【Spolink JAPAN】アナフィラキシーのスポーツ現場対応マニュアルを作成しました!
どうも、こんにちは。
整形外科医のよせやんです
よせやん
仕事と研究、海外学会のスライド作成でバタバタしていました。
それもやっと落ち着いて今日は平穏な日々を過ごせています。
今からまた仕事ですが、心新たに頑張ります。
さて、今日はSpolinkで作成したアナフィラキシーに対する現場対応マニュアルを紹介しようと思います。
アナフィラキシーは、学童期に発症することが多く、時に命に関わることもある状態です。スポーツ医療者から一般の方まで広く使って頂けるように、対応としては十分に、ただし用語などは平易な表現とするように意識して作成してありますので、少しでも多くの方に知って頂き、使って頂けると幸いです。
Contents
スポーツ中のアナフィラキシー発作
アナフィラキシーはスポーツ現場では滅多に出会わないものですが、学童期に発症することが多く、また見たことがないと本当に焦ってしまうものだと思います。
ですので、出会ったことがない方にもいざ出会った時に焦らなくていいように、スポーツ医療者だけでなく指導者や選手自身、その家族などすべてのスポーツに関わる方に対応を知っておいて頂ければと思います。
よせやん
スポーツ現場での対応マニュアルと題していますが、スポーツ現場に関係なく使用して頂けます。
対応を細かく覚えておく必要はありません。
もちろん対応自体を覚えておいてもらえたらそれに越したことはありませんが、アナフィラキシーが起きた際にどういう対応をしたらいいか示してくれるフローチャートが手元にあればいいんです。
手元にさえあれば、それを見ながら対応したらいいだけなんですから。
Spolink現場対応マニュアルを作成しました!
ということで、Spolinkでアナフィラキシーの現場対応マニュアルを作成しました。
今回のマニュアルは以下の項目で作成しています。
- アナフィラキシーとは
- 対応フローチャート
- 症状チェックシート
- エピペン®︎の使い方
早速、画像でお示ししますね。
表と裏が2セットがありますので、ラミネート2枚で保存して頂けたらと思います。
スポーツ現場に置いて頂けると、たとえ医療者がいない際でも十分な対応が可能になると思います。
今回のマニュアルは、Spolinkの有志のメンバー16人(医師・医学生・看護師・理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・トレーナー)で意見を出し合って作成しました。
監修して頂いたのは呼吸器内科の新田(荒野)直子先生です。
Splinkではスポーツ医療者から一般の方まで広く使って頂けるように、対応としては十分に、ただし用語などは平易な表現とするように意識して作成しています。
よせやん
ダウンロードしてスポーツ現場に置いて頂くことはもちろんのこと、スマホなどに入れておいて頂きいつでも見れるようにしておいて頂けると活用できるのではないかなと思います。
Spolinkとは
最後に、Spolinkについて少しだけ説明しておきます。
1.その地域のヒト・モノ・コトの共有と相互理解に貢献する。
2.医療ネットワークの拡大による医療水準の引き上げ、充実したネットワーク作りを図る。
3.スポーツ傷害の発生予防や競技復帰に寄与する。
4.競技力の向上に寄与する。
5.スポーツ界全体の発展に寄与する。
ことを目的に結成した組織です。
無題に人数を増やして意味をなさない組織になることは避けたいと考えているので、今は会員200名程度に限定し、まずは現メンバー間での連携構築を目指すとともに、組織としての更なる基盤を作成しています。
次回の募集時期は未定です。(現在は医師メンバーのみ募集しています。)
現在もスポーツ医療者登録は継続してお願いしておりますので、スポーツ医療者の方は是非登録をお願い致します。
皆様からこういう現場の対応マニュアルが欲しいなどのご要望がありましたら、このブログの問い合わせもしくは僕のLINE@、Spolinkサイトの問い合わせ、Spolinkのfacebook、Twitter、Instagramからご意見ください。
少しでも多くの方に知って頂きたいので、今後も完成したら僕のブログでも紹介していこうと思います。
今後ともブログ、Spolinkともによろしくお願いします!
よせやん
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