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日本vsタイ|ハリルJAPANが最終予選初勝利!

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

今日はサッカーW杯のアジア最終予選の日本vsタイ戦でしたね。前回のUAE戦でまさかの黒星を喫し、冗談じゃなくW杯本戦への出場が怪しくなったいる日本。何があっても勝たなければいけない試合でした。

タイまではさすがに見に行けないので、今日は病院で観戦しました。なんとか2−0で勝利し、最終予選初勝利を挙げましたが、どのような内容だったのでしょうか。今日も例のごともどんな試合だったのか解説をしていきます。

Contents

日本代表スタメン

日本代表のスターティングメンバーです。

GK  西川周作

DF  吉田麻也、森重真人、酒井高徳、酒井宏樹

MF  長谷部誠、香川真司、本田圭祐、原口元気、山口蛍

FW  浅野拓磨

前回の試合からスタメンは3人変更になりました。今回変更があったのは、大島→山口、清武→原口、岡崎→浅野です。前回の試合で落ち着いていいプレーをしていた原口がスタメンに入りました。

大島もまだ落ち着きが足らず、2失点に繋がるミスをしてしまったので山口がスタメンに抜擢されたのは妥当な気がします。浅野もまだ荒削りな面がありますが、足の速さを活かしたワンポイントの突破力は魅力的ですね。

前半

この試合も日本代表のペースでスタートしました。サイドチェンジを織り交ぜたいい攻撃をしていましたが、なかなか得点できない日本。この状況を打ち破ったのは今回スタメンに入った原口でした。

前半18分、右サイドから酒井宏がダイレクトで上げたセンタリングに、本田が相手を引きつけ、その後ろでフリーになった原口がヘディングで見事なコースに流し込み先制点を奪います。前回のUAE戦で交代してからいいプレーをしていましたが、その勢いのままに本当に貴重な先制点を決めました。

前半24分、左サイドのペナルティエリア内でスピードで相手を振り切った浅野が、ゴール前に走り込んだ本田へ送り込み、触ればゴールという最高のパスでしたが、荒れたグランドでボールが跳ねてまさかの空振り。決定的なチャンスを逃します。

その後もサイド攻撃を中心にタイのゴールに迫る日本。前半のうちに追加点が欲しい展開ですが、追加点を決めるには至らず、そのまま1−0で前半が終了しました。

後半

ハーフタイムを終えて、日本代表に選手交代はありませんでした。

後半に入っても、日本代表のペースで試合を進めます。何度も決定的なシーンを作るものの、例のごとく追加点が取れない日本。この展開だと、カウンターで一発食らって同点…という最悪のシナリオがどうしても頭に浮かんでしまいます。

そして、その悪い予感は的中しかけます。後半25分、日本は高い位置でボールを奪われ、タイのカウンターを食らいます。タイのティーラシルと西川の1対1のシーンとなり、シュートは枠を捉えていましたが西川が顔面でこのシュートを防ぎました。これがタイ代表の初シュートでしたが、ゴールが決まっていてもおかしくない決定的なシーンでした。

西川のファインセーブで最悪な展開にならずに済んだ日本は、この後、待望の追加点を挙げることに成功します。後半30分、浅野が裏へ抜け出したところに長谷部がロンブパスでスルーパスを送ります。タイのDFがこれをクリアするかと思われましたが、浅野のアジリティは流石でした。

クリアすると思われたボールに頭を出して先に触り、DFをかわしてGKと1対1という決定的なシーンになります。シュートしたボールはGKに当たってしまいますが、これがそのままタイのゴールに吸い込まれました。アジア最終予選で初スタメンに大抜擢された浅野ですが、本当に大きな大きな追加点を決めてくれました。

その後、浅野→武藤、本田→小林、原口→宇佐美と攻撃的な選手交代を行った日本。終盤は後ろでのパス回しをカットされての危ないシーンや連携ミスから西川がイエローカードをもらってしまうシーンが見受けられましたが、何とか無失点で試合を終えました。

総評

勝ち以外は許されない絶対に負けられない戦いでしたが、結果的には2−0でしっかりと勝ってくれました。試合が終わってみると、前回はベンチスタートで今回スタメンに起用された浅野、原口、山口が本当に効果的だったという印象でした。

相手にボールを奪われたときの山口のプレスは本当に早く、何度もタイの攻撃の目を潰してくれていました。サッカーを知らないと気付かれさえしないかもしれませんが、本当に効いていたと思います。先制点を決めた原口は、交代するまで果敢に攻め続け、相手にとっては非常に嫌な選手だったと思います。守備でも前線から果敢に相手を追いかけ、体を張っていました。

浅野はまだまだ甘いところが多いという試合前の印象でしたが、この試合は本当によかった。ポストプレーも無難にこなしていたし、あわやと思わせるラストパスも何度も送っていました。そして、自慢の俊足を活かした追加点は本当に大きな仕事でした。スタメンを変えてきたハリルホジッチ監督の手腕とも言えるのかもしれませんね。

ただし、この試合は日本の悪いところもたくさん出てしまいました。

まずはやはり決定力不足。シュート22本で2得点。勝ったからよかったものの、2点目が決まったのは後半30分。後半25分のタイのカウンターを決められていたら同点もしくはそこからズルズルいっての前回みたいなまさかの敗戦もあり得たかもしれません。決定的なシーンは何度もありました。これだけ実力差のある相手だったら前半のうちに2点目を決めて、もっと安心できる試合運びをして欲しいものです。

そして、今回ひどかったのが自陣内でのパスミスです。UAE戦で自陣内でのパスミスから2失点を喫して負けたにも関わらず、今日も残念ながら同じようなシーンが何度も見受けられました。後半の遅い時間帯になっても、自陣内で無理に繋ごうとしてカットされた危なかしいシーンもありました。日本はパスサッカーが武器ではありますが、自陣内でのミスは本当に命取りになります。遅い時間帯なら危ない橋は渡らずにシンプルにクリアでもいいでしょう。

新しい選手の活躍で可能性を感じさせてくれた試合ではありましたが、非常に反省点の多い試合でした。次は10月6日まで空くので、それまでにこれらの点を少しでも改善してくれるといいのですが。

最後に

以上、日本vsタイの試合内容をお伝えしました。

何があっても勝たなければいけない試合で勝てたのはよかったですが、いろんな面で不安も残る試合ないようでした。しかし、浅野の活躍など日本の将来的にはうれしい点もありました。次に向けてチーム力を上げていって欲しいですね。

次は、10月6日のイラク戦、10月11日のオーストラリア戦と、負けられない戦いが続きます。特にオーストラリア戦で勝利できるかは最終予選を勝ち上がれるかの大きなポイントとなるでしょう。

がんばれ!!日本!!

 

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