スポーツの仕事と家庭は両立できるのか?時間のこと・お金のことなど赤裸々に考察
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
最近忙しすぎて倒れそうです。笑
救命救急センターで月18勤務しながら週1回の外来・オペバイト、そして当直バイトがあり、週末はサッカーの仕事もある。
そんな中で研究は今までと同じペースかそれ以上で進めないといけません。
そんな中でも週1回はフットサルをするようにしているので、時間を捻出するには睡眠時間を削るしかなくなっています。
昨日も夜フットサルをして寝たのは3時半ですが、今日は朝6時半から仕事という状況。
実際、家に帰るのは寝る時間のみでだいたい深夜2、3時に帰って、翌朝出て行くという感じ。
こんな生活をしていて結婚したいと思ってくれる人はいないだろうし、もしできても仏のような心を持った人でない限り破綻してしまいそう…。
というわけで、そもそもスポーツの仕事で週末に仕事がある人は家庭と両立できているのかなと純粋に疑問に思って、Twitterでスポーツの仕事をされている方に家庭と両立できているのかアンケート調査をしてみました。
その結果をお話しする前に、本日はまずスポーツの仕事と家庭の両立について考えてみたいと思います。
Contents
スポーツの仕事は週末が多い
そもそも、スポーツの仕事は週末がメインになるかと思います。
監督やコーチなどの指導者やチームスタッフは平日ももちろんスポーツ関係の仕事がありますが、試合は観客にきてもらうためにほとんどの場合、週末や祝日に設定されていると思いますので、当然のことながら週末も仕事になります。
一方、スポーツドクター やスポーツトレーナーは、平日は病院や治療院で働いていますが、週末の試合に帯同するというような形が多いかと思います。
また、スポーツの仕事をしている人はアクティビティが高い方が多く、週末に開催されているセミナーに参加されていることも多い印象です。
ですので、人によってはほぼ週末はスポーツ関係の仕事で埋まっているという人も少なくないのではないでしょうか。
よせやん
スポーツの仕事はお金にならないことも少なくない
そして、現状ではスポーツの仕事はあまりお金にならないですし、セミナーなどに参加したらむしろお金は出て行ってしまいます。
医師の場合は普通にバイトをしたら、安い場合でもだいたい時給1万円くらいが相場だと思います。
一方、スポーツの仕事は1日帯同して1万円〜数万円という場合が多いですよね。
家にいないにしても、お金を稼いでいたらまだ不満を言われることも少ないのかもしれませんが、スポーツの仕事は現状では普通にバイトをするよりはるかに割りが悪いわけです。
よせやん
スポーツの仕事と家庭の両立は難しい
というような状況から、当然のことながらパートナーがスポーツの仕事に不満を抱くことは想像に難くありません。笑
冗談のようで、スポーツの仕事をしている身としては笑えない話を紹介しましょう。
以前、日本サッカー協会の帯同の仕事をした際に聞いた話です。
あるカテゴリーの2週間の海外遠征があったそうで、そこには帯同したドクター・監督の話。
2週間の帯同の仕事を終えて家族が待つ自宅に帰ったら、なんと帯同したドクター、監督とも家から子供と奥さんがいなくなっていたそうです…。
一見笑い話のようですが、スポーツの仕事をしている身分としては笑えません。
よせやん
そして、こんな話はスポーツ界では、決してめずらしい話ではないようです。
これ、スポーツ界ではよくある嘘みたいなホントの話で、海外をまわるスタッフは離婚率が高いというデータも確かあったほど。
これは事実として向き合っていかないと、ほんとにただの仕事バカになっちゃうからな… https://t.co/KoZJ8dRxJA
— 西川 匠 (@physio_tennis) 2018年11月11日
医師の場合はさらにリスクが高い…
そんなスポーツの仕事ですが、医師の場合はさらにリスクが高いと思います。
何故ならば、今の自分もそうですが、医師の仕事自体が非常に忙しいからです。
もちろん科によって仕事量は全然違いますが、スポーツドクター に一番多いのは整形外科医です。
病院や働き方にもよりますが、一般に整形外科医は忙しいことが多いかと思います。
週末もスポーツの仕事で家にいないのに、平日すら仕事で遅くまで帰ってこないという状態になってしまうわけですね。
よせやん
医師自体はお金があると思われがちですが、決してそんなことはありません。
世の中においてはおそらく中の上というところで、コストパフォーマンス的にはむしろあまり良くないのではないかと思うこともあります。
それなのに医師自身もお金を持っていると思っていて浪費する人が多く、結局子供の教育費や家のローンなどで大変そうな先生はたくさんいます。
週末に普通の医師バイトをしていたらまだいいかもしれませんが、スポーツの仕事はお金もよくないというおまけ付きなのです。
スポーツの仕事の実際は?対策は?
スポーツが好きな人にとって、スポーツの仕事は非常に面白く、そしてやり甲斐があります。
でも、なんか今日はスポーツの仕事をしたいと思っている人にとって悪い話ばっかりしてしまいましたね。
ただ、何も現状を知らないで飛び込んで後悔するよりも、きちんと現状を知り、その対策を知っておいて頂きたいと思い、リアルな話をしました。
よせやん
今回はスポーツの仕事の現状についてお話ししましたが、
- 実際にスポーツの仕事をしている人の家庭との両立はどんな状況なのか?
- 家庭と両立するためにどんな対策をすればいいのか?
というところに関して、次回お話ししようかと思います。
本気でスポーツ医学と運動器診療を学びたい人のために!
- どこにいても(都会でも地方でも)
- 誰でも(医師・理学療法士・鍼灸師・柔道整復師・トレーナー・学生などスポーツに関わる全ての人)
- いつでも(24時間)
利用可能なスポーツセミナー動画配信サービス!!
1週間1円トライアル実施中!!