「ジュニア世代のスポーツ医学」おすすめの教科書|整形外科医・医療スタッフ・指導者・親向けに分けて紹介!
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
週明けの昨日は仕事を終えて時計を見たら23時。
ブログだけ書いてから勉強しようと思ったら、ブログを書く前に座った病院のソフォーで朝まで寝てしまいました。
今日もハプニング続きの1日でした。
とくかく大変でしたが、関節鏡手術をかなりの部分やらせてもらえたので満足な1日。
もっともっと関節鏡をして早くうまくなりたい。
数はある程度させてもらってるのに、どんどん強欲になってしまっている気がします。
まだまだ1人前にはほど遠いですが、一歩ずつ前に進んで行きたいです。
さて、ブログを書き始めた今すでに日にちが変わっています。
連日になって申し訳ないですが、JOSKASの帰りに書き溜めておいた教科書紹介シリーズの記事にさせてもらいます。
というわけで、今日はジュニア世代のスポーツ医学の教科書を紹介します。
Contents
はじめに
スポーツ医学に興味のある先生のために、スポーツ医学に関するおすすめ教科書を紹介しています。
というのも、ネットでスポーツ医学の教科書って調べてもあまり出てきません。
今回、スポーツ整形外科の学会に参加して、スポーツ医学の教科書に関しても多くの情報を仕入れてきたので、アウトプットしておきます。
この記事では、ジュニア世代のスポーツ医学の教科書を紹介します。
というのも、本格的にスポーツの練習を開始する小学校高学年〜高校にかけては、ちょうど二次性徴の時期であり、急激な身長・体重の増加が生じます。
この時期には発育発達の観点から年齢に応じた練習が必要であり、不適切な練習を行うと容易にスポーツ傷害が発生してしまいます。
そして、一度、傷害が発生すると治癒には数カ月かかることがあり、中学・高校といった競技生活の貴重な時期を棒に振ることになってしまいます。
僕も中学時代の多くを怪我で棒にふってしまいました…。
同じような苦い経験をした方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
よせやん
また近年、スポーツに携わる医療職には傷害の治療・予防だけではなく、競技力向上、教育的指導といった役割も求められています。
子どもに充実した競技生活を送ってもらうためにも、ジュニア世代のスポーツ医学をしっかりと勉強して、サポートしてあげられるようにしましょう。
ジュニア世代のスポーツ医学
では、実際に教科書を紹介していきます。
まず、紹介するのはこの教科書です。
こちらは整形外科医向けの教科書ですね。
「こどもの身体は大人のミニチュア版ではない」という視点から、こどもの身体的特徴を踏まえた怪我の治療・予防法を解説してくれています。
こどもを診療する場合には、親御さんに説明することが多いかと思いますが、外来での説明の仕方に関しても書いてくれています。
スポーツ医学に興味のある整形外科医の先生は1冊はジュニア用の教科書を持っておくとよいでしょう。
この教科書では、ジュニアアスリートの傷害の治療・予防、さらには競技力向上に必要な知識・技術を解説してくれています。
そして、競技スキルと外傷の関係、傷害予防のためのトレーニング・スキル練習についてまで書かれています。
整形外科医向けというよりは、ジュニアアスリートに携わる医療スタッフ・指導者の方が勉強するのにいい教科書だと思います。
ここからは少しジャンルが変わります。
どちらかというと、親御さんやチームスタッフ向けの内容かもしれません。
まずは、ジュニア世代の選手のためのマッサージに関する教科書です。
大人と子どもは身体の構造が違うので、大人に対するマッサージと同じようにやっても効果が出るとは限りません。
ジュニア世代の選手に対するマッサージならではの工夫とポイントを身につけてサポートしてあげましょう。
最後に紹介するのはこちらの教科書です。
ジュニア世代スポーツ栄養についての教科書です。
スポーツ栄養について語る場合にも、ジュニアと大人では違ってきます。
この教科書では、ジュニア世代のスポーツ栄養について、そして、試合の時の食事や行動変容についてまで学ぶことができます。
おわりに
以上、今回はジュニア世代のスポーツ医学に関するおすすめ教科書をまとめました。
教科書は自分にあったものを選び、それを読み終えたら次の教科書にステップアップもしくは更なる知識を得にいきましょう。
みなさんが教科書を選ぶときの参考になれば幸いです。
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