【新プロジェクト始動】日本のスポーツ医療体制を変えるためのコミュニティー【初期コアメンバー募集】
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
週末から激動の毎日を過ごしています。きっかけは週末にスポーツ関係者、医療関係者に会いに東京まで行ったこと。ここでの出会いが僕のやりたいことを一気に形作り、行動を起こすまでに至らせました。
ここでの出会いに関しては、また後日記事にするとしまして・・・
昨日、以下のようなツイートをしました。
僕と奥村先生(@Masa19901 ) でタッグを組み、各種医療関係者やトレーナー、スポーツ関係者が連携を取りながら、選手のメディカル面、トレーニング面などをサポートしたり、意見・情報交換、共有ができるコミュニティーを作りたいと思っています。
そのような場に興味のある方はいいねお願いします。
— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) 2018年8月19日
正直、想像していた以上にスポーツ関係者の皆様から反応を頂いて驚いているというのが本音です。
でも、実際にスポーツ現場にいる方は同じようなことを感じている方が多いのではないでしょうか。
若輩者が何を言っているんだと思われるかもしれないですが、反応してくださった方の後押しを無駄にしないためにも、奥村先生と協力して、各医療関係者やトレーナー、スポーツ関係者が連携を取りながら、選手のメディカル面、トレーニング面などをサポートしたり、意見・情報交換、共有ができるコミュニティーを実際に作るべくこれから動いていこうと思います。
よせやん
その初期段階として、今後このコミュニティーを作っていく上での基盤をまず作りたいと考えています。
そこで今回、その基盤を一緒に作って頂き、今後コミュニテーを発展させていく上での核となって頂くコアメンバーを募集したいと思います。
Contents
そもそも何故このようなコミュニティが必要と思ったのか
今回の構想・プロジェクトは、僕よせやんと奥村先生(@Masa19901)とで思い描いたものです。
僕はご存知の通り、現在大学院生として日々外勤と研究をこなしながら、JFLチームのチーフチームドクターや日本サッカー協会の仕事をさせてもらっています。
奥村先生は、鍼灸師・日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格をお持ちで、海外(イングランド2年、タイ1年)で本当のトップオブトップの選手からセミプロ選手のトレーニングやケアを担当して活動されている方です。
以前からTwitterでやり取りをしていてお互いのサッカーに対する情熱は知っていましたが、先日初めて直接お会いしました。
その時に、気付いたら今のサッカー医療を取り巻く環境に関して熱く語っていました。
今まで僕はドクター同士でサッカーの医療面について話をすることはあっても、不思議と他職種の方と話すことはほとんどありませんでした。
よせやん
これまたTwitterのご縁で先日ヒグアツ先生(@1983physio)とお話しさせて頂いたのも僕にとって非常に貴重な経験でしたし、さらに今回奥村先生と話したことで今のサッカー医療環境の問題点がいくつか浮き彫りになってきたように感じました。
僕が思う現在のサッカーを取り巻く医療体制の問題点を述べてみます。
- ドクターとそれ以外の医療関係者の間に大きな壁がある
- 医療関係者と指導者との間にも壁がある
- 地域内のスポーツ医療体制が確立されていない
- Jトップチーム以外にはチーム内の医療体制も確立されていない場合がある
- 医療者が選手を囲おうとする(他の選択肢を与えず全て自分で治療しようとする)場合がある
- 選手が怪我をした時に、選手・チームがどの病院にかかったらいいのか、どの先生にかかったらいいのかわからない
- 合宿や大会で他都道府県に行った時に頼れる人がいない
- 他の地域のスポーツ医療体制がどうなっているのかわからない
- 他のスポーツ種目の医療体制がどうなっているのかわからない
- 学生の時にスポーツ医療に関わる機会がほとんどない
- 地方で地域のために頑張っている人が評価されない
これは、あくまで僕が思う問題点です。
僕が関わっていない地域やチームの現状がどうなっているのかは全く知りません。そもそもそれも問題なのではないかと思いますが。
よせやん
- 職種間の連携が取れていない(特にドクターとそれ以外)
- 地域間の連携が取れていない
- スポーツ間の連携が取れていない
ってところなのではないかと思います。
コミュニティーの理念
というわけで、このコミュニティーの理念は以下の3つです!!
- 職種間の連携
- 地域間の連携
- スポーツ間の連携
これにより、以下のような流れが起こることを期待しています。
職種間の連携
地域間の連携
スポーツ間の連携
あらゆるカテゴリーの選手への多角的なサポートの実現
日本スポーツ界の発展
最後は、日本スポーツ界の発展とものすごい壮大なことを言っていますが、これはあくまで最終目標であり、まずはその基盤となる職種間の連携・地域間の連携を作るためのコミュニティーを基盤として作り上げようと思っています。
なおかつ、いきなり全てのスポーツでそれを実現することは困難だと思っているので、まずはサッカーをモデルケースにしたいと思っています。
そして、サッカーでそういう体制が確立できれば、それをモデルケースとして他のスポーツ種目にも応用させていくというのが思い描いているストーリーです。
コアメンバー募集
というわけで、前置きが長くなりましたが、今回の本題であるコアメンバーの募集についてです。
上述の通り、まずはこのコミュニティの基盤としてサッカーにおける職種間・地域間の連携を作るためのコミュニティーを作っていきます。
今回募集するコアメンバーとなって頂く方には、その基盤を一緒に作って頂き、今後コミュニテーを発展させていく上での核となって頂きたいのです。
よせやん
コアメンバーのメリット
別にメリットがあるから入ってという理由でコアメンバーになって頂きたい訳ではありません。
純粋に理念に賛同して頂き、最終的に日本全体を巻き込めるようなコミュニティーを一緒に作りたいと思って下さる方に入って頂きたいです。ただ、おそらくコアメンバーになると色々なメリットが生まれるのではないかと思っています。
- コミュニティーの設立に関わる
- 今後コミュニティーの中心メンバーになれる
- 運営のノウハウを体験できる
- コアメンバー同士の濃密な連携ができる
- 個人の認知度の向上や影響力の拡大
- 個人・団体の勉強会や媒体の宣伝
ただ正直、一番のメリットはコアメンバー同士の繋がりだと思っています。
後述しますが、コアメンバーは組織を作っていく上で本当に大切だと考えているので慎重に選ばせて頂く予定です。
コアメンバーには、僕と奥村先生の他に、実際にスポーツ現場で活動されている方、影響力を持っている方、各種団体・地域をまとめている方、メディアの方、やる気に溢れたエネルギッシュな方などが入ってきて下さることになると僕は思っています。そのような方と密に繋がることは、今後の人生において多大なる影響を及ぼすことになると僕は思います。
僕はブログを始めるまで本当にごく普通の人生を歩いてきましたが、何となくではありましたがブログを始めてみようと一歩踏み出したことで、結果、本当に多くの繋がりが生まれ、それによって今の自分が形成されていると言っても過言ではありません。
人との出会い・繋がりは人生における一番の財産です。
特にスポーツの世界でやっていく上で、残念ながら現状では最も必要なものかもしれません。
コアメンバーの条件
では、具体的なコアメンバーの条件についてです。
コアメンバーとの運営はオンラインサロンで行う予定で、3,980円の月額制とさせて頂きます。
正直心苦しくもあるのですが、これは参加者にフィルターをかけさせて頂くため、傍観者でなく行動してもらうためという意味があります。コアメンバーは本気でこの取り組みに参加したいと思って下さる方で、かつ、オンラインサロン内でのディベートやイベントにも積極的に参加して頂ける方に絞りたいのです。
そして、今回応募するのは50名とし、職種ごとに人数制限を設けさせて頂きます。
これは職種間の連携を図るという意味で必要なことだと思っています。
また、応募には以下のような条件を設定させて頂き、簡単な面接を行った上で順次決定させて頂きます。
- 理念に賛同して頂ける方
- 積極的に動いてくれる方
- 50名
医師:4名
理学療法士:10名
鍼灸師:10名
トレーナー:10名
その他医療関係者:7名
学生:3名
その他:5名
締切は平成30年
締切までに定員に達しなかった場合でも、集まったメンバーだけでコアな関係が作れればそれで十分だと考えていますので、追加募集はありません。
コアメンバーできちんとした基盤を作るまで追加募集は行いませんので、しばらく追加募集もしない予定です。
応募方法
応募は、TwitterのDM、LINE@からお願いします。
下にリンクを貼っておきます。
Twitterでの声
最後に、このコミュニティーを考えていることを伝えた際の反応を一部ですが紹介させてもらいます。
1人の選手に対して、ドクターやPT、AT、治療家、フィジコなど、様々な立場の人間がメディカル的な関わりをします。クラブの規模が大きくなる程、関わるスペシャリストが増えます。そういった中で一番重要なことが「連携」だと感じています。 https://t.co/QzfJUhcCgQ
— 加藤裕 / Yutaka Katoh (@yutaka_katoh) 2018年8月20日
普通に考えればコレがベストなんだよなぁ…地域医療でもスポーツチームでも…多角的な立場の方々が連携取れて協力する方が絶対良いですよ https://t.co/IHYEzb5WMA
— オガワ サトシ (@sunafukin_hs14) 2018年8月20日
物凄く楽しみな取り組み!
医療の色々な壁を取っ払って連携体制が出来たら、それは選手にとってのメリットはかなり大きい! https://t.co/563tHObgOU— tomoya.y (@RehabiliTimes) 2018年8月20日
ほんとに学生の時こんなのあったらまじで助かる。スポーツ分野に対する進路相談出来る先生少ないからね!
— ヒグアツ@あなただけの独自メニューお作りします。 (@1983physio) 2018年8月19日
先日愛知県内でサッカーのみですが、そのような取り組みをしたいという話をしていたところでした。ネットワークで横の繋がりを作り、地域ごとで病院などと連携できればと考えています。大変興味あります。ぜひ実現したいです。
— Kunihiro Furuta (@kunihero321) 2018年8月19日
これはすごいムーブメント。この動きが広がって、地域スポーツ活性化に繋がれば!
— sakamo-cho (@secret_man77) 2018年8月20日
おわりに
以上、今回は新しく動き出そうとしてるコミュニティーのコアメンバー募集についての案内でした。
今後、奥村先生と協力して、各医療関係者やトレーナー、スポーツ関係者が連携を取りながら、選手のメディカル面、トレーニング面などをサポートしたり、意見・情報交換、共有ができるコミュニティーを作っていこうと思います。
それが最終的にどんな形になるか、どんな形でアスリートや組織団体に還元できるのかは、今回作る基盤にかかっていると思います。
おそらく僕一人で動いたところで何の形にもならないでしょう。人一人のパワーなんて本当に微々たるものですが、同じ理念を持ったエネルギッシュな人が集まれば何かすごいものが作れる可能性があるのでないかと思っています。
理念に賛同して頂き、最終的に日本全体を巻き込めるようなコミュニティーを一緒に作りたいと思って下さる方からの応募を心よりお待ちしております。
よせやん
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