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      2017/08/12

【2017年版】女性スポーツ選手が使用可能な月経関連の薬リスト|アンチ・ドーピング

 

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この記事を書いている人 - WRITER -

サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

この記事を書いている人 - WRITER -
スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

疲れが溜まっている今日この頃。朝が何度寝もしてしまってスッキリ起きれない日が続いています。心も体もリフレッシュした方がいいのかもしれませんね。

さて、今日は2017年版のアンチ・ドーピングとして使用可能な月経関連の薬をご紹介します。

アスリートは薬を使う場合はこのリストの中から使えば、うっかりドーピングを防ぐことができますし、医療スタッフもチームと共に携帯する薬をこのリストの中の薬だけにしておけば、自分が手渡した薬によって選手がドーピング検査に引っかかってしまうことは起こり得ません。

医療従事者の方もアスリートに対してはこの記事の中にある薬を処方しておけば、ドーピング検査に該当する薬を知らずに処方してしまうことを防ぐことができますので、ぜひ知っておくとよいかと思います。

はじめに

今回、紹介するのは2017年版のアンチ・ドーピングとして使用可能な月経関連の薬です。

具体的に言うと、女性ホルモン薬ですね。

国内のトップレベルの女性アスリート683名を対象に実施したアンケート調査結果では、無月経を含む月経周期異常のあるアスリートは約40%を占めています。( 能瀬ら : 日本臨床スポーツ医学会誌 2014 )

月経周期異常は、女性アスリートの健康管理上重要な問題であり、その重症化や難治性が懸念されています。このため、月経関連の薬を使用している女性アスリートの方は非常に多いかと思います。

女性アスリートと月経に関しては下の記事でまとめていますので参考にして下さい。

この記事では、ドーピング検査のうち競技会検査での使用可能な月経関連の薬のみを紹介していきます。競技会検査では、禁止物質の一部が検査されるので、このリストの薬はいつでも安心して使用することができます。

病院で処方される処方薬とお店で売っている市販薬に分けて紹介していきます。

注意

  • 禁止物質でも申請手続きにより「治療使用特例(Therapeutic Use Exemption:TUE)」を受けられる場合があります。
  • また使用量が少なく、尿中濃度が低ければ使える薬もありますが、そのような使用条件に制限のある薬はここでは紹介していません。
  • この記事で紹介するリストは例示であり、他にも多くの使用可能な医薬品はあります。
  • ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発医薬品と同等の有効成分を含有しているため、基本的には使用可能です。
  • 市販薬は名前全体が完全に一致することを確認してください。ほとんど同じ名前でも頭に「新」がついたり、終わりに「錠」や「会社名」あるいは「アルファベット」がついているだけで組成が異なる場合があります。

消毒薬の処方薬

では、アンチ・ドーピングとして女性アスリートが使用可能な月経関連の処方薬です。

処方薬

  • トリキュラー錠21、28(エチニルエストラジオール・レボノルゲストレル)
  • マーベロン21、28(エチニルエストラジオール・デソゲストレル)
  • ルナベル配合錠LD、ULD(エチニルエストラジオール・ノルエチステロン)
  • ヤーズ配合錠(エチニルエストラジオール・ドロスピレノン)
  • ノルレボ錠(レボノルゲストレル)
  • デュファストン錠(ジデロデステロン)
  • プレマリン錠(結合型エストロゲン)
  • プラノバール配合錠(ノルゲストレン・エチニルエストラジオール)

女性アスリートが病院で月経関連の女性ホルモン薬を処方してもらう場合にはこの中の薬を処方してもらえば安心です。

スポーツドクターや一般整形外科医であってもアスリートに対して投薬を行う場合は、このリストの中の薬を処方しておけば基本的に安心ですので参考にしてください。

なお、

ここで紹介できる薬局などで安心して購入できる月経関連の市販薬はありません。

注意

  • 月経周期の変更に用いられる混合ホルモンは使用可能です。
  • 上の注意でも書いたように、市販薬は名前全体が完全に一致することを必ず確認してください。

    ほとんど同じ名前でも頭に「新」がついたり、終わりに「錠」や「会社名」あるいは「アルファベット」がついているだけで組成が異なる場合があり、実際に名前のほとんど同じ薬は非常に多いので注意しておきましょう。

おわりに

以上、今回は2017年版の女性アスリートがアンチ・ドーピングとして使用可能な月経関連の薬を紹介しました。

スポーツ界でもドーピングは最近注目を浴びるようになってきた分野です。思いがけないうっかりドーピングや自分が処方した・選手に手渡した薬で選手がドーピング検査で引っかかってしまい、悲しい運命を辿ることがないように、今回紹介した薬の中から薬を選んで頂くと安心です。

スポーツ関係者の方には是非とも参考にして頂けましたら幸いです。

この記事を書いている人 - WRITER -
スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

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