皇后杯全日本女子サッカー選手権大会2回戦|大会ドクター報告
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
先週は非常に忙しかった。まさに寝る間もあまりなく、最近流行のブラックな仕事環境になっていました。来週末はもう臨床スポーツ医学会ですから、そろそろ口演のスライドを完成させなくてはいけませんね。
さて、先週末に引き続き、今週末も第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の大会ドクターの仕事に行ってきました。皇后杯とは男子で行われる天皇杯と対をなす女子サッカーチームの日本一を決める全国大会で、前大会では澤穂希選手が所属していたINAC神戸レオネッサが優勝を果たしたのでしたね。
今週末、この皇后杯の2回戦が開催されましたので、今回はその大会ドクター報告です。
Contents
皇后杯2回戦
皇后杯についての詳細はこちらの記事で書いていますので、詳細を知りたい方はチェック。
今週末、全国で皇后杯の2回戦が開催されました。
2回戦からはなでしこ1部リーグのチームも登場しました。当然のことながら、なでしこリーグ1部のチームとなると現なでしこJAPANの選手や元なでしこJAPANの選手も出てきます。
2回戦の結果はどうだったのでしょうか。ご紹介しましょう。
ご覧の通り、なでしこ1部リーグのチームはほぼ全てのチームが順当に勝ち進みました。さすがの強さですね。
ただ1試合だけ、なでしこ1部リーグのチームが破れてしまった試合がありました。
コノミヤ・スペランツァ大阪高槻(なでしこ1部/大阪)と対戦したニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこ2部/神奈川)が3−1で勝利して、唯一上位カテゴリーのチームを退けて勝ち上がりました。
外部リンク:JFA最新ニュース 各地2回戦の結果
2回戦を終えて、勝ち残っているチームは全てなでしこリーグ1部・2部に所属するチームとなりました。プロってさすがだなと思わされますね。
大会ドクター報告
さて、この第38回皇后杯の第2回戦にもマッチドクターとして仕事に行ってきました。
今回は初めて行く会場でした。会場に着くと、いつものようにAEDや医療品の確認をまず行いました。サッカー協会関連の仕事は、いつもAEDや医療品、OS-1などがきちんと用意されています。
マッチドクターの仕事に行くときは、知っておいた方がいいことがいくつかあります。
これらについては、今後しっかりと記事をまとめなおしますね。今回のマッチドクターの仕事では、コンタクトプレーで試合が中断することはありましたが、大きな傷病者は出ませんでした。傷病者が出ないと医師としての出番はありませんが、怪我がないのは医療者としては喜ばしいことですね。
しかし、
いつどんなことが起きても落ち着いて対応できるように、上記のようなことに対する対応の仕方は心得ておく必要があるでしょう。
おわりに
以上、今回は第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会2回戦の大会ドクターの報告でした。
平日は忙しい日々を送りながら、週末はスポーツドクターとしての仕事で埋まっています。スポーツドクターとしてはうれしい限りですが、自分のフットサルやサッカーの試合と被ると試合に行けないことも多々あります。また、結婚して家庭を持つようになると毎週末仕事に費やすのもなかなか難しくなってくるのかもしれません。
今までサッカー界を医療の面から支えてきた先生方も、おそらくは自分の時間を犠牲にしてほぼボランティアのような状況でやってこられた先生ばかりだと思います。そんな先生方を尊敬するとともに、僕もそんな人生を送りたいと思います。
日本サッカー界の発展とそこに自分が絡めることを祈って今後も頑張ります。
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