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テーピングの目的|けがの予防やリハビリ、フォーム矯正にも有用です

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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。

昨日、少しテーピングの内容について触れましたが、まだテーピングについて基本的なことをまとめたことがありませんでしたのでまとめておきます。

テーピングは「けが」をしたときにだけ使用するものと思っていませんか

基礎的な内容になりますので、ちょっとおもしろくないかもしれませんが、上の質問に「ギクッ」とした方は、よければ基本的な知識を整理するために読んでみてください。

よせやん

今回はテーピングの目的についてお話ししようと思います。

テーピングの目的

テーピングは「けが」をしたときにだけ使用するものと思っていませんか?

昨日も勉強しましたが、もう一度基本から確認します。

テーピングは次の目的で行われます。

テーピングの目的
  • 「けが」の予防
  • 救急処置
  • 「けが」をした状態でのプレー
  • アステチック・リハビリテーション
  • 運動フォームの矯正 

この記事では、これらについて詳しくみていきましょう。

「けが」の予防

まず、「けが」の予防としては、以下の3つに分けられます。

①一次傷害発生の予防としてのテーピング

「けが」をしていない身体健全なスポーツマンが、これからスポーツを行うというときに、そのスポーツで起こりやすい傷害の身体部位に行います。

あらかじめテープで関節部を緊縛することによって、関節部の抵抗力を補強したり、また、テープで関節部の可動域を制限することによって、バランスを保つようにしたりして、スポーツによる一時傷害の発生を予防します。

②傷害再発の予防処置としてのテーピング

以前に「けが」をして、そのけがによる傷害は今では治っているけれども、不用意にスポーツを行うとその「傷害」が再発すると予想される場合に補強(予防)すべき身体部位に行います。

これによって、傷害の再発を予防します。

③二次傷害発生の予防としてのテーピング

ある身体部位に、骨折・捻挫・靭帯断裂などによる機能後遺症があると、運動中に全身のバランスを失い、そのために新たな傷害(二次傷害)を引き起こすことがよくあります。

この二次傷害を予防するため、その後遺症のある身体部位に行います。

アスレチック・リハビリテーションとテーピング

内容

アスレチック・リハビリテーションは、けがをしたスポーツマンに対して行われるもので、その目的は「けが」の回復を図るとともに、治療期間中に低下した身体機能力をも回復させて、早くスポーツに参加できるようにすることです。

アスレチック・リハビリテーションは、次の手順で進めていきます。

アスリハの手順
  1. 関節の可動域を段階的に制限解除していく。
  2. 軽度のトレーニングにより、患部および全身の筋力を、どうにかスポーツを行える程度、そして「けが」の再発を予防できる程度にまで回復させる。
  3. 中等度のトレーニングにより、そのスポーツで特に必要な筋力・瞬発力・筋持久力・敏捷性などの体力を回復させる。 

テーピングの効用

アスレチック・リハビリテーションにおいてテーピングを活用すると、次のような効果があると考えられます。

アスリハにおけるテーピングの効果
  1. テーピングは患部の可動域を制限することができるので、それによってトレーニングによる患部の悪化や傷害の再発を予防できる。
  2. テーピングは、トレーニングの際に身体の可動域を患部に疼痛を感じる一歩手前の範囲内に制限することができるので、トレーニング実施者は不安なくトレーニングできる。
  3. ②の効用に関連し、リハビリテーションの効果を高めることができる。 

運動フォームの矯正

テーピングが特に有用なのは、以下のような運動フォームの矯正を行う場合です。

運動フォームの矯正
  • 野球のバッティング
  • ゴルフのスイング
  • 円盤投げのフォームなど

これらのフォームの矯正にテーピングを活用すると、該当箇所の関節運動が制限されるので、誤ったフォームにならない範囲で、打つ・投げるなどの動作を繰り返すことができます

この「関節の運動制限」をある期間続けていると、やがてその動作が身に付き、ついにフォームの矯正に成功します。

正しいフォームで打ったり投げたりすることは、技術の向上につながり、やがては記録の向上に結びつくと考えられます。

参考図書

 おわりに

以上、今回はテーピングの目的に関してまとめてみました。

テーピングは「けが」をしたときに使用するだけでなく、アステチック・リハビリテーションや運動フォームの矯正にも使用されるわけです。

また、足関節捻挫や肉離れなどの代表的な疾患に対するテーピングの仕方は覚えておいた方がいいでしょうね。

機会があればまとめてみようと思います。

よせやん

 

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