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チェックすべきスポーツ医学の最新のオススメ教科書を紹介|2019年6月

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

よせやん

さて、ブログをサボっている間に日本整形外科学会・JOSKASに参加してきました。

これらの学会の書籍販売コーナーで見つけた最近出版された整形外科・スポーツ医学の教科書のうち、気になったものを厳選して2回に分けて紹介しようと思います。

 

今回はスポーツ医学の教科書を紹介します。

やっぱり手に取らないとわからないところがあるかと思いますが、僕が学会場で実際に手にとって、または購入して感じたところを紹介していこうと思います。

Contents

サッカー医学

まず、サッカー医学の教科書を紹介します。

 

以前から紹介している日本サッカー協会によるサッカー医学テキストです。

サッカーに関わるすべての方に是非読んでおいて欲しい教科書です。

僕のブログも大いに参考にさせてもらっています。

 

2019年に第2版が出版されて内容も新しくなっているので、サッカー関係者でまだ持ってない方や第1版しか持っていない方は是非とも購入を検討して頂ければと思います。

よせやん

野球医学

次に、野球医学の教科書を紹介します。

 

こちらは野球医学についての教科書ですが、月刊誌「臨床スポーツ医学」2015年(Vol.32)臨時増刊号として刊行され、大好評だった「野球の医学」が書籍化したものです。

書籍化にあたって項目の追加ならびに大幅な加筆が行われており、より実践的な書となっています。

 

標準的な治療はもちろんのこと、野球選手に特化したリハビリテーション・エクササイズの解説を豊富に掲載し、受傷者の競技復帰支援と障害の再発予防に必ず役立つ一冊です。

よせやん

スポーツ膝の臨床

続いて、スポーツ膝についての教科書です。

 

以外に新しくはないですが、紹介したことはなかったと思うので紹介しておきます。

この教科書は、スポーツ膝診療に関わるすべてのスタッフ、学生のためになりそうなスポーツ膝診療の実践書です。

診断、治療から後療法、予防への取り組みまで解説されており、全章にわたり、最新の症例写真・イラストが多数使われていて読みやすいです。

 

スポーツと腰痛

次は、スポーツと腰痛の教科書です。

アスリートを診ていると腰痛で悩んでいる選手には必ず出会うことになると思うので、腰痛に関してはきちんと勉強しておくといいでしょう。

 

こちらは少し古い教科書ですが、スポーツ選手の愁訴の中でも頻度の高い腰痛の予防・治療についての理解を深め、実際の診療における手引き書として活用できる一冊になりそうです。

スポーツに伴う腰痛(腰椎疾患)の現状、腰痛発生メカニズム・原因、診断、治療(保存療法、手術療法、リハビリテーション)、予防を柱として、整形外科医、理学療法士、トレーナーが執筆しています。

これらの職種に加え、リハビリテーション医も含めたスポーツ診療に携わる関係者には非常にためになる教科書だと思います。

 

もう一冊紹介します。

なぜ腰痛の85%が原因不明と言われているかについて解説し、謎の腰痛という既成概念を払拭することを謳っている教科書です。

各病態に対し、診断・治療を担当する医師と運動療法を担当するアスレティックトレーナー や理学療法士が共同執筆しています。

 

医師による確定診断と治療、それに続くEvidence based exercise、この両者により腰痛治療に加え、再発予防が可能となると述べられており、治療の目標を低侵襲治療と最先端コンディショニングで「100%を超える身体」として現場復帰を促すことを極意とした教科書です。

 

もちろん怪我をした方がよかったという意味ではなく、アスリートが怪我をした際に元よりも良い状態で現場復帰できるように手助けしてあげたいとのお気持ちで書かれた教科書だと思います。

よせやん

頭頸部・体幹のスポーツ外傷

次は、頭頸部・体幹のスポーツ傷害の教科書です。

 

頭頚部・体幹の外傷は重症化を許せば生命予後を左右しうるものです。

元の競技レベルでスポーツに復帰することはおそらく全てのアスリートの望みであり、そのためには初期診療を含めた適切な診断と治療法の選択、復帰のための指導が欠かせないでしょう。

 

この教科書では、脳神経外科・整形外科の双方の視点から、スポーツ外傷発生の瞬間から現場ではどうすべきか、どのような検査を行い、保存あるいは手術の判断を下すか、いかなる復帰スケジュールを組むか、あるいは引退を促すか、といった治療の流れをスペシャリストの知見をもって学ぶことができます。

よせやん

スポーツ傷害のリハビリテーション

最後はスポーツ傷害のリハビリテーションの教科書です。

 

僕が最近現場で思うのは医師もリハビリについてしっかりと理解しておくべきだということです。

そう感じてからリハビリの教科書もよく手に取るようになりました。

よせやん

というわけで、スポーツ傷害のリハビリテーションの教科書も紹介しておきます。

この教科書は、写真を使って部位毎の回復段階に応じた「リハビリテーションの実際」についてわかりやすく解説してくれています。

スポーツ診療に携わる医師はもちろんのこと、アスレティックトレーナーや理学療法士・作業療法士養成校の学生や理学療法士・作業療法士にとって必要な情報が網羅された充実の内容だと思います。

 

もう一冊紹介しておきます。

こちらも比較的新しい教科書ですが、特にアスレティックリハビリテーションに特化したものです。

代表的なスポーツ外傷・障害のアスレティックリハビリテーションについて、現場のニーズを熟知したプロフェッショナルが詳細かつ丁寧に解説してくれています。

代表疾患の発症メカニズムと臨床診断、リハビリテーション、競技復帰・再発予防プログラムについて、競技現場に特化させた手法を学ぶことができそうです。

 

おわりに

以上、今回は足の外科の書籍コーナーでチェックした最近出版された整形外科のうち気になったものを厳選して紹介しました。

 

僕は学会に行くと必ず書籍コーナーに立ち寄ります。

自分が興味あって参加している学会の内容に関係のある教科書が多いですし、教科書の立ち読みができるのも大きいですよね。

やっぱり手に取らないとわからないところがありますので。

 

最近では新しい教科書をチェックするのも学会に行く楽しみの一つになっています。

また学会、勉強会などに行った際に新しい教科書が発刊されていたらご紹介します。

よせやん

 

 

 

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