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日本整形外科学会専門医とは|専門医試験の合格率は?準備すべきものや注意点も紹介!

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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

よせやん

今年、僕もとうとう医師7年目となり日本整形外科学会の専門医を取得する年になりました。

それで専門医試験を受けるための準備をまさに今日始めたところですが、これがかなり大変・・・。

 

というわけで、ちょっと息抜きを兼ねて整形外科専門医について紹介しようと思います。

整形外科専門医の紹介や専門医試験の合格率、そして整形外科専門医を取得するための条件や認定申請するために必要なもの、注意しておくべき点などに関しても備忘録として後輩のためにまとめておこうと思います。

日本整形外科学会専門医とは

まず、日本整形外科学会専門医とどんなものなのかについてお話ししましょう。

 

整形外科専門医は、あらゆる運動器に関する科学的知識と高い社会的倫理観を備え、さらに、進歩する医学の新しい知識と技術の修得に日々邁進し、運動器に関わる疾患の病態を正しく把握し、高い診療実践能力を有する医師である。

整形外科専門医は、生活習慣や災害、スポーツ活動によって発生する運動器疾患と障害の発生予防と診療に関する能力を備え、社会が求める最新の医療を提供し、国民の運動器の健全な発育と健康維持に貢献することに努めている。

整形外科専門医は、運動器疾患全般に関して、早期診断、保存的および手術的治療ならびにリハビリテーション治療などを実行できる能力を備え、運動器疾患に関する良質かつ安全で心のこもった医療を提供することに努めている。

公益社団法人 日本整形外科学会より引用

 

まあ、簡単に言ってしまうと、

整形外科専門医とは、整形外科医として一定以上の経験を積み、きちんと整形外科一般の広い知識を習得した医師ってとこですかね。

 

と言ったものの、特にめずらしいものではなく、整形外科8年目以降の多くの整形外科医が専門医の資格を持っています。

 

整形外科専門医の資格を取得するには

では、どうすれば整形外科専門医の資格を取得できるのでしょうか。

大きく言うと条件は3つです。

 

申請時において、4年以上学会正会員であること

まず、日本整形外科学会に4年以上正会員として所属している必要があります。

 

日本整形外科学会には医師であれば入れますが、研修医の場合は正会員ではなく研修会員となります。

つまり、研修を終えた医師3年目に入会した場合、医師7年目に専門医試験を受ける資格を得ることができます。

 

次の研修期間、研修施設、研修内容の研修条件を満たしていること

研修期間、研修施設

資格取得のための研修期間は厚生労働省の定める卒後臨床研修(2年間)を含め6年以上であること。

また、研修施設については、専門医の常勤、手術件数、整形外科入院患者数等の所定の要件を満たし、日整会から施設認定証が交付されている研修施設(複数)での研修が必要。

 

研修内容

研修期間中に日整会が主催または認定する教育研修講演を受講し、研修記録および研修手帳に記載する等、所定の手続きにより30単位を取得することが必要。

※2019年現在は日本整形外科学会会員カードを教育研修講演の際にICカードリーダーにピッとすれば、自動で取得単位が日本整形外科学会ホームページの会員マイページ上で更新されます。

 

受講必須分野 14分野
  1. 整形外科基礎科学 2単位
  2. 外傷性疾患(スポーツ障害を含む) 2単位
  3. 小児整形外科疾患(先天異常、骨系統疾患を含む。ただし、外傷を除く)2単位
  4. 代謝性骨疾患(骨粗鬆症を含む) 2単位
  5. 骨・軟部腫瘍 3単位
  6. リウマチ性疾患、感染症 2単位
  7. 脊椎・脊髄疾患 2単位
  8. 神経・筋疾患(末梢神経麻痺を含む) 2単位
  9. 肩甲帯・肩・肘関節疾患 2単位
  10. 手関節・手疾患(外傷を含む) 2単位
  11. 骨盤・股関節疾患 2単位
  12. 膝・足関節・足疾患 2単位
  13. リハビリテーション(理学療法、義肢装具を含む) 2単位
  14. 医療倫理・医療安全、医療制度等 3単位 

 

この中で、分野5の骨・軟部腫瘍に関しては特定の学会の教育研修講演でしか単位が取れないので注意が必要です。

骨・軟部腫瘍の単位が取得できる学会
  • 日本整形外科学会学術総会
  • 日本整形外科学会基礎学術集会
  • 日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会

 

ちなみに、日本整形外科学会学術総会、日本整形外科学会基礎学術集会では1単位ずつ、日本整形外科学会骨・軟部腫瘍学術集会では2単位取得することが可能です。

 

専門医試験の合格

最後に専門医申請資格審査ならびに専門医試験の判定を経て、合格者に専門医認定証が交付されます。

これだけ聞くと楽そうなのですが、意外に専門医申請資格審査のために必要物が多いのです。

 

専門医申請資格審査

この専門医申請資格審査にも色々なものが必要です。

ざっと挙げるとこんな感じです。

  • 整形外科専門医認定申請書
  • 履歴書
  • 研修医手帳(教育研修講演指定30単位)
  • 公表論文(1編以上)
  • 学術集会・研究発表(1回以上)
  • 整形外科専門研修カリキュラム
  • 経験することが望ましい整形外科外傷および疾患・検査・治療
  • 研修歴
  • 症例記録(149症例以上)
  • 申請症例のまとめ(レポート8つ)

 

整形外科専門医試験の合格率

では、整形外科専門医試験の合格率はどんなものなのでしょうか。

平成27年〜29年の3年間のデータを紹介しましょう。

 

  受験者数 合格者数 合格率
平成27年 652 571 87.60%
平成28年 604 538 89.10%
平成29年 573 511 89.20%

 

つまり、3年間の平均合格率は88.63%です。

これを見ると、合格率めっちゃ高いやんと思いますよね。

確かにそうです!

 

ただ注意が必要なのは、試験を受けているのは医学部に合格して医学部に入学し、医師国家試験に合格して医師になり、なおかつ、めんどくさいたくさんの書類を作成する作業をこなせた整形外科医だけだということ。

 

だから、専門医になった先輩医師に話を聞くと、専門医試験が楽勝だったと言う人は少なくとも周りには一人もいません

皆一様に思ってたより勉強しないとわからないことばかりで大変だっとおっしゃってるんですよね。

みんなと同様に勉強したら大多数の人は受かることができるけど、サボっていて受かれるような代物ではなさそうです。

 

専門医試験の準備

あらかじめやっておくべきもの

直前になってできないのが、教育研修講演30単位公表論文1編以上学会発表1回以上の3つです。

 

これらはあらかじめやっておく必要があります。

論文は公表されていなければならないので、直前になって焦ってやってもpublishされていなければアウトになります。

論文は論文別刷または掲載誌の該当部分のコピーを、学会発表は当学会のプログラム(学会名・開催年月日・場所・演題名が印刷されたもの)と雑誌に掲載された抄録の関係部分のコピーを資料として申請書と一緒に提出する必要があります。

 

意外と大変なもの

意外と大変なのは、症例記録申請症例のまとめです。

 

症例記録

149例の症例記録が必要です。

関連病院に行って、149症例の患者ID・性別・年齢・退院日・在院日数・疾患名・カリキュラム番号・合併症・治療法/手術法・手術日・転帰・備考を入力し、全症例の指導者評価をもらう必要があります。

申請直前になって研修病院まで行って情報収集すると時間が要りますし、研修病院で経験した症例はその病院を出るまでに上記の項目だけまとめてデータ化しておくと、この症例記録を作成する際にただ入力するだけで済むのでよいかと思います。

 

申請症例のまとめ

また、申請症例のまとめとして8つのレポートが必要です。

こちらは申請者が主治療(手術)医として診療し、専門医資格取得のために提出するのにふさわしいと思われる代表的な症例8つについて作成します。

 

何を書くかというと・・・

診断(主訴・現病歴・既往歴・家族歴・初診時所見・主たる臨床検査結果とその解釈・X線像その他画像を添えてその解釈と診断結果・以上から推定できる病態とその根拠)、治療(治療計画とインフォームドコンセント・実施した保存的治療の内容・実施したリハビリテーション・治療経過と成績)、手術(手術時年齢・診断名・手術術式名・手術時間・麻酔法・出血量・手術方法および所見)、考察(診断の根拠を鑑別すべき疾患と比較して理論立てて記載・治療内容を他に考えられる治療法について言及して記載・この症例から学んだことあるいは反省すべき点)、参考とすべき画像です。

 

まあ読むのも嫌になるようなこれらの項目を網羅してレポートを作成すると1つのレポートが6〜7枚になります。

これを8つ作成しなければならないのでなかなか大変です。

 

こちらも上記のデータが必要になるので、研修病院を終える時に代表症例10例くらいはカルテと画像データまで保存しておくといいでしょう。

ただし、個人情報は必要ないので、そこは削除してデータ保存するように注意してくださいね。

 

研修病院にサインをもらいに行かなくてはいけないもの

最後に、研修病院にサインをもらいに行かなくていけないものを書いておきます。

 

サインが必要なもの
  • 症例記録
  • 申請症例のまとめ
  • 研修歴
  • 整形外科専門研修カリキュラム

 

症例記録には、直接指導に当たった整形外科専門医の評価として、指導者氏名(苗字のみでもOK)の署名もしくは認印が必要です。

申請症例のまとめのレポートは、指導に当たった整形外科専門医の点検を受けて署名をもらう必要があります。

施設名はゴム印でもOKですが、署名は直筆でもらわなくてはいけません。

 

研修歴には、研修病院の施設長の印鑑および研修指導責任医師の署名と印鑑が必要です。

また、整形外科専門研修カリキュラムについては、印鑑は必要ありませんが、かなり多くの項目を指導責任者に評価してもらう必要があります。

 

これらの項目は、直接指導して頂いた医師のところに署名や印鑑をもらいに行かなくてはいけないので結構面倒ですので、把握しておきましょう。

 

おわりに

以上、覚え書きとして整形外科医専門医についてお話ししました。

 

まあ思っていた以上に専門医認定申請するために準備すべきものが多くて大変です。

忙しいことを理由にここで振り落とされてしまう人もおそらくいることでしょう。

 

整形外科専門医認定申請の準備をしていて思うのは、同期がいてよかったなということ。

みんなでどこまで進んでいるか確認したり、必要なものなどをシェアできるので、サボり癖のある自分にとって非常にありがたいです。

1人で準備していたらそれでドロップアウトしてしまう人もいるかもしれませんね。

 

今後、専門医試験に向けての勉強も必要になってきますが、それはまた今度お話ししようかと思います。

よせやん

 

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