【日本スポーツ内科学会】今後の開催予定および5月開催の全国スポーツ内科講習会@金沢・仙台について案内!
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
年度変わりが近づいてきましたね。
4月はスポーツ関係の仕事や学会など予定が目白押しですので、新年度を迎える前にやり残したことをやらなくてはいけませんね。
検診や学会抄録、スライド作成、そして基礎実験・臨床研究などやることがありすぎますが、頑張っていきたいと思います。
さて先日、2019年3月に設立された日本スポーツ内科学会とそれに合せて開催される第1・2回全国スポーツ内科講習会について案内をしました。
今回は全国スポーツ内科講習会の今後の開催予定および参加申込が開始された第3回・第4回講習会についてお伝えしようと思います。
Contents
日本スポーツ内科学会とは
最初に、もう一度日本スポーツ内科学会についてお話しします。
もうだいぶ前の話になりますが、僕がブログを始めてしばらくしてスポーツ内科医の田中祐貴先生(@Yuki_Tanaka1127 )からご連絡を頂きました。
田中先生は、2018年の日本臨床スポーツ医学会のランチョンセミナーで講演をされたり、月曜から夜ふかしに出演されているようなアカデミックかつ知名度の高い先生です。
そのご縁で、僕自身のキャリアに関してやSpolinkのことについても度々アドバイスを頂いていました。
今はSpolinkの医療者検索サイトにも登録頂いていますし、Spolinkにもメンバーとして加入して下さっています。
そんな田中先生が、2019年3月1日に一般社団法人 日本スポーツ内科学会を設立されます。
スポーツ内科は近年、認識が広まってきた分野ですが、逆に今まで学会がなかったのが不思議なくらいの領域です。
心臓突然死やスポーツ貧血、運動誘発喘息などを、一般内科医ではなくアスリート専門で診ることのできる医師は必ず必要でしょう。整形外科の一般整形外科とスポーツ整形外科と同じように、スポーツ内科はやはり一般内科とは少し異なるものです。
僕個人としても、この日本スポーツ内科学会が、日本のスポーツ医療界にスポーツ内科の必要性を啓蒙したり、知識を一般化してくれる存在になることを期待しています。
よせやん
全国スポーツ内科講習会
そんな、日本スポーツ内科学会の最初の活動として、なんと4月からの半年間で全国12都市で、全国スポーツ内科講習会を開催されるそうです。
1会場で定員200名としており、全国で2,400名のスポーツ関係者・医療関係者を巻き込む規模のものになります。
よせやん
第1回は東京、第2回は鹿児島で開催されることを前回お伝えした通りです。
その後、全12回の開催地が決定したそうなので、まず今後の開催予定をお伝えしましょうか。
4月 東京・鹿児島
5月 金沢・仙台
6月 広島・大阪
7月 高松・名古屋
8月 京都・横浜
9月 札幌・福岡
多くの地域で開催されるので、興味のある方はお近くの地域で参加されてはいかがでしょうか。
第3回・第4回参加申し込み開始
そして先日、第3回金沢および第4回仙台開催の全国スポーツ内科講習会の参加申込が開始されました。
趣旨
スポーツ内科の基本知識を広く知ってもらい、スポーツドクター 、スポーツ栄養士、トレーナーなどスポーツに関わる医療職の資質向上と連携を促進する。
日時/会場
第3回
- 日時:2019年5月12日(日)10-17時
- 会場:金沢(金沢商工会議所 ホール)
第4回
- 日時:2019年5月19日(日)10-17時
- 会場:仙台(夢メッセみやぎ 本館第大ホール)
対象
- 医師・管理栄養士・理学療法士・柔道整復師・トレーナー・看護師などスポーツに関わる医療職やそれらを目指す学生
- スポーツ内科分野に興味のあるアスリート・指導者
内容
- スポーツ内科 総論(スポーツ内科を活かしたコンディショニング)
- スポーツ内科 各論(スポーツ貧血・運動誘発性喘息・女性アスリートの無月経・オーバートレーニング症候群など)
- 症例検討(実際の症例を通じて血液検査結果の解釈の仕方を開設)
参加費
- 医師:12,000円
- 一般:8,000円
- 学生:4,000円(大学院生含む)
定員
200名
申込方法
参加費は少し高いですが、内容は非常に勉強になると思いますので、スポーツ内科に興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。
よせやん
認定スポーツドクター 、認定スポーツ内科パートナー
ちなみに、案内を拝見していて気になったのが、以下の文面(上の案内にはありません)。
当講習会の受講者は、2020年度に開始予定の「日本スポーツ内科学会認定スポーツドクター」「日本スポーツ内科学会認定スポーツ内科パートナー」資格試験を優先的に受けることが出来ます。
「日本スポーツ内科学会認定スポーツドクター」は十分なスポーツ内科知識を持ちスポーツ内科診療が可能な医師に、「日本スポーツ内科学会認定スポーツ内科パートナー」は適切なスポーツ内科知識を持ち必要に応じてスポーツ内科医と連携が可能な管理栄養士、理学療法士、トレーナーなどに与える予定の学会認定資格です。
日本スポーツ内科学会の認定スポーツドクターとそれ以外の職種のために認定スポーツ内科パートナーという資格を試験ありで作るご予定のようですね。
これは、内科医じゃなくても取得できるのかな?
そうだったらせっかくなので取得したいと思いますが。
よせやん
おわりに
以上、今回は全国スポーツ内科講習会の今後の開催予定および参加申込が開始された第3回金沢、第4回仙台の講習会について案内しました。
個人的には、日本のスポーツ医療体制には伸び代がまだたくさんあると思っています。
何と言ってもアスリートやそれに関わる方に必要な知識が、トップレベル以外にはあまり知られていないことが改善されるだけでもスポーツ医療を取り巻く環境が大きく変わってくる可能性があると思います。
スポーツ栄養のこと、スポーツ内科のこと、スポーツ外傷のこと、などなどアスリートとそれに関わる人に必要な知識はたくさんありますが、それをトップレベルだけのものにするのではなく、育成世代まで広く浸透して当たり前のことにすることが日本のスポーツ界をさらに1つ上のレベルに引き上げることに繋がるのではないでしょうか。
よせやん
スポーツ医学検定だったり、この日本スポーツ内科学会だったり、少しでもそういった部分を改善しようと動かれている方に勇気をもらいながら、僕も少しでも何かしら動けたらと思います(僕個人が表に出ることはないと思いますが)。
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