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医師としての患者さんに対する責任|常に患者さんのことを第一に考えて行動できる医師になりたい!

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

よせやん

先日、最近僕が思っていることをツイートしました。

 

今日はこの内容に関してもう少し踏み込んで記事にしたいと思います。

Contents

常に患者さんfirstで仕事をする

今日僕が言いたいことの結論は、

常に患者さんのことを第一に考えて仕事ができる医師になりたい

ということです。

 

こんなことは当たり前のことだと思われるかもしれませんが、実はなかなか難しいことだと思います。

よせやん

そして、医師であれば何科の医師であっても共通のことです。

例えば整形外科医であれば、

  • 術前からなぜか酸素化が少し悪い
  • 術後のレントゲン写真でインプラントが関節面に出ているかも?
  • 術後の創部から浸出液が出ていて感染が疑われるかも?
  • 術後フォローの採血で胆道系酵素がちょっと上がってる?
  • 肘の手術の後から手のしびれを訴えている?

なんてことがときにはあるかもしれません。

 

こんなときにあなたはどうやって対応していますか?

きちんと患者さんに起こっていることに責任を持って対応できていますか?

これくらい大丈夫だろと思って、目をつむって闇に葬っていませんか?

 

医師も人間ですから、当然面倒なことは嫌ですし、自分のミスをわざわざ周りに知られたくはありません。

だから、患者さんに上で挙げたようなことが起こっていても、まぁ少しくらい大丈夫だろと思って、見て見ぬ振りをしてしまいたくなることがあるのです。

 

本来、こういったときにまず考えるべき患者さんのことです。

目をつむってそのとき闇に葬ってしまうと、あとで状態がさらに悪くなって手遅れになってしまうことがあります

 

上の例でいうと、

  • 肺塞栓症が起きていて危篤な状態になる
  • 痛みがずっと残存し、将来的に変形性関節症になる
  • 感染が重篤化し、インプラントを抜去しなくていけなくなる
  • 胆管炎から敗血症になって危篤な状態になる
  • 手術の合併症として神経麻痺の後遺症が残ってしまう

なんてことになってしまいかねません。

 

どうすればいいのか

どんなことでもそうですが、患者さんのことで気になることがあったらすぐに確認・対応することです。

 

さっきまでの例でいうと、

  • 酸素化が悪い原因を検索する
  • インプラントが関節に出ていないかCTで確認する
  • 培養をとっておき、注意して所見を経過観察する
  • 身体診察をして、血液検査やCT検査を追加する
  • 神経学的な評価をして、必要に応じて再手術する

 

やってることは誰でもできることですが、これを実行できるかどうかが大きな差になります。

こういうことをいちいちやっていると当然仕事は増えるし、場合によっては自分の手術ミスがわかってしまうこともあるかもしれません。

 

しかし、まあこれくらい大丈夫だろと思って目をつむったり、自分の保身に走って闇に葬ることをしないで、対応が遅れて後に患者さんに大きな不利益が生じないように、患者さんのことに責任を持ってすぐに対応できるような医師になりたいと僕は思います。

よせやん

話を突き詰めると

何科の医師であっても、患者さんをしっかりと診ることに尽きると思います。

 

外科の場合は、術前に手術部位だけでなく全身状態をきちんと評価しておくことは非常に大切です。

術前検査で違和感を感じたときは迷わずに精査を行っておきましょう。

それが原因であとあと状態が悪くなってしまったときに結局対応して大変な思いをするのは自分ですから。

 

整形外科の場合は、骨折部や手術に関連する可能性のある神経や血管の評価は術前にしっかりやっておくことも肝要です。

そうでないと術後に患者さんが痺れを訴えてきても、それが術前からあったものなのか、術前と比べてどうなっているかが全くわからなくなってしまうからです。

 

まあ、とにかく患者さんをしっかりと診ることが全てですよね。

よせやん

おわりに

今日お話ししたことは、至極当たり前ではあるのですが、これを毎回きちんと行うことは意外に難しいのではないでしょうか。

これが毎回できている医師は素晴らしい医師だと思います。

 

僕も油断をすると術前検査を確認しきれてなかったり、まあ大丈夫だろと目をつむって治療が後手後手に回ってしまったことが実際にあります。

こういう部分をしっかりとやっていくためには、意識づけが大切です。

僕も意識づけのために今回記事にしてみました。

 

今後、自分で自信を持って常に患者さんのことを第一に考えて仕事ができていると言うことができるように引き続き頑張って仕事をしていきたと思います。

よせやん

 

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