健康スポーツ医学講習会|健康スポーツ医の資格のために受講しよう!

どうも。こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
今日は日本医師会認定健康スポーツ医の資格を取るため、講習会で東京に来ています。
スポーツドクターの資格については次の記事を参照してください。
日本医師会認定健康スポーツ医の資格を取るためには、健康スポーツ医学講習会を受講する必要があります。
というわけで今回は日本医師会健康スポーツ医学講習会に関してお話しします。
Contents
日本医師会健康スポーツ医学講習会
日本医師会認定健康スポーツ医の資格を取るためには10月と11月にわざわざ東京まで出向いて、2日間みっちりの講義×2回(前期・後期)を受講する必要があります。関東から遠方の先生は本当に大変だなと思います。
講習会の講義の内容としては
前期1日目
①スポーツ医学総論
②神経・筋の運動整理とトレーニング効果
③呼吸・循環系の運動生理とトレーニング効果
④発育期と運動ー小児科系
⑤運動と栄養・食事・飲料
⑥運動のためのメディカルチェックー整形外科系
⑦中高年者と運動ー内科系
前期2日目
①メンタルヘルスと運動
②女性と運動
③内分泌・代謝系の運動生理とトレーニング効果
④運動のためのメディカルチェックー内科系
⑤中高年者と運動ー整形外科系 ⑥発育期と運動ー整形外科系
後期1日目
①運動と内科的障害ー急性期・慢性期
②障害者とスポーツ
③スポーツによる外傷と障害(2)下肢
④スポーツによる外傷と障害(3)脊椎・体幹
⑤スポーツによる外傷と障害(4)頭部
⑥運動負荷試験と運動処方の基本
後期2日目
①スポーツによる外傷と障害(1)上肢
②運動療法と利はリハビリテーションー運動器疾患
③アンチ・ドーピング
④保健指導
⑤運動療法とリハビリテーションー内科系疾患
⑥スポーツ現場での応急処置ー内科系ー整形外科系
となっており各講義はみっちり1時間です。
ちゃんと講義を聴いて勉強しなきゃとは思うんですが、 1日通してしっかり講義を聴くのはなかなか難しい。興味がある分野はやっぱり面白くてしっかり聞いているのですが、 ちょっと興味を外れると睡魔が襲ってきます。
実際に講習を受けて
今回は後期1日目の③スポーツによる外傷と障害(2)下肢の講義をなでしこジャパンのチームドクターをされている原先生が講義して下さいましたので、こちらは目をバチバチにして聞いていました。サッカーをずっとやってきた自分にとっては一番興味のある分野ですしね。
あと、運動負荷試験と運動処方の基本を庄野先生がされていました。 庄野先生には臨床スポーツ医学会学術集会でサプリメントに関する発表をした際に座長をして頂いたんですよね。 ということもあって、しっかり勉強させて頂きました。
前期・後期の講習会を修了すると日本医師会から修了証を発行してもらうことができます。 無事、修了証を取得すると晴れて日本医師会認定健康スポーツ医の申請をすることができます。
とはいえ、結局は申込みをして、講義を受講するだけなので取得するハードルとしては高くないと思います。
スポーツドクターを目指す方はまず最初に日本医師会健康スポーツ医の資格を取得することをオススメします。
この資格を持っていると、日本体育協会認定スポーツドクターの資格を取得する際に、基礎の講義(2日間)が免除されるので後々楽になります。
おわりに
以上、今回は日本医師会認定健康スポーツ医の資格をとるために受講しなくてはいけない健康スポーツ医学講習会についてお話ししました。
明日は後期2日目の講習会がありますので、少しでも多くのことを吸収して帰りたいと思います。 なるべく寝ないように少しでも勉強したものです。この講習会を終えて、申請をすれば日本医師会認定健康スポーツの資格を取得することができ、一応資格的にスポーツドクターを名乗れるようになると思うとテンション上がりますね。
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