整形外科医に必須の身体診察を学ぶためのおすすめ教科書【厳選6選】
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
連休明けの昨日は朝からずっと手術づくしでした。
外傷の手術は予習をしっかりしておけば問題なく執刀できる気がしますが、関節鏡の手術は本当に難しい。
本当にできるようになるのかと不安な気持ちが強くなってきます。
とりあえず今は勉強はしっかりして数をこなしたいと思います。
昨日は手術の後、病院見学で整形外科を回ってくれた医学部の学生さんをご飯に連れて行き、そのあと病院に戻って病棟業務をしていました。
それが終わって医局で手術記事を書こうと思ったら、疲れからかと思いますが寝落ちしてしまいました。
仕事でこんなに疲れたのは本当に久しぶりです。
というわけで、昨日は記事もアップできずでした。
休みの日にある程度書き溜めしておかないと毎日の更新はやはり難しそうです。
さて、今日は前回に引き続き、教科書シリーズです。
今回は整形外科医の外来診療の際に必須となる「身体診察」についての教科書を紹介します。
外来診療において、身体診察は必須です。
特に整形外科領域では1番大切な知識と言っても過言ではないでしょう。
よせやん
今回はこの「身体診察」についての教科書を紹介していきます。
Contents
昔ながらの良書
では、まずは昔からある身体診察の教科書(つまり良書ですね)を紹介していきます。
1冊目はこちら。
非常に有名な教科書ですね。
四肢と脊椎の診察におけるシンプルですが非常に内容の濃い教科書です。
特に、視診と触診の重要性を学ぶことができます。
ページ数は多くないので通読しておくことをお勧めします。
よせやん
1984年に出版されたものですが、古さを感じさせない、読み応えのある教科書です。
次に併せて読みたいこの教科書です。
整形外科医にとって、脊髄・神経根障害レベルの理解は必須です。
脊椎疾患の患者さんは多いですし、腰椎麻酔を行う上でも脊髄・神経根障害レベルをきちんと理解している必要があります。この教科書には素晴らしい図とともに、髄節を覚えるためのtipsがたくさんあります。
こちらも分厚い教科書ではないので、通読しておくことをお勧めします。
よせやん
僕もこの2冊は大学病院に勤務していた時期にどちらも読みました。
目で見て勉強できるおすすめ教科書
次に、整形外科の身体診察を目で見て勉強できる教科書を紹介します。
まず、お勧めしたいのがこちらの教科書ですね。
これは整形外科の徒手検査法の教科書ですが、すべての徒手検査法についてイラストで解説してくれてあり、実際にどうすればいいのかが非常にわかりやすいです。
イラストが豊富なので、読みやすく、頭に入りやすいでしょう。
この記事を書きながら内容を再度見ていましたが、再度目を通したいなと思える教科書です。
次にこちらです。
こちらは写真を見ながら整形外科のテスト法のやり方を学ぶことができます。
整形外科医だけでなく、身体診察が必要がである鍼灸師、柔整師、学生にとっても充実した内容と言えるでしょう。
もう一冊紹介しておきましょう。
新しい教科書ならこの教科書がおすすめです。
この教科書では実際の手技をDVDで見て学ぶことができます。
診察方法はどうしてもイラストや写真だと伝わりきらないところがあるかと思いますが、動画を見るとすんなりとすぐに理解することができるでしょう。
ポケットサイズの教科書
最後に白衣のポケットに入れておくといい教科書を紹介します。
整形外科領域の86の徒手的テストをコンパクトにまとめたポケット版です。
白衣のポケットに入る大きさですが、豊富なオリジナル写真と手順にそった説明がなされており、臨床現場で必要なときにテストの手技がぱっと確認することができます。
診察法を確認しながら外来をしたい研修医や整形外科医になりたての先生は是非ポケットに入れておくといいでしょう。
よせやん
おわりに
以上、今回は整形外科の身体診察を学ぶためのおすすめの教科書を紹介しました。
身体診察は整形外科医にとって非常に大切で必須なものです。
しっかり勉強しておきましょう。
こう書いていると、勉強することって本当にたくさんありますが、1つ1つ勉強してできるようになっていきましょう。
僕も頑張ります!!
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