さて、以前お話ししたように、これから解剖学についても1つ1つ勉強し直してまとめていこうと思っています。

今回は、筋肉編の初回として下肢筋の1つである「縫工筋」について勉強しましょう。

はじめに

運動器診療を行うにあたり、解剖学は切っても切り離すことができません。解剖学の知識があって損することは絶対にないでしょう。

医学生時代には、解剖学の講義もあったし、解剖学実習もありました。しかし、非常に残念なことながら、医学部2年生のときにやってその内容についてはほぼ頭に残っていないといっても過言ではありません。

解剖学の必要性を感じるようになったのは医者になってからです。特に整形外科医として患者さんを診察・手術するうえで、解剖学の知識があることは大前提でなくてはなりません。解剖がわかってないと診察の幅も狭まってしまうし、手術なんて怖くてできません。

僕自身の復習と勉強を兼ねて、1から解剖を勉強し直すつもりです。それをみなさんにも還元できるように記事にしていきたいと思います。医師のみならず、人体を相手にする仕事をしている方、スポーツ医学についてしっかりと勉強したい方は記事を参考にして解剖について勉強してみて下さい。

今日は下肢筋の1つである「縫工筋」についてまとめます。

覚えておくべき基本事項

というわけで、今日は縫工筋についてまとめていきます。
まずは覚えておかなくてはいけない基本的事項から最初に整理しておきます。

縫工筋の基本事項

英語:sartorius

起始:上前腸骨棘

停止:脛骨粗面内側に鵞足(浅鵞足)となり付着

作用:①股関節の屈曲・外転・外旋
   ②膝関節の屈曲・内旋

神経支配:大腿神経(L2、L3)

ここに書いた筋の英語名、起始と停止、作用、神経支配はどの筋についても覚えておくべきでしょう。

縫工筋

縫工筋は、人体の中で最も長い筋であり、大腿前面で最も浅層を走っています。

英語では「sartorius」と書き、「サートウリアス」と読みます。先生によっては、「ザルリアス」と発音される方もみえますね。

sartoriusはsartor「仕立て屋、洋服屋、裁縫師」に由来します。仕立て屋が足を組んであぐらの姿勢(股関節の屈曲・外旋・外転、膝関節屈曲)で仕事をしているときに、この筋がちょうど働くことに由来しているそうです。この名前の由来を覚えておくと、縫工筋の作用もしっかりと覚えておけますね。

縫工筋はあぐらの姿勢をとるときに働いている筋と覚えましょう。

次に、縫工筋の走行と起始・停止をしっかりと覚えましょう。大腿の筋は骨盤の各部位に起始しているためややこしいですが、非常に大切なところなので1つ1つ覚えましょう。

下図で縫工筋の走行、起始部である上前腸骨棘、停止部である鵞足の位置を確認しておいてください。

縫工筋 解剖

図1:縫工筋の解剖図
船戸和弥のホームページ(相互リンク)より引用

上図のように縫工筋が骨盤の上の方に位置する上前腸骨棘から鵞足に向かって斜めに走行していることを知っていれば、人体の中で最も長い筋であることも理解しやすいですね。

鵞足については、膝内側側副靭帯損傷の記事で少し触れましたが覚えているでしょうか?

縫工筋(浅層)、薄筋および半膜様筋(深層)の末広がりの停止腱は1カ所に集まっており、その様子は鵞の足の水掻きが折れ重なったように見えるため、「鵞足」と呼ばれるのでしたね。

ついでに言うと、鵞足とMCLとは鵞足包で隔てられており、MCL浅層の遠位は鵞足下層に存在するのでした。

そして、最後に大切なのが神経支配ですね。

縫工筋の支配神経は大腿神経(L2、L3)です。

大腿神経は大腿四頭筋(大腿直筋、中間広筋、外側広筋、内側広筋)と縫工筋を支配しています。それぞれの筋のところでも再度紹介しますが、まとめて覚えてしまいましょう。

解剖学のおすすめ教科書

プロメテウスでは、解剖学のかなりコアなところまで勉強することができます。また、表紙にもありますが、本当に綺麗なイラストが特徴です。

医師として解剖学アトラスを購入するのであれば、プロメテウスが1番おすすめです。僕もこれは整形外科医になってから購入しました。看護師、理学療法士、作業療法士などのコメディカルの先生方を含め、この本を購入して後悔している人には出会ったことがありません。

その他の解剖学の教科書についてはこちらの記事を参照してください。

おわりに

以上、今回は解剖学についての最初の記事として、下肢筋の1つである縫工筋について勉強しました。

勉強し直してみると意外に忘れていることや、そうだったのか!と思うことがありますね。

今後も筋肉や骨、神経について1つずつまとめていく予定です。あまりニーズがなさそうなら適当にやめてしまうかもしれませんが。

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

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