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整形外科・スポーツ医学の最近気になったオススメ教科書を紹介|2017年11月

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

明日から日本体育協会認定スポーツドクターの養成講習会に参加するため、仕事を終えて今東京に向かっています。12月1週目の金土と言えば、例年はTKAフォーラムと膝関節フォーラムに参加していますが、今年は養成講習会に参加するため欠席です。

さて、今日は先日参加した足の外科学会の書籍販売コーナーで見つけた最近出版された整形外科・スポーツ医学の教科書のうち、気になったものを厳選して紹介しようと思います。

Contents

靴と足部疾患

まず、1冊目はこちらの教科書です。

整形外科の靴と足部疾患についての教科書です。

この教科書は、『Pedorthics:Foot Disorder-Foot Orthoses-Footwear』を日本語に翻訳したもので、足部疾患・障害に対する医学的な面を重視するだけでなく、さらには整形靴技術の全体像について総合的に取り上げ、靴製作技術を詳しく紹介した教科書です。

足部疾患・障害に対して、バイオメカニクス、姿勢、歩行分析、機能解剖から、整形外科診断、評価、手術、切断、理学療法、フットケア、そして整形靴、短下肢装具、膝装具など、従来の書籍に比較して極めて包括的に述べられているのが特徴です。

さらには、足部の外傷・先天的欠損や外反・内反・扁平などの変形、糖尿病足症候群、関節リウマチ、小児脳性麻痺などあらゆる足部の障害に対する最新の足装具療法を紹介されています。

足部障害者のケアにチームアプローチの中で診療に従している整形外科医、リハビリテーション医、義肢装具士、理学療法士、看護師、リハビリテーションエンジニアなど関係専門職の方々の役に立つ教科書だと思います。

野球のスポーツ医学

続いて、2冊目はこの教科書。

野球のスポーツ医学の教科書です。

この教科書は、月刊誌『臨床スポーツ医学』2015年(Vol.32)臨時増刊号として刊行し、大好評出会った「野球の医学」が書籍化したものです。書籍化にあたって項目の追加ならびに大幅な加筆が行われ、より実践的な書となっています。

標準的な治療はもちろんのこと、野球選手に特化したリハビリテーション・エクササイズの解説を豊富に掲載されており、受傷者の競技復帰支援と障害の再発予防に必ず役立つ一冊と言えるでしょう。

野球に関わる方にぜひ持っておいてほしい教科書です。

上肢の画像診断

続いて、3冊目です。

この教科書は、MRI、CT、単純X線写真による手関節・肘関節の画像診断に特化した教科書です。

筋・腱・神経の走行とMRI正常解剖を詳細に解説するとともに、撮像法についても詳述されており、加えて日常診療でおさえるべき上肢の各種疾患について、鮮明な画像にわかりやすいシェーマを交え、豊富な症例を提示して解説されています。

上肢の画像診断・検査に携わる放射線科医、整形外科医、放射線技師の方におすすめしたい教科書です。

股関節・骨盤の画像診断

最後にもう1冊紹介しておきます。

上の紹介した教科書の姉妹書で、関節領域の中でも特に股関節・骨盤領域に特化した画像診断の教科書です。

モダリティ別の撮像法など画像診断の基本を解説した上で、日常診療でおさえるべき疾患、まれだが重要な疾患を厳選し、豊富な画像写真を交え詳述されています。

MRI診断が重要な役割を占めるようになってきた整形外科診療の現状を踏まえた記述がされており、こちらは股関節・骨盤の画像診断に携わる放射線科医・整形外科医・放射線技師におすすめしたい教科書です。

おわりに

以上、今回は最近出版された整形外科・スポーツ医学の教科書のうち気になったものを厳選して紹介しました。

僕は学会に行くと必ず書籍コーナーに立ち寄ります。自分が興味あって参加している学会の内容に関係のある教科書が多いですし、教科書の立ち読みができるのも大きいですよね。やっぱり手に取らないとわからないところがありますので。

最近では新しい教科書をチェックするのも学会に行く楽しみの一つになっています。また学会、勉強会などに行った際に新しい教科書が発刊されていたらご紹介します。

 

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