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【厳選】チェックすべきスポーツ医学の最新のおすすめ教科書を紹介|2019年10月

 
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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること! 仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい! 自分の日々の勉強のため、また同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思い、スポーツ医学、整形外科、資産形成などについてブログを書いています。
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どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

よせやん

昨日のラグビー日本代表の試合は感動しましたね!

ラグビーの楽しさ、そして、スポーツの素晴らしさを改めて感じることができました!

次も一丸となって頑張って欲しいですね!!

 

8月末に日本整形外科スポーツ医学会、9月末に日本足の外科学会に参加してきました。

これらの学会の書籍販売コーナーで見つけた最近出版された整形外科・スポーツ医学の教科書のうち、気になったものを厳選して2回に分けて紹介しようと思います。

 

今回は前回の整形外科の教科書に引き続き、スポーツ医学の新しいおすすめ教科書を紹介します。

Contents

スポーツ精神医学

続いて、スポーツ精神医学の教科書です。

現代のスポーツ医学はスポーツ選手に対する種々の医学的アプローチのみならず、さまざまな疾患の予防、治療やリハビリテーション、一般人の健康の維持・増進に大きな役割を果たしています。

しかし、スポーツ医学がこれらの役割を真に果たすには「こころ」の問題を避けては通れません

 

ここにスポーツと精神医学との関係を研究する学問領域としての「スポーツ精神医学」が必要になります。

この教科書は、日本スポーツ精神医学会が編集した最新のスポーツ精神医学の知見を網羅した国内唯一の教科書です。

 

医療者はもちろん、アスリート、指導者、スポーツに関わる方々など、幅広く皆様にお手に取っていただきたい内容になっています。

よせやん

エコーの教科書

エコーの新しい教科書が何冊か出ていたので紹介します。

最近はエコーのいい教科書がいっぱい出てきましたね。

 

まず1冊目です。

スポーツ現場の第一線でエコーを片手に活躍しているスポーツドクターや、エコーを活用しリハビリを積極的に実施しているセラピストが、運動器エコーの基本や実践的な各部位およびスポーツ疾患の描出法、エコーを使用した注射治療法や運動器リハビリテーションといった治療についてわかりやすく解説してくれています。

「どこにエコーを当てているのか」、「実際に描出されている画像」、「何が映し出されているのか」がわかりやすい紙面構成で、特に重要なポイントについては動画をウェブ上でも閲覧可能です。

 

スポーツ診療におけるエコーの役割と活用法がわかる入門的な教科書だと思います。

よせやん

続いてこちらの教科書。

こちらは上級編のエコーの教科書です。

エコーによる病態の理解と、エコーガイド下注射、ハイドロリリースの手技について詳しく解説されています。

こちらの教科書にも動画解説と無料の電子版が付属しています。

 

運動器のプロフェッショナルのためのエコー指南書だと言えると思います。

よせやん

スポーツと体幹

次に体幹関連の教科書です。

体幹筋機能の向上は、スポーツおける障害予防や、治療時のリハビリテーションに非常に有効であるとされ、近年高い注目を浴びています。

この教科書は、その体幹機能のなかでも腰椎や四肢の活動において重要な機能を果たすモーターコントロール機能に着目し、その向上を図るための様々なエクササイズやトレーニングを医学的なエビデンスに基づいて行うための具体的な方法を写真や豊富な図表を用いてわかりやすく解説してくれています。

 

もう一冊体幹関連の教科書を紹介しておきます。

体幹に対する理学療法の技術とコツを解説してくれています。

前半では触診による機能解剖や疾患の特徴から見た運動連鎖の観点からの運動機能障害、機能評価を、後半では動作分析からみた腰痛発生のメカニズムや外科的治療とその術後理学療法が解説されています。

また、成長期スポーツ選手の腰痛や非特異的腰痛の特徴、運動連鎖・隣接関節を理解したうえでの介入方法、産業医学の立場から見た腰痛対策についても紹介してくれています。

 

スポーツリハビリテーション

最後に、スポーツリハビリテーションの教科書です。

横浜市スポーツ医科学センターに蓄積された豊富なデータをもとに、スポーツ外傷・障害のリハビリテーションを解説した実践的な教科書です。

総論、部位別、競技別の3章から成り、保険診療の範囲内で行われるリハビリを中心に取り上げています。

800点以上のカラー写真を用い、各疾患の治療戦略をフローチャートで示すなど、わかりやすさも追求されています。

 

リハビリに関わる、理学療法士、アスレティックトレーナー、整形外科医、スポーツドクターに参考になる一冊だと思います。

よせやん

続いてこちらです。

この教科書は2018年に発売された教科書ですが、今回の学会で初めて目にしたので一応紹介しておきます。

スポーツ外傷・障害に対するアプローチについて理学療法学の観点から解説された教科書ですが、スポーツ医学の基礎知識・基本手技、コンディショニングや応急処置などあらゆるスポーツに共通する内容が盛り込まれています。

トレーナーをされている理学療法士の先生向けの教科書といった感じでしょうか。

 

アスリートの確実な競技復帰、再発予防のために参考になる一冊だと思います。

よせやん

おわりに

以上、今回は最近出版されたスポーツ医学の教科書のうち、気になったものを厳選して紹介しました。

 

僕は学会に行くと必ず書籍コーナーに立ち寄ります。

自分が興味あって参加している学会の内容に関係のある教科書が多いですし、教科書の立ち読みができるのも大きいですよね。

やっぱり手に取らないとわからないところがありますので。

最近では新しい教科書をチェックするのも学会に行く楽しみの一つになっています。

 

 

 

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