【Spolink JAPAN】スポーツ現場での頭頸部外傷の固定・搬送マニュアルを作成しました!
どうも、こんにちは。
整形外科医のよせやんです
よせやん
しばらくリアルが忙しくSNSからフェードアウトしていました。
少しずつ落ち着いてきたのでTwitterも再開していけたらと思います。
1回止まってしまうとまた動き出すのにはエネルギーが要りますね。
というわけで今は低速でも走り続けられるように頑張ろうと思います!
さて、今日はSpolinkで作成した頭頸部外傷の固定・搬送マニュアルを紹介しようと思います。
スポーツ医療者から一般の方まで広く使って頂けるように、対応としては十分に、ただし用語などは平易な表現とするように意識して作成してありますので、少しでも多くの方に知って頂き、使って頂けると幸いです。
Contents
スポーツ中の頭頚部外傷
以前、頭部外傷に関してはSpolinkでマニュアルを作成しています。
こちらは脳震盪と重症頭部外傷の場合の対応マニュアルですが、その中で、重症頭部外傷を疑った場合に頭頸部の固定やバックボード固定、搬送する際の詳細については書いていませんでした。
頭頸部外傷はスポーツ現場では決して珍しくありませんが、重症な頭頸部外傷に出会った場合はスポーツ現場での対応がそのアスリートの一生を左右する可能性があります。
ですので、いざ出会った時にきちんと正しく行動できるように、スポーツ医療者だけでなく指導者や選手自身、その家族などすべてのスポーツに関わる方に対応を知っておいて頂ければと思います。
よせやん
スポーツ現場での対応マニュアルと題していますが、スポーツ現場に関係なく使用して頂けます。
対応を細かく覚えておく必要はありません。
もちろん対応自体を覚えておいてもらえたらそれに越したことはありませんが、現場で重症頭頸部外傷を疑った際にどういう対応をしたらいいか示してくれるフローチャートが手元にあればいいんです。
手元にさえあれば、それを見ながら対応したらいいだけなんですから。
Spolink現場対応マニュアルを作成しました!
ということで、Spolinkで頭頸部外傷の固定・搬送マニュアルを作成しました。
必要十分なことをまとめるために、頭頚部固定編とバックボード・搬送編に分けて作成しました。
では早速、画像でお示ししますね。
頭頸部固定編
バックボード固定・搬送編
表と裏がありますので、ラミネートで保存して頂けたらと思います。
スポーツ現場に置いて頂けると、たとえ医療者がいない際でも十分な対応が可能になると思います。
Spolinkの有志のメンバー19人(医師・医学生・看護師・理学療法士・柔道整復師・鍼灸師・トレーナー)で意見を出し合って作成しました。
Splinkではスポーツ医療者から一般の方まで広く使って頂けるように、対応としては十分に、ただし用語などは平易な表現とするように意識して作成しています。
よせやん
ダウンロードしてスポーツ現場に置いて頂くことはもちろんのこと、スマホなどに入れておいて頂きいつでも見れるようにしておいて頂けると活用できるのではないかなと思います。
Spolinkとは
最後に、Spolinkについて少しだけ説明しておきます。
1.その地域のヒト・モノ・コトの共有と相互理解に貢献する。
2.医療ネットワークの拡大による医療水準の引き上げ、充実したネットワーク作りを図る。
3.スポーツ傷害の発生予防や競技復帰に寄与する。
4.競技力の向上に寄与する。
5.スポーツ界全体の発展に寄与する。
ことを目的に結成した組織です。
無題に人数を増やして意味をなさない組織になることは避けたいと考えているので、会員150名程度に限定(現在はスポーツに関わる医師のみ募集しています)し、まずは現メンバー間での連携構築を目指すとともに、対外的に今回のようなマニュアルを順次作成しています。
現在もスポーツ医療者登録は継続してお願いしておりますので、スポーツ医療者の方は是非登録をお願い致します。
皆様からこういう現場の対応マニュアルが欲しいなどのご要望がありましたら、このブログの問い合わせもしくは僕のLINE@、Spolinkサイトの問い合わせ、Spolinkのfacebook、Twitterからご意見ください。
少しでも多くの方に知って頂きたいので、今後も完成したら僕のブログでも紹介していこうと思います。
今後ともブログ、Spolinkともによろしくお願いします!
よせやん
本気でスポーツ医学と運動器診療を学びたい人のために!
- どこにいても(都会でも地方でも)
- 誰でも(医師・理学療法士・鍼灸師・柔道整復師・トレーナー・学生などスポーツに関わる全ての人)
- いつでも(24時間)
利用可能なスポーツセミナー動画配信サービス!!
1週間1円トライアル実施中!!