2020年に整形外科医8年目の僕が取得した資格・取得できなかった資格
どうも、こんにちは。
整形外科医のよせやんです。
よせやん
今日は今年最後の整形外科外来でした。
最後までトップの選手から学生アスリートまで診療させて頂いて幸せでした。
今年はあとは当直の仕事とICUの仕事だけですが、元旦を除き1/12まで休みなしで働きづくめです。
年末年始も忙しいですがこのコロナ禍に少しでも地域医療に貢献出来るよう頑張ります。
さて、今日は2020年に整形外科医8年目の僕が取得した資格・取得できなかった資格を紹介しようと思います。
今年の3月に2020年に取得しようと考えていた資格について記事を書きました。
この目標に対して実際にどうだったのかお話ししていこうと思います。
よせやん
Contents
2020年は資格が取りやすい年だった?
2020年は新型コロナウイルスの影響を大いに受けた1年でした。
皆さん去年の今頃はまさか1年後にこんな世の中になっているとは全く思っていなかったことでしょう。
今や学会はオンラインが基本で、良くても現地とのハイブリッド開催ですし、勉強会や研修会の多くが中止されています。
僕が取ろうと思っていた資格もコロナ禍の影響を大いに受けました。
研修会がオンラインとなったものもありましたし、中止になったものもありました。
資格によってはオンライン研修会になったことによって取得しやすかった資格もあると思います。
取得しやすいというのは、地方から東京などへ行く必要がないので時間的な制約も少なく、宿泊費もかからないため金銭的にもありがたいからですね。
ただ、逆にオンライン研修会だからこそ応募が多く、抽選のものはまず受講できないというパターンもありましたね。
というわけで、僕が取ろうとしていた以下の資格が今年実際どうだったのか紹介していきます。
- 日整会認定スポーツ医
- 障がい者スポーツ医
- IOC diploma in sports medicine
- 日整会認定運動器リハビリテーション医
- 日整会認定リウマチ医
- 義肢装具判定医
- AO Trauma – Advanced Principles
- AO Trauma – Foot & Ankle
日整会認定資格
まず、日本整形外科学会認定の資格です。
結果から言いますと、スポーツ医、運動器リハビリテーション医、リウマチ医の3つの資格を取得しました。
日本整形外科学会の認定資格に関しては、正直今年受講できてラッキーだったと思います。
研修会は2日間東京開催の予定でしたが、全てオンラインになりました。
僕は今年は救急医として勤務しており、勤務希望が出せるので比較的時間調整がしやすかったのですが、そうでない方だとなかなか年に6日(リウマチ医は基礎と応用があるので実際は年8回)の土日を休むというのは少し大変です。
前日入りしたりすることを考えると1回行くだけでもまあまあな負担になりますからね。
スポーツ医の資格も基礎と応用の研修会を受講する必要があり、1年にどちらかの研修会しか行われないので、運が悪いと資格取得が1年遅れます。
今年はたまたま応用科目の年でしたが、僕は日本医師会認定健康スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクターの資格を持っているため基礎科目は免除となるので、専門医を取ってすぐに応用科目の研修会を受講することができました。
IOC diploma in sports medicine
続いて、スポーツドクターの国際資格であるIOC diploma in sports medicine。
この資格を取るためには最低限の英語能力が必要で、TOEICでいうと500点以上のスコアが必要です。
というわけで、僕は今年の5月に友人の同期のスポーツドクターとTOEICの試験を受ける予定で、そのために勉強もやっていました。
しかしながら、まさに新型コロナウイルスの影響で5月のTOEICは中止になってしまいました。
その後も次のチャンスでTOEICを受けようと準備していましたが、しばらくはずっと中止でした。
中止のアナウンスが続いているうちに、モチベーションが保てなくなり、結局今年TOEICは受験できていません・・・。
最近はまた開催されているようですので、このブログを書いたことでまた思い立ったので来年こそは受験します!!
よせやん
障がい者スポーツ医
続いて、障がい者スポーツ医です。
こちらは医師6年目であれば養成講習会を受けるだけで取得できる資格です。
時間の調整が容易な今年この資格も取っておこうと思い、アンテナを張っていましたが・・・
結局、養成講習会は中止となってしまいました。
オンライン講習会でいいのに何故中止したのか・・・
来年、日本でパラリンピックも開かれる可能性もあるのに・・・
義肢装具判定医
次に、義肢装具判定医です。
義肢はなかなか関わることは少ないですが、装具に関しては整形外科医ならば関わる機会が非常に多いです。
というわけで、この資格も今年取ってしまおうと思っていました。
そして、今年の義肢装具判定医はオンライン開催されることが決定しました。
僕も当然の如く申し込みましたが、めちゃくちゃ応募が多く、受講不可の通知が届きました・・・。
定員100名ですが今年はオンライン開催だからか倍率はおよそ3.5倍でした。
本来4日間研修に行かなくてはいけないので、なかなか普通に働いている医師にはハードルが高いのですが、今年はオンラインで受講しやすかったことが影響したのかなと思います。
AO trauma
最後に、AO traumaです。
外傷に関わる整形外科医ならば行っておきたい研修ですね。
僕が行きたかったのは、Speciality:Foot & Ankleのコースですが、それを受けるためにはAdvanced Principlesを受講する必要がありました。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、代わりにオンラインで開催されていたようです。
が、オンラインではAdvanced Principlesを修了したことにならず、Face to Faceで受講する必要があるとのことです。
つまり、オンラインの研修会を受けても本来受けたい研修会を受講する要件を満たせないとのことで、こちらも今年の受講は断念しました。
おわりに
以上、結局僕が2020年に取得した資格は日本整形外科学会の認定スポーツ医、認定運動器リハビリテーション医、認定リウマチ医の3つですね。
こうしてまとめていると、今年は本当に新型コロナウイルスの影響を受けた年だったことがよくわかりますね。
昨年は海外学会には年5回ほど行っていましたが、今年は結局1回も行かず終わってしまいました。
オンラインでは2回参加しましたけどね。
まあ、しばらくは今年のような状態が続くでしょう。
来年は研修会が開催されたらデスが、今年取得できなかったIOC diploma、障がい者スポーツ医、義肢装具判定医の資格を取得し、AO traumaのSpeciality:Foot & Ankleのコースを受けたいと思います。
よせやん
IOC diplomaは取得に2年かかりますが僕の同期でもすでに持っているスポーツドクターの先生もいます。
とりあえず、なるべく早くTOEICを受けるところからですね。笑
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