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前十字靱帯(ACL)損傷後、再建手術をしないで放置するとどんな経過を辿るのか?

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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
詳しいプロフィールはこちら

 

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

よせやん

最近、動き過ぎで疲れきっていました。

身体がだるいし、のどが痛い・・・。

睡眠不足もあって風邪をひいていたみたいです。

 

でも、昨日はフットサルの練習には行ってだるいながらしっかり練習してきました。

フットサルを終えてからはすぐに帰宅し、ゆっくりお風呂に入ってご飯を食べて寝ました。

おかげさまで、今日は幾分か楽になりました。

 

さて、今日はまた膝前十字靭帯(ACL)損傷についてやっていきましょう。

 

今回はACL損傷を手術加療せずに放置するとどうなるのか?ということについてお話しします。

 

最近は、ACL損傷はほとんど手術的に加療されますが、今でも病院によっては保存的に加療されている場合があります。

もちろん患者さんも保存的治療に納得していれば全然いいのですが、後になってこんなことならあの時手術をしておけばよかったと思わないように、ACL損傷を手術加療せずに放置した場合、どのようなことが起こりうるのか知っておきましょう。

ACL損傷を放置するとどうなるのか

僕は基本的にACL損傷に対して積極的に手術をする病院にしか勤めたことがないので、ACL損傷の患者さんを保存的に診たことはありません。

しかし、若い時にACL損傷を受傷して手術をせずに経過観察となっていて、30〜40代になって膝がボロボロになってから病院を受診した患者さんは何人も見てきました。

 

 

ただ、僕は病院にきた人だけを見ているので、もしかしたら病院に来ることなく経過良好に過ごしている人の方が多いのかもしれませんよね。

 

というわけで、実際のところどうなのかを文献的なデータを紹介していきましょう。

よせやん

ACL損傷を放置すると経時的に関節軟骨損傷、内側半月板損傷の有病率が増加

ACL再建時の鏡視所見に基づく調査では、受傷から再建術までの待機期間が長い場合、関節軟骨損傷半月板損傷の頻度が増加したことが報告されています。

若年(平均年齢15歳)のACL損傷患者に対する調査でも、受傷から再建術までの待機期間が長い場合、内側半月板損傷の発生ないし損傷の程度が悪化する頻度が増加していたことが報告されています。

 

また、ACL再建術前に2回のMRI撮像(1回目は受傷後平均8.5ヶ月、2回目は受傷後平均46.9ヶ月)を行なった症例を検討した研究もあります。

こちらの研究では以下のことが報告されています。

 

内側半月板損傷の頻度は1回目よりも2回目の検査で有意に増加していた。

特にACL損傷時の年齢が高い場合は関節軟骨損傷の頻度が増加し、男性は女性よりも半月板損傷の頻度が増加していた。

 

ACL損傷再建術時の関節鏡視所見による調査でもほぼ同じ内容の結果が得られています。

加齢に伴い関節軟骨損傷のオッズ比が上昇し、男性は女性と比較して外側半月板および内側半月板半月板のオッズ比がともに上昇していた。

 

ただし、ACL損傷後、活動レベルは下がるものの、短期・中期的には自覚的な膝機能評価・筋力は比較的良好なことが多いのは事実でしょう。

よせやん

以上のことをまとめると、

ACL損傷後、短期・中期的には自覚症状は良好なことが多いが、時間の経過と共に関節軟骨損傷・半月板損傷の頻度が増加する

ということが言えるかと思います。

 

参考図書

2019年に発売されたACL損傷の診療ガイドラインです。

詳しい文献はこちらのガイドラインを参照して下さい。

 

ガイドラインシリーズは非常に勉強になりますよ。

よせやん

 

おわりに

以上、今回は膝前十字靭帯(ACL)損傷を放置するとどうなるのかについてお話ししました。

 

今回のことからは、若年者や活動性が高い人は手術加療をした方がいいということが言えるでしょう。

関節軟骨損傷や半月板損傷が進んでから病院を受診しても、現代医学では元の状態に戻すことはできません・・・。

 

ただし、ACL損傷後の長期的な経過はエビデンスが乏しく不明な点が多いのも実際のところではあります。

今後、大規模な長期的なデータが出てくるといいですね。

 

しばらくは引き続きACL損傷についてまとめていきます。

 

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