スポーツ頭部外傷の現場対応マニュアルを作成しました!
どうも、こんにちは。
整形外科医のよせやんです
よせやん
2月は海外学会から始まりましたが、本当にあっとういう間に過ぎ去ろうとしています。
日々やることが増えていくので僕もあっぷあっぷしています。
もう少しいろんなことを効率よくできるようになりたいものです・・・。
さて、今日はSpolinkで作成したスポーツ頭部外傷の現場対応マニュアルを紹介しようと思います。
スポーツ医療者から一般の方まで広く使って頂けるように、対応としては十分に、ただし用語などは平易な表現とするように意識して作成してありますので、少しでも多くの方に知って頂き、使って頂けると幸いです。
Contents
スポーツ頭部外傷
スポーツ頭部外傷についてはこのブログでも過去にかなり細かくまとめてきました。
まとめ記事はまだupdateできていないので、少し見にくいですがそこはご勘弁ください。
でも、本当にスポーツ関係者にとって、スポーツ頭部外傷の知識は大切です。
スポーツ医療者だけでなく、指導者や選手自身、その家族などすべてのスポーツ関係者にとってです。
よせやん
それは、スポーツ頭部外傷は対応を誤ると、スポーツ選手としての選手生命だけでなく、命そのものを失うことになりかねないからです。
だからこそ、本当にスポーツに関係する全ての方に、スポーツ頭部外傷が怒ってしまったときの現場での対応を知っておいてほしいんです。
そこに医者がいたらいいですが、医者がいない場で起こることも少なからずあるでしょう。
でも、対応を細かく覚えておく必要はありません。
もちろん対応自体を覚えておいてもらえたらそれに越したことはありませんが、スポーツ頭部外傷が起きた際にどういう対応をしたらいいか示してくれるフローチャートが手元にあればいいんです。
手元にさえあれば、それを見ながら対応したらいいだけなんですから。
Spolink現場対応マニュアルを作成しました!
ということで、Spolinkでスポーツ頭部外傷の現場対応マニュアルを作成しました。
早速、画像でお示ししますね。
表と裏がありますので、ラミネートで保存して頂けたらと思います。
スポーツ現場に置いて頂けると、たとえ医療者がいない際でも十分な対応が可能になると思います。
Spolinkの有志のメンバー16人(医師・看護師・理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・トレーナー)で意見を出し合って作成しました。
今までにも頭部外傷のマニュアルは各種団体が作ってくれたものがありますが、Splinkではスポーツ医療者から一般の方まで広く使って頂けるように、対応としては十分に、ただし用語などは平易な表現とするように意識して作成しました。
よせやん
ダウンロードしてスポーツ現場に置いて頂くことはもちろんのこと、スマホなどに入れておいて頂きいつでも見れるようにしておいて頂けると活用できるのではないかなと思います。
Spolinkとは
最後に、Spolinkについて少しだけ説明しておきます。
1.その地域のヒト・モノ・コトの共有と相互理解に貢献する。
2.医療ネットワークの拡大による医療水準の引き上げ、充実したネットワーク作りを図る。
3.スポーツ傷害の発生予防や競技復帰に寄与する。
4.競技力の向上に寄与する。
5.スポーツ界全体の発展に寄与する。
ことを目的に結成した組織です。
無題に人数を増やして意味をなさない組織になることは避けたいと考えているので、今は会員110名程度に限定し、まずは現メンバー間での連携構築を目指すとともに、対外的に今回のようなマニュアルを順次作成しています。
今後は連携が構築された各地域でセミナー活動なども順次開催していく予定です。
ということで、次の現場対応マニュアル(フローチャート)として、今は心肺停止時の対応マニュアルを作成中です。
少しでも多くの方に知って頂きたいので、今後も完成したら僕のブログでも紹介していこうと思います。
今後ともブログ、Spolinkともによろしくお願いします!
よせやん
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