【保存板】日本体育協会公認スポーツドクターまとめ

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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

みなさん、3連休をいかがお過ごしでしょうか。僕は昨日、今日は夜飲み会がありますが、それ以外は日々のたまった仕事、やり残した仕事をこなすために有意義に使えています。本当は遊びに行きたいんですけどね。

さて、スポーツドクターの資格は日本には3つあるのでしたね。

日本医師会認定スポーツ医 
日本体育協会公認スポーツドクター 
日本整形外科学会認定スポーツ医

スポーツドクターになるには|取得できる資格とその方法を紹介!

2015.11.04

今日はこの日本で取得できる3つのスポーツドクターの資格のうちの1つであり、1番大切な資格になるであろう「日本体育協会公認スポーツドクター」の資格について、日本体育協会公認スポーツドクターとは何なのか、資格取得の方法やその流れ、資格の更新まですべてをまとめていきます。

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日本体育協会公認スポーツドクターとは

日本体育協会公認スポーツドクターとは、名前の通り日本体育協会が公認するスポーツドクターの資格を得た医師のことです。略して日体協スポーツドクターとも呼ばれていますね。平成28年6月17日現在、日本体育協会公認スポーツドクターの資格取得者は4,478名です。

日本体育協会公認スポーツドクターの役割は、

公認スポーツドクターの役割

・スポーツマンの健康管理、スポーツ障害、スポーツ外傷の診断・治療・予防研究など。

・競技会などにおける医事運営ならびにチームドクターとしてのサポート。

・スポーツ医学の研究、教育、普及活動を通して、スポーツ活動を医学的な立場からサポート。

と定義されています。

国民体育大会やオリンピックなどトップレベルの大会ドクター、チーム帯同ドクターは、基本的にこの日本体育協会公認スポーツドクターでなければできないことになっています。医事運営に携わる人数が不足している場合はこの限りではありませんし、絶対的な条件ではないみたいですが。となれば、スポーツドクターを志す人は必ず持っておきたい資格であると言えるでしょう。

外部リンク:日本体育協会公認スポーツドクターとは

資格を取得する条件

まず、最初に資格を取得する条件を確認しておきましょう。
条件は「その年の4月1日時点で日本国の医師免許取得後4年を経過しており、本会または本会加盟(準加盟)団体より推薦され、本会が認めた者」とされています。

この資格は日本医師会認定健康スポーツ医と異なり、取得のハードルがかなり高いです。
 なぜならば、上述の通り

各都道府県の体育協会もしくはその加盟団体からの推薦が必要となる

からです。 
僕の所属する都道府県の場合、都道府県からの推薦は毎年1〜2人とのことで、現在医師11年目の先輩医師がまだ順番待ちをしているのが現状です。というわけで各都道府県の推薦を使って応募する場合は資格を取得できる年次がかなり遅くなってしまう可能性が高いです。この推薦をもらうというのが、この資格を取得する上での最大の山場です。

早く取得した場合は加盟団体からの推薦を頂くのがいいでしょう。ただし、当然のことながらその加盟団体でスポーツドクター活動している必要があります。僕の場合は、都道府県内のサッカー関連の仕事は現状ほぼ任してもらっています。ですので、医師5年目となる来年(資格取得が可能になる年次)に加盟団体からの推薦を頂ける予定になっています。

僕は都道府県スポーツ協会からの依頼のマッチドクターに行った際に代表の方に直接、サッカー協会から推薦して頂くことが可能かどうか確認しました。今までこの経路で資格を取得した人は誰もいなかったようです。今までの方はそこまで調べておらず、ただ漠然と順番待ちをしていたというのが実際のところでしょう。道は自分で切り開いていきましょう。

公認スポーツドクター養成講習会

資格を得るためには、日本体育協会において計画・実施される公認スポーツドクター養成講習会を受講し、基礎科目Ⅰ・Ⅱ(25単位)応用科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(27単位)を修了する必要があります。1単位を得るために1時間の講義を受ける必要であり、合計で52時間の講義を受ける必要があるわけですね。

注意事項として、

・講習は単位制とし、各科目においてはI・IIあるいはIIIのいずれからでも受講できます。

・日本医師会認定健康スポーツ医の資格保有者または日本整形外科学会認定スポーツ医学研修会の総論(25 単位)または総論 A 修了者は、基礎科目が免除されます。

・応用科目は、前年度までに基礎科目を修了した者(日本体育協会発行の「基礎科目 修了証明書」保有者)または基礎科目免除者が受講できます。

・同一年度内に基礎科目と応用科目を同時に受講することはできません。

・各科目の定員には、過年度継続受講者を含みます。

ちなみに費用は、基礎科目からの受講者は50,400円(教材費含む)、応用科目からの受講者は28,800 円(教材費含む)です。 

資格取得の流れ

続いて、資格取得の流れです。わかりやすいように経時的に全体的な流れを図で示します。

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図:日本体育協会公認スポーツドクターの資格取得の流れ

しかし、図を見てもらうとわかるかと思いますが、基礎科目と応用科目は同一年度内に受講できないため、普通にカリキュラムに沿っていくと資格取得までには2年以上かかってしまいます。最速の医師5年目に受講できることになったとしても、その年に基礎科目、翌年の医師6年目に応用科目を受講すると、資格を取得できるのは医師7年目の10月になってしまいます。

うーん、なかなか時間がかかりますね。もっと早く取得する方法はないのでしょうか。

それがあるのです!そうです。

日本医師会認定健康スポーツ医の資格を取得していれば基礎科目の受講が免除されるため、1年早く資格を得ることができます。

そういう意味でも、早くに日本医師会認定健康スポーツ医の資格を取っておくことは非常に意味があるでしょう。日本医師会認定健康スポーツ医のまとめはこちらの記事で確認してくださいね。

【保存板】日本医師会認定健康スポーツ医まとめ

2015.12.24

資格の更新

最後に日本体育協会公認スポーツドクターの資格の更新についてです。

日本体育協会公認スポーツドクターの資格は登録から4年間有効です。ですので、この資格有効期限を迎える6ヶ月前までに、最低1回は日本体育協会が認める研修会に参加しなければなりません。各年度の研修会については、研修未修了の方に日本体育協会より年度初頭に案内してくれます。

まあ、普段からスポーツ関連の勉強会や学会に参加していれば、単位の申請さえ忘れなければ問題ないでしょう。日本体育協会公認スポーツドクターの義務研修については下のサイトを参考にして下さい。

外部リンク:日本体育協会公認スポーツドクター義務研修

おわりに

以上、今回は日本体育協会公認スポーツドクターについてまとめました。

スポーツドクターを志しているのなら可能な限り早く各資格を取っておきたいところでしょう。特に、この日本体育協会公認スポーツドクターの資格は将来1番大切な資格になってきます。

この記事が資格取得を考えている方の一助になれば幸いです。

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