整形外科・スポーツ医学の最近気になったオススメ教科書を紹介|2017年10月

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

右足の踵の痛みがつらい…。まだ痛みで踵には体重がかけられない状態です。今日の社会人フットサルの練習は筋トレに徹します。なんとか1週間でサッカーができるまで回復してくれるといいのですが…。

いつも患者さんのスポーツ復帰はどちらかというと慎重に進めていく派なのですが、自分のこととなると少しでも早くスポーツ復帰したい気持ちに負けてしまいますね…。苦笑

さて、この記事では先日参加した学会の書籍コーナでチェックした最近出版された整形外科・スポーツ医学の教科書のうち、気になったものを厳選して紹介しようと思います。

骨折治療とリハビリテーション

まず、最初に紹介するのがこちらの教科書です。

骨折の治療指針とリハビリテーションに関する教科書です。

医師とメディカルスタッフ間のギャップを埋めることを目的に、骨折のリハビリテーションに従事するメディカルスタッフを対象に編集された実践的な教科書です。

全身の各部位の骨折について治療のゴールを明記したうえで、医師が行う治療法、リハビリテーションを行うにあたってメディカルスタッフが留意すべき具体的な点を受傷後16週までの期間に分けて詳細に記載してくれています。

運動器の保存療法

続いてこちらの教科書。

これは、日本臨床整形外科学会が編集した整形外科の保存療法のマニュアルです。

整形外科専門病院、実地医療の現場で行われている保存療法の進め方を部位別、疾患別に解説してくれています。

「コツ」「注意点」がわかりやすくまとまっていて、整形外科の保存療法実践をサポートしてくれることでしょう。

腰痛の予防・リハビリテーション

次に腰痛の予防・リハビリテーションの教科書です。

世界的な名著として知られている、腰痛に関する最新の科学的知見とそれに基づく予防とリハビリテーションをまとめた『Low Back Disorders』第3版の翻訳書です。

一般的に腰痛の85%は非特異的腰痛であり、疾患として確定診断ができるのは15%にすぎないということが常識となっていますが、この教科書では非特異的腰痛というようなものは存在せず、詳細な評価を受けていない患者がいるにすぎないと断言しています。

この教科書を読めば、腰痛に関する最新の科学的知見とそれに基づく予防とリハビリテーションを理解できるでしょう。

頭頚部・体幹のスポーツ外傷

次は、頭頚部・体幹のスポーツ外傷の教科書です。

部活動やレクリエーション、レジャー、プロスポーツなどのスポーツ現場で起こる頭頚部・体幹の外傷は重症化を許せば生命予後を左右しうるものです。元の競技レベルでスポーツに復帰することが患者の望みですが、そのためには初期診療を含めた適切な診断と治療法の選択、復帰のための指導が欠かせません。

この教科書では、脳神経外科・整形外科の双方の視点から、スポーツ外傷発生の瞬間から現場ではどうすべきか、どのような検査を行い、保存あるいは手術の判断を下すか、いかなる復帰スケジュールを組むか、あるいは引退を促すか、といった治療の流れについてのスペシャリストの知見を学ぶことができます。

特に僕のような整形外科医は頭部外傷については弱いと思うので、こういった教科書を1冊持っているべきだなと立ち読みしていて思いました。

スポーツエコー診療

次はスポーツ傷害に対するエコー診療の教科書です。

超音波(エコー)診断機器の小型化や画像解析能の進歩は著しく、スポーツ外傷においてもエコー診断の幅が広がってきているのは何度も述べてきた通りです。

この教科書はスポーツ傷害に対するエコー検査を中心に、その診断へのファーストタッチ、治療経過、ならびに競技復帰への判断のポイントと考え方を解説してくれている実践的な教科書です。

今後、ますますエコー診療は出来て当たり前の世界になってくると思うので、スポーツ診療を行う整形外科医、スポーツドクター、トレーナーなどには非常におすすめの教科書です。

スポーツ理学療法 

最後に、スポーツ傷害に対する理学療法の教科書です。

スポーツ理学療法プラクティスは、医療現場・競技現場でスポーツ理学療法に求められるアドバンスな技術・知識を解説している教科書シリーズです。

この教科書では、スポーツ外傷・障害の各種評価方法とその結果の解釈の仕方が詳細に解説されています。

また、スポーツ外傷・障害の予防戦略、競技パフォーマンスの評価についても解説されており、スポーツ傷害の理学療法についても理解しておきたいスポーツドクターやスポーツ理学療法に携わる理学療法士・トレーナーには非常におすすめの教科書です。

スポーツ理学療法プラクティスシリーズの教科書ももう一冊紹介しておきます。

スポーツ外傷・障害は、急性期の対応が競技復帰時期・重傷度を左右しますが、この教科書では医療現場・競技現場における適切な外傷の評価と処置の方法についてエキスパートの先生たちが解説してくれています。

こちらは、特に現場で仕事をするスポーツドクター、トレーナーの先生におすすめの教科書です。

おわりに

以上、今回は最近出版された整形外科・スポーツ医学の教科書のうち気になったものを厳選して紹介しました。

僕は学会に行くと必ず書籍コーナーに立ち寄ります。自分が興味あって参加している学会の内容に関係のある教科書が多いですし、教科書の立ち読みができるのも大きいですよね。やっぱり手に取らないとわからないところがありますので。

最近では新しい教科書をチェックするのも学会に行く楽しみの一つになっています。また学会、勉強会などに行った際に新しい教科書が発刊されていたらご紹介します。

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

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