SNSの情報を全て信じていいの?正しいスポーツ医学を学ぶためにスポーツ医学検定を一緒に勉強しませんか?
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
海外学会に行くにあたり、実験を一時中止しているため、昨日から少し時間があります。
ブログを書こうと思いながら、SpolinkとMSOの事務仕事をしたり、確定申告のための源泉徴収票を整理したり、その他もろもろ事務的なことをしていたら意外な程あっという間に1日が終わってしまいました。
今日はそれらの続きをしつつ、ブログも書こうかと思います。
先日、スポーツ医学検定1級の公式テキストが届きました。
僕もスポーツ医学検定1級の勉強をするつもりなのですが、それをSNSで発信していきます。
スポーツ医学に興味のある方は一緒に勉強してみませんか?
Contents
スポーツ医学検定とは
スポーツ医学検定を知ってますか??
よせやん
だいぶ広まってきてるのではないかなと思いますが、ご存知ない方のために紹介しましょう。
スポーツ医学検定とは、一般の人を対象にした、身体のことやスポーツによるケガの知識を問う検定試験です。
スポーツのケガを減らし、安全なスポーツ環境を作るために、スポーツ医学の知識(身体やケガの知識)を、スポーツ現場にいる方々に広めることを目的として作られました。
本検定で得られた知識を、①ケガの予防、②ケガからの競技復帰、③競技力の向上、に活かせます。
日本スポーツ医学検定機構より引用
スポーツ医学検定という活動自体が素晴らしいものだと思いますし、スポーツドクターの知り合いの先生が何名か関わられることも相まって非常に応援している活動の一つです。
ちなみに、スポーツ医学検定の応援キャラは象?のハッスルスポケン君(@hustlespoken )です。
NFL選手の脳振とうが激減したというのはいいことスポ。
その原因をはっきりさせて発信することが大切スポ。 https://t.co/nze4iyv5nz
— ハッスルスポケン (@hustlespoken) 2019年1月29日
まだフォロワーは少ないですが、スポーツに関してかなり有益な情報を発信してくれています。
マスコットキャラですが、日本のスポーツ医療界をよくしようと動いている同志の一人だと思ってます。笑
是非ともフォローしてあげてくださいね。
何でスポーツ医学検定が必要?
では、何でこのような検定が必要なんでしょうか?
よせやん
正しい情報を得るため
僕が思うに、一つは
SNSが発達し情報が溢れすぎてる時代だからこそ、どれが正しい情報かわからない
ってことが一番じゃないかなと思います。
スポーツ医療者はもちろんこと、アスリート自身、その家族、指導者も含めて、スポーツに関わる全ての人が、スポーツ医学に関する情報を知ってもらうということは、日本のスポーツ界を発展させるためには重要なことだと思います。
そして、今や誰でも簡単にSNSを用いてそれらの情報にアクセスすることができます。
でも、SNSで目にする情報は本当に正しいのでしょうか。
誰でも簡単にSNSにアクセスできるということは、同様に誰でも簡単にSNS上に情報をアップすることができるのです。
もちろん正しい情報はたくさんあります。
問題はその中に混ざっている嘘の情報、誤解を招く情報です。
目にした情報が正しい情報かどうか見抜くことができますか?
例えば、相手が医師なら医学生なら発信している情報は正しいのですか?
外部リンク:自称男子医大生「りゅうた」は23歳女パート従業員
外部リンク:ニセ目医者のタクシー運転手2000万円荒稼ぎ
こんな感じで、SNS上では医師でなくても医師と名乗ることができますし、実際にそれを悪用しているこんな悲しい事例もあるんです。
話がかなり逸れましたね。
何が言いたいかと言うと、そんな時代だからこそ、正しい情報を学べる情報源が必要なんですよね。
一人ひとりがそういう情報源を見つけてほしいんです。
僕は本名ではなく、よせやんというニックネームでやっていますが、このブログ目指せスポーツドクターはスポーツ医学に関する信頼できる情報を発信していると思いますし(おかしな内容があったら報告をお願いします)、スポーツ医学検定テキストの内容も同じく信頼できるものです。
よせやん
スポーツに関する知識を測る指標になる
また、ドクターもそうですが、日本のメディカルスタッフのスポーツに関する資格には筆記試験がないものが多いのはご存知の通りです。
何故なのかわかりませんが、これが現実です。
日本のスポーツドクターは資格はいずれも講習を受講するだけで取得できるものです。
まあ講義は多いし、受講するだけでも大変ではあるのですが、別に知識自体は取得しなくても資格は取れちゃうわけです。
本当にスポーツ医療界のレベルを上げるならば、ここは改革すべきなんじゃないかなと個人的には思いますが、今の僕にそこを変える力は到底ありません。
スポーツの資格取得にスポーツ医学の知識試す筆記試験がない以上、スポーツ医学検定はメディカルスタッフがスポーツ医学の知識があるかないかを試すいい指標になるのではないでしょうか。
という意味では、スポーツ医学検定はなにも一般の方だけが対象でなく、
スポーツドクターをはじめとしたメディカルスタッフも大いに意味がある
と思っています。
僕も勉強してみよう
というわけで、僕もスポーツ医学検定1級の勉強をしようと思ってます。
テキストはすでに購入済みです。
先日届いた #スポーツ医学検定 1級の公式テキスト。
中も拝見しましたが、けっこう詳しくてかなり読み応えありますね!!
知り合いの先生が何人か関わっていらっしゃる素晴らしい取り組み!
いろんな職種が、そして医療者とそれ以外の方が同じ共通言語を持つためにも、もっと広まってほしいですね。 pic.twitter.com/ouKSvE45c8
— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) 2019年1月29日
こちらにツイートした通り、内容は思っていた以上に濃いです!
僕も知らない知識が正直たくさんあります。
医学の道は本当にどこまでいっても勉強勉強です。
ブログとかTwitterでその知識も共有
もともと僕がスポーツ医学のことを勉強し、ブログを書いているのは、もちろん自分自身が成長するためでもありますが、
スポーツ関係者に正しいスポーツ医学の知識を伝えるため
でもあります。
というわけで、このスポーツ医学検定1級テキストで勉強したことをスポーツ関係者に伝えたいなと思ったわけです。
よせやん
思いついたら試してみようということで、一般社団法人日本スポーツ医学検定機構様に問い合わせてみました。
結果・・・
すぐに返信をくださり、一般社団法人日本スポーツ医学検定機構様、出版社の東洋館出版社様ともに許可を頂くことができました。
ありがとうございます。
スポーツ医学を世のスポーツ関係者に広めたいと考えている一人としてとてもうれしかったです。
というわけで、本日よりTwitterで1日最低1つのスポーツ医学の知識をスポーツ医学検定1級テキストより発信しています。
例えば・・・
【#スポーツ医学検定 問題】
急性外傷で最初に行うべきRICE処置の一部を変更したPRICEやPOLICEなどが近年提唱されていますが、その頭文字のPは何の略?!
解答・解説は本日22時に公開!
みんなで勉強していきましょう!
※引用についてスポーツ医学検定、#東洋館出版社 に許可を頂いています。
— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) 2019年2月1日
運動器とは身体の運動に関係する骨・筋肉・軟膏・靭帯・神経などの総称
関節運動は脳からの指令が脊髄、末梢神経に伝わり筋肉を収縮させることで生じる
それぞれが連携して働くため、どこか一つが悪いと身体は上手く動かない
生理学は大事!!
この図の内容くらいは覚えとこう!#スポーツ医学検定 pic.twitter.com/ZGM332tCil— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) 2019年2月1日
<等尺性収縮>
筋が長さを変えずに張力を発揮<等張性収縮>
筋が長さを変えながら一定の張力を発揮求心性収縮:短縮しながら収縮
遠心性収縮:伸びながら収縮ちなちに、筋が収縮した際に拮抗筋が適度な緊張を保って弛緩することで筋の作用を調節
これはトレーニングでも重要#スポーツ医学検定 pic.twitter.com/0hhqpKQon8
— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) 2019年2月1日
こんな感じで1日1つはTwitterにて発信し、ある程度たまったらそれをブログでも記事化しようかと思っています。
ちなみに、この1級テキストには2級・3級の知識も含まれるということですので、何も1級を受けようとしている方だけでなく、どのレベルの方にも勉強になることはあるでしょう。
というわけで、僕がスポーツ医学検定1級の勉強をするのにあやかって、スポーツ医学の知識を効率よく得たいと思っている方は、是非Twitterの方もフォローしてくださね。
よせやん
Twitterのフォローはこちらからどうぞ。
おわりに
以上、今回はスポーツ医学の正しい情報を得る方法、そしてスポーツ医学検定についてお話ししました。
言っといて情報発信しないと怒られそうですし、定期的に情報を発信できるようにまた頑張ります。
是非ともスポーツ医学の知識を一緒に勉強してもらえたらと思います。
みんなで日本のスポーツ医療界を盛り上げていきましょう!
よせやん
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