医師とセラピストの理想の関係|患者さんによりよい医療を提供するために

 

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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

昨日、今日は日本体育協会公認スポーツドクターの養成講習会(応用科目Ⅲ)を受講するために東京まで来ています。応用科目は2日間×3回東京まで来て講習を受ける必要がありますが、その講習も今日ですべて終わります。

これであとは申請をしたら日本体育協会公認スポーツドクターの資格がGETできます!

日本医師会認定健康スポーツ医に引き続き、2つ目のスポーツドクターの資格ですね。僕は今医師5年目なので最短でGETしたことになります!

資格自体にはそこまで意味はないかもしれないけど、スポーツドクターを名乗っている以上、スポーツドクターとしての肩書きが増えるのは純粋にうれしいですね。

さて、昨日理学療法士のtakaさんに「セラピストなら要チェックのアカウント」として僕のtwitterアカウントのことを紹介してもらいました。

そのこともあったので、今日は医師とセラピストとの関係について思っているところを書かせてもらおうと思います。

理学療法士のtakaさん

最初にせっかくなので理学療法士のtakaさんを紹介しておきましょう。

元々は僕のことをtwitterでフォローしてくださって、それからtwitterを通じて僕もtakaさんのブログを拝見しています。

takaさんのブログ:理学療法士 takaの臨床ブログ

takaさんは、2011年に理学療法士免許を取得され、現在で臨床7年目の先生です。

普段の臨床では脳卒中片麻痺患者さんに対して装具療法・課題指向型アプローチといったエビデンスの中に、ボバース概念とPNFコンセプトを取り入れたり、痛みを有する患者さんには、姿勢制御の観点から動作分析を行い運動療法・徒手療法(ドイツ徒手医学・関節ファシリテーション:SJFなど)を行なっていらっしゃいます。

また、前十字靭帯再建術後患者さんに向けた大腿四頭筋の安全かつ効果的な筋力トレーニングについて超音波エコーを用いた研究を行っていたり、院外では大学での授業や大学水泳部でのトレーナー活動までされています。

つまり、僕と同じくめちゃくちゃエネルギーに溢れるお方ですね。

そして、今回のtakaさんのツイートがこちらです。

ラピストならこの人のアカウントは要チェック」という方をまとめてくださったのですが、その中で僕のアカウントのことも紹介してくださっています。

他に紹介されているのはみなセラピストの先生なのですが、その中で僕のことを紹介してくださったのは本当にうれしいですね。

僕は、患者さんの機能回復のためには、リハビリテーションはかなり重要なウエイトを占めていると思うので、今後も医師としての目線からリハビリテーションに関しても記事にしていきたいと思います。

医師とセラピストの関係

では、今日の本題である医師とセラピストの関係について僕の思うところを語ってみます。

結論から言ってしまうと、

患者さんによい医療を提供するためには、医者とセラピストがお互いに信頼できる関係にあることが必須

だと僕は思っています。

整形外科医として

整形外科医として例をあげてみます。

まず医師が最高の手術をして、その症例に適した後療法を決める。

そして、セラピストの方がしっかりとしたリハビリテーションを行う。

その上で問題点があれば医師に伝え、必要があれば相談して後療法を調整する。

手術がダメでも、後療法のプランがダメでも、リハビリテーションがダメでも患者さんに機能障害が残ってしまう可能性があります。

だから、医師とセラピストが対等に、というか気兼ねなく話せる関係であることが患者さんに治療を行う上で必要不可欠だと思います。

医師も足りないところがあればセラピストに言うべきだし、セラピストも医師の後療法に怪しいところがあったり、何でこうするのかな?と思うところがあれば聞いて確かめられるような関係であるべきだと思うのです。

でないと、結局不幸になってしまうのは患者さんです。

また、先ほど紹介したtakaさんのような勉強熱心で優秀な方は別ですが、正直病院で働いているセラピストのレベルはピンキリです。

ですから、医師の立場からすると自分の理想の治療を行う上では、リハビリをしてもらうセラピストのレベルを引き上げることも肝要です。

指示を細かく出してそれをそのまま実行してもらうのでもいいのかもしれませんが、頭で理解してもらっておくと毎回症例ごとに細かく指示を出す必要がなくなりますし、勘違いをして禁止事項をやってしまうことも少なくなると思います。

例えば、膝の半月板縫合を行った患者さんのリハビリの場合、前節の断裂だったから過伸展は禁止してもらう、後節の断裂だったから深屈曲は控えてもらい荷重を始めるときも膝伸展位で行ってもらう、横断裂だから荷重を控えるなど、なぜそうしなければいけないのかを理解しておいてもらうと細かい指示を出さなくても損傷部位と手術内容を伝えるだけである程度後療法をわかってもらえるようになります。

もちろん、セラピストの中で勉強会などをして知識を共有してもらえたらいいのですが、そういう積極的な病院ばかりではないでしょう。また、実際に手術をしている医師から説明した方が理解してもらいやすいところもあると思います。

ですから、医師も自分の理想の治療を行うためには、セラピストの教育(偉そうな言い方になってしまいますが)を行い、同じ目線で治療を行える環境を作り上げることも大切だと思うのです。

セラピストの先生にも教えて欲しい

また、僕は医師もセラピストの先生に教えてもらうべきところは教えてもらうべきだと思います。

患者さんの患部に触れている時間はセラピストの先生の方が長いと思います。僕も身体診察ではセラピストの方にも負けたくないと気張ってはいますが、やはり身体診察の技術はセラピストの先生の方が上でしょう。

医師は画像という武器があり、その威力も増しているため、特に近年では身体診察が置き去りになりつつあるのが現状です。若手医師は特にそういう傾向にあるでしょう。

しかーし、僕は整形外科医はやはりまず身体診察ありきだと思います。

例えば、大腿部痛がある患者さんがいて除外目的で撮った腰椎MRIでL3/4間に脊柱管狭窄があると、医者はじゃあ痛い原因はこれだと決めつけてしまうことが少なくないでしょう。

でも、症状を起こしていない脊柱管狭窄の患者さんなんていっぱいいます。それが本当にL3/4の神経根症状なのかは身体診察をきちんとして確かめるべきだし、もし違いそうならば他の原因がないかをきちんと検索すべきだと思うのです。

逆にセラピストの先生は画像に頼っていないため、身体所見と問診で原因を見つけようとします。そりゃ画像に逃げてしまうことが多い医師よりもセラピストの方が身体診察が上手くなっていくのは必然ですよね。

さらには、勉強熱心なセラピストの先生はエコー技術にも長けていて、医師よりエコーが上手い先生もたくさんいるし、中には筋膜リリースなどもできてしまうセラピストの先生もいます。

だから、僕はお互いに自分の方が知っていることは教え合って、お互いに高めていくことができる関係が医師とセラピストの最高の関係だと思います。

そういう関係を築くことによりお互いを高め合うばかりでなく、患者さんにもよりよい治療を提供できるようになると信じています。

僕は病院で空き時間ができるとリハ室を訪問して患者さんのリハの進み具合をチェックすると共に、セラピストの先生にこういうリハビリをやったらいいんだということを勉強させてもらっています。

自分のtwitterアカウント

twitterアカウントではもちろんブログの更新情報も流していますが、整形外科医としてスポーツドクターの仕事をしていて思ったことやフォローしている方のツイートに対して思ったことをツイートしたりしています。

いつからかブログのコメント欄をなくしたので、ブログ内でコメントのやり取りをすることはありませんが、twitterの方ではフォロワーの方やフォローしている方とよくコメントのやり取りもしています。

興味がある方はぜひtwitterでもフォローをお願いします。

おわりに

以上、今日は医師とセラピストとの関係について思っているところを書きました。

患者さんによい治療を提供する上で、医師とセラピストの連携は非常に重要だと思います。

そのためには、医師とセラピストが

  • 信頼できる関係にあること
  • 気兼ねなく話せる関係であること
  • お互いに高められる関係であること

が重要だと思います。

そして、僕は何でも吸収して自分自身を少しでも高めていきたいので、セラピストの先生にも色々教えて欲しいのです。

そういうことを学ばせてくれるセラピストの先生方がtakaさんの下の記事で紹介されていますので、興味のある方はぜひフォローしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに僕は全員フォローさせてもらいました。笑

 

 
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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

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