2017/09/18

【保存板】女性アスリートまとめ|性差や月経などによる影響・食事まで

 

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この記事を書いている人 - WRITER -

サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

新年明けて早々、今日は24時間救急車の対応をしております。いろいろとやっておきたいことがあるんですが、ずーと呼ばれて何もできていません…。

さて、今日は女性アスリートに関しての記事です。

女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」は、2011年のFIFA女子ワールドカップドイツ2011で世界の頂点に立ち、翌2012年のロンドンオリンピックでは、世界大会2大会連続となる決勝進出を果たし、史上初の銀メダルを獲得しました。

この快挙によって日本女子サッカーの注目度は飛躍的に高まり、大きな盛り上がりを見せるようになりました。さらに、女子サッカーだけではなく、現在ではオリンピックに出場するアスリートの半数は女性であり、女性アスリートの更なる活躍が期待されています。

しかし、女性は体の構造が男性との違うため、女性アスリートに多い内科的疾患やスポーツ傷害も当然異なった特徴があり、これらについて知っておく必要があります。

この記事では、女性アスリートおよびそれをサポートするスポーツ関係者に知っておいて頂きたいことを、女性に多いスポーツ傷害や内科的疾患を中心にしてまとめています。

参考にして頂ければ幸いです。

女性アスリートとスポーツ傷害

女性と男性は当然のことながら体の作りが違います(図1)。

図1:女性と男性の生理学的な差(JISS 女性アスリート指導者のためのハンドブックより引用

女性が男性より高い値を持つ唯一の生理学的な要素は体脂肪率です。これは必須脂肪が高いからですが、この必須脂肪とは乳房、臀部、大腿部につくもので、これが女性らしさを形づくります。

この脂肪は男性では体重の約3%、 女性は約9~12%といわれており、女性アスリートは一般女性よりは低い傾向にあります。また、女性と男性において同等の値を持つものは思春期前のパフォーマンスですが、これは小学生が男女関係なく一緒にスポーツを行っているのをイメージしていただければ理解できると思われます。

女性はこのように体の構造が男性との違うため、女性に多い内科的疾患やスポーツ傷害も当然、男性とは異なった特徴があります。

女性に多い内科的疾患・スポーツ傷害

鉄欠乏生貧血 
前十字靭帯損傷 
疲労骨折

では、これらの疾患について順に勉強していきましょう。

鉄欠乏性貧血とは

1つ目は鉄欠乏性貧血であり、別名スポーツ貧血とも呼ばれます。

そもそも、貧血はアスリートに見られる内科的疾患で最も多いものの一つであり、貧血に関しての知識はスポーツに関わる人は知っておく必要があります。

そして、特に女性の場合はスポーツ貧血に陥りやすいので注意が必要です。

ここでは、アスリートが貧血になりやすい理由、そして、特に女性は要注意である理由を確認しておきましょう。

スポーツ性貧血に対する対策と治療

女性アスリートに貧血が多い理由をおわかり頂けたでしょうか。

では、実際に貧血になった、貧血の選手と出会った場合のために、

  • どうやって検査・評価するのか?
  • どう治療すればよいのか?

について知っておいてもらう必要があります。

下の記事で、スポーツ性貧血に対する対策と治療にについて確認しましょう。

女性アスリートの三主徴

女性に多い内科的疾患・スポーツ傷害

鉄欠乏生貧血 
前十字靭帯損傷 
疲労骨折

では、残りの前十字靭帯損傷、疲労骨折についてまとめていこうと思いますが、これらを理解して頂くうえで、まず女性アスリートの三主徴というものを知っておいて頂く必要があります。

女性アスリートの三主徴は、女性アスリートまたそれをサポートするスポーツ関係者にとって非常に大切な知識です。

国内のトップレベルの女性アスリート683名を対象に実施したアンケート調査結果では、無月経を含む月経周期異常のあるアスリートは約40%を占めています。( 能瀬ら : 日本臨床スポーツ医学会誌 2014 )

特に、運動性無月経は、女性アスリートの健康管理上重要な問題であり、その重症化や難治性が懸念されています。

この女性アスリートの三主徴が互いにどのように関係し、それがどう靭帯損傷や疲労骨折に繋がっていくのか下の記事で勉強しておきましょう。

女性アスリートと食事

アスリートの三主徴を認めた場合に、これを改善させるためには、まず食事を見直すことが大切であることはご理解頂けたでしょうか。

では、アスリートがどのような食事を取ればいいのかもここで知っておきましょう。下の記事で、アスリートと食事についてまとめています。

参考図書

このように、アスリートにとって食事はトレーニングと同じくらい大切です。

常に良い状態で試合に臨むためには日頃の体調管理が大切ですが、それは食事によって大きく左右されるものです。自分でしっかりと食事管理ができるようになると、病気やけがなどのリスクが軽減する、トレーニングの効率がアップする、体力や技術が向上します。

もっと食事について勉強したいという方は、下の記事で紹介している本でスポーツと食事についてアスリートのための食事レシピを勉強してみて下さい。

女性アスリートと食事

以上の内容はアスリートと食事についての内容でした。

最後に、女性アスリートに特に知っておいて欲しい食事について少しお話しします。

coming soon…

靭帯損傷、疲労骨折

では、いよいよ最後に膝前十字靭帯損傷(靭帯損傷)と疲労骨折に関してまとめていきます。

靭帯損傷も疲労骨折もひとつの筋腱複合体付着部周辺障害と考えることができますが、これを理解して頂くためには、女性の成長についても知っておかねばなりません。

これを理解すると靭帯損傷や疲労骨折が多い理由がよくわかると思います。

これらに関しては下の記事でまとめていますので、ぜひ確認してみてください。

また、疲労骨折に関しては下の記事でまとめています。こちらも併せて読んでみてください。

膝前十字靭帯損傷についても、そのうち記事にしていきます。

まとめ

以上、今回は女性アスリートおよびそれをサポートするスポーツ関係者に知っておいて頂きたいことを、女性に多いスポーツ傷害や内科的疾患を中心にしてまとめています。

女性アスリートに多く見られる内科的疾患やスポーツ傷害には、鉄欠乏性貧血疲労骨折膝前十字靭帯損傷がありますが、これらの原因と成り得る女性アスリートの三主徴として「利用可能エネルギー量」「運動性無月経」「骨粗鬆症」があり、これらはお互いに関連しています。

そして、これらを改善させるためには、まず食事を見直すことが大切です。

この記事を参考にして頂き、女性アスリートが更なる活躍を見せてくれる、そんな環境が広まってくれれば幸いです。

また、月経とコンディショニングなど、女性アスリートに知っておいてほしい内容について今後もう少し内容を加えていく予定です。その際にはLINEで更新情報を送ります。
 

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