生化学を勉強するためのおすすめ教科書|用途、レベル別におすすめ教科書を紹介!

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
今日は医学の基礎科目の教科書紹介のシリーズです。
以前から学生の方に要望は頂いていたものの、なかなか記事にできておらず申し訳ありませんでした。
今回は生化学を勉強するためのおすすめ教科書を紹介していこうと思います。
用途別・レベル別に教科書を紹介していきますので、参考にして頂けたら幸いです。
Contents
はじめに
代謝・内分泌疾患を理解する上で生化学は必須ですし、薬理学を理解する上でも生化学の知識は非常に重要のものです。
今日はこの生化学を勉強するためのおすすめ教科書を紹介していきます。
生化学の教科書は色々とありますが、あまり多く紹介するとどれがいいのかわからないと思うので、本当にいいと思う教科書のみに厳選して紹介していきます。
よく使われている教科書、しっかりと勉強したい人向けの教科書、時間がない・入門書として導入に使う場合の教科書に分けていますので、自分に合った用途やレベルの教科書を見つける参考にして頂けたらと思います。
よせやん
よく使われている教科書
まず、医学生によく使われている教科書を紹介します。
生理学の教科書で一番おすすめなのがこの教科書です。
アメリカではUSMLE Step1対策の必読本になっている生化学全領域の必要不可欠な知識をコンパクトにまとめた教科書(原書7版)を完訳した教科書です。
生化学や関連臨床領域の膨大な知識を簡潔かつわかりやすく説明してくれていて、まさに「詳し過ぎず、易し過ぎず」といった内容になっています。
医学生はこの教科書を使っておけば、まず間違い無いでしょう。
よせやん
もう一冊紹介します。
この教科書も医学生によく使われている教科書なので紹介しておきます。
こちらもある程度しっかりとした教科書ではありますが、上の教科書と比べると必要最小限のことだけを網羅した教科書といったイメージになります。
内容をしっかりと理解したい人向けというよりは、生化学を「暗記科目」と割り切って学習したい人、試験対策に大切なところだけを抑えたい人向けの教科書かもしれません。
よせやん
しっかりと勉強したい人向け
続いて、できる医学生や意識の高い医学生など生化学をしっかりと勉強したい人におすすめしたい教科書です。
この教科書は、生化学をきちんと深く勉強したい人には絶対におすすめの教科書です。
生化学は内容が非常に多岐にわたるのでどうしても分量が多くなりますが、この教科書ではそれに対するきちんとした説明を入れて解説してくれているので、上巻969ページ、下巻950ページとかなりボリュームがあります。
生化学の基礎もしっかりと記述したうえで幅広い分野をカバーしてくれていて、納得しながら学びたい意欲のある学生には必ず応えてくれる内容の濃さも持ち合わせていると思います。
よせやん
時間がない人向け
最後に、生理学をゆっくり勉強する時間がない場合や、上記の本で勉強する前の足がかりとして使う場合の教科書を紹介しておきます。
内容は薄くなりますが、時間をあまりかけずに生化学のおおまかな内容を理解する手助けになるとは思います。
僕も医学生のときは、試験の前にこの教科書を読むことから始めました。
この教科書は、ところどころにマンガがちりばめてあり、化学の予備知識がまったくなくても楽しみながら生化学の基本を理解することができます。
まさにタイトルの「好きになる生化学」の実感できます。
もちろん深いところまで詳細には書かれていませんが、これを読むことで上で紹介しているような生化学の教科書もよりいっそう理解しやすくなるでしょう。
よせやん
おわりに
以上、今回は生化学を勉強するためのおすすめ教科書を紹介してきました。
多くの医学生が持っている教科書、できる医学生を目指す方や意識の高い方におすすめの教科書、そして、時間がない場合は入門書として使う場合の教科書にわけて紹介しましたので、ご自分の用途やレベルに合わせて選んでみて下さい。
教科書を選ぶときの参考になったら幸いです。
医学生のときに勉強しておいた方がいい分野のおすすめ教科書はだいたい紹介してきました。
あとは病理学くらいでしょうかね。
他の分野に関してもまた記事にしたいと思います。
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