2017/09/01

肩こりの治療法|整形外科医が教える自分でできる治療法とは!

 

スポンサーリンク

この記事を書いている人 - WRITER -

サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

この記事を書いている人 - WRITER -
スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

ハプニング続きの1週間がやっと終わりました。月曜日から金曜日までハプニングが起こらない日はありませんでした。
厄週とでも言うのでしょうか。そのおかげで昨日も疲れすぎて病院のソファーで寝てしまいました…。

そして、今日も医師になってから始めて遭遇するようなハプニングに見舞われました。何だかんだスーパーローテートでいろいろな科で研修したことがいざというときに役に立つなと思いました。もちろんその科でちゃんと勉強してなきゃ意味ないかもしれませんが。

やっと仕事を終えてまた福岡に向かっています。1週間前の今頃も福岡に向かう新幹線の中だったような気がします。何で福岡に向かっているかというと、足の外科の教育研修会に参加するためです。この道中は好きな時間なので有意義に過ごしたいと思います。

さて、今日はいつかの続きで「肩こり」についてです。

特に、肩こりの治療法として、まず行って欲しい自分でできる治療法を紹介します。

はじめに

前回、肩こりの原因についてまとめました。
ちょっとだけ復習すると、肩こりは

・肩こりの誘因となる病態が明らかである「症候性肩こり
・基礎疾患の存在しない「本態性肩こり

の2つに大きく分類できるのでした。

症候性肩こりの中には、稀に緊急で治療を要する疾患の症状として出現した危険な肩こりが隠れているので、それについては知っておくべきとお話ししましたね。また、若者が悩んでいる肩こりのほとんどは本態性肩こりであり、その原因の多くはは不良姿勢、特に「スマホ巻き肩」なのでしたね。

こちらの話を覚えてない方は下から前の記事で復習してください。

では、肩こりで悩んでいる方はどのようにしたら肩こりを治すことができるのでしょうか。

今日は、「肩こりの治療法」についてお話しします。

またその中でも、誰でも気軽に実践できる方法を紹介していきます。肩こりで悩んでいる方はぜひ実行してみて下さい。

肩こりの治療

肩こりの誘因となる病態が明らかである「症候性肩こり」の場合には、肩こりに対する治療を行うのではなく、原疾患に対する治療が重要なのでそちらを優先します。

しかし、実際には原因となる基礎疾患の存在しない「本態性肩こり」が圧倒的に多く、特に若い方の肩こりは本態性肩こりである場合がほとんでしょう。

このような場合には、非ステロイド系消炎鎮痛剤の経口投与や貼付剤および外用剤を使用します。その他にも、筋弛緩剤、循環促進剤、精神安定剤などの併用も有効です。

薬物療法以外では、適度の体操・運動療法・ホットパックや超短波などを用いた温熱療法、マッサージ、ストレッチなどの筋弛緩訓練なども効果があります。

特に、適当な体操や運動は筋肉の自発的な収縮や弛緩を促すため、筋肉の代謝が高まり、筋肉内部の発痛物質の除去にも繋がり、他動的なマッサージを受けるよりも効果があると言われています。

また、頸・肩周辺の筋力低下も肩こりにつながると言われています。そのため、自分で意識して筋力トレーニングを行い、筋力低下を防ぐことも重要です。

自分でできる肩こりの治療

肩こりで病院を受診することはあまり多くないと思いますので、肩こりで悩んでいる方はまず自分でできることを試してみて下さい。
自分でできることとして覚えておいて欲しいのは、

不良姿勢を改善する
肩こり体操

の2つです。
この2つを実践してもらうだけで、若い方の肩こりは改善することが多いです。

では、これらについてまとめていきます。

今日は「不良姿勢の改善」についてお話しします。

不良姿勢の改善

まず、不良姿勢の改善についてです。

不良姿勢の改善は、日常生活の中で自分で意識するだけですぐにでも実行可能です。

若いのに肩こりで悩んでいる方は、高校・大学の講義中にずっと下を向いて、隠れて漫画を読んだりスマホを触ったりしていませんか?また、真面目な学生さんの場合でも、ずっと下を向いて勉強していると、それは肩こりを起こす原因になってしまいます。

久しぶりに長時間勉強すると「肩凝ったな〜」と言いたくなるときがありますが、言いたくなるだけではなく、長時間下を向いていると本当に肩は凝ります。事務のお仕事をされている方も肩こりで悩んでいる方は多いです。

まずは、長時間同じ姿勢をとることをやめましょう。

とはいえ、学生さんは講義中に立ち上がれないだろうし、事務の仕事の方も仕事ですから座っていないわけにはいかないでしょう。では、そういう方はどうしたらいいのでしょうか。

疲れたなと思ったら伸びをしたり、首や肩のストレッチをしてみてください。

とてもいい息抜きになるし、肩こりの対策としても有効です。

そして、もう1つは「スマホ巻き肩」への対策ですね。

スマホを操作していると、無意識に頭を下げて背中を丸めた姿勢になります。このスマホを操作する、肩が前に出て更に内側にねじれた姿勢のことを「スマホ巻き肩」というのでしたね。

この姿勢では、頭が前に突き出すことになり、僧帽筋に相当な負荷がかかってしまい、肩こりを起こしやすくなります。現代はスマホを触る時間が多い方が非常に多いでしょうから、肩こりの原因になっているのも納得できます。

若い方は特にそうなのではないでしょうか?

スマホ巻き肩の予防法も自分で意識して、上に書いたような姿勢にならないように注意する、もしくはスマホを触る時間自体を少なくすることでしょう。

しかし、なかなかそれをするのは難しいという方も多いと思います。そういう方は、スマホ巻き肩の簡単な予防法として、

スマホを触るときは、操作する方とは逆の手を脇の下に入れて操作する

ことが有効と言われているので試してみて下さい。

おわりに

以上、今日は肩こりの治療法についてまとめました。

特に、若い方で肩こりの原因に思い当たるものがある方は、まず自分でできる治療をやっていきましょう。思っている以上に、肩こり・腰痛は日常生活を改善するだけで改善することが多いです。

ただ、前回の記事で紹介したような「危険な肩こり」の場合には、できるだけ早く医療機関を受診するようにしましょう。

次回、自分でできるもう1つの治療法として、「肩こり体操」を紹介します。お楽しみに。

 

関連記事(一部スポンサーリンクを含む)

 
この記事を書いている人 - WRITER -
スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

Copyright© 目指せスポーツドクター|サッカー日本代表チームドクターを目指して , 2016 All Rights Reserved.