整形外科専門医試験に合格しました!専門医の資格に意味はあるのか?

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
2月3月は海外出張が多く非常に忙しくしています。
それもあって、整形外科専門医試験を受験したのはもうかなり前のように感じていました。
ですが、結果が出るまではやはりソワソワしていたのが実際のところです。
日本整形外科学会からはいつ結果が発表されるのは公表されていなかったので、受験された先生は余計にソワソワしていたかと思います。
そして先日、とうとう整形外科専門医試験の合格者発表がありました。
結果、僕も合格していました!
というわけで、今日は整形外科専門医試験に合格したことの報告記事を書こうかと思います。
また、専門医の資格を取ることの意味や整形外科学会認定スポーツ医のことについてもこの機会にお話ししようかと思います。
よせやん
Contents
専門医の資格に意味はあるのか
整形外科以外の科も含め、専門医の資格に意味があるのか?というネタはなぜか意外に議論を呼びます。
僕的にはなぜこれがそんなに議論を呼ぶのかわかりませんが、このタイミングでしか述べることはないでしょうから僕の考えを少しだけ。
実際、マネタイズ的に意味があるのかというとほとんどありません。
ただ、病院によっては多少給料が上がったり、専門医でないと採用してもらえない病院というのはあります。
正直、専門医だけでその医師が優秀かどうか判断はできないと思いますが、その分野のことを最低限一通り勉強をしたということはわかる指標にはなると思います。
僕も7年間(整形外科医としては5年間)臨床を経験してきたわけですが、正直専門医の勉強をして初めて知った知識は山のようにたくさんありました。
その中には実際の臨床で要らない知識も多いですが、臨床しながらこれを知らないでやっていたのか!と自分で思ってしまうような大事な知識もいくつもありました。
というか、むしろ今までこんなに薄っぺらい知識しかない状態で外来とかをしていたのかとさえ思いました。
なので、知識の整理という意味では、専門医試験を受ける意味合いは大きいと思います。
ただ、逆は成立しないので、専門医を持っていない先生=知識がない、というのは全く成り立たないので勘違いはしないでください。
また、アカデミアの方面を考えている方はまず持っておいた方がいいでしょうね。
教授を狙う場合は当然として、大学病院で働きたい場合や臨床医として病院の部長などのポストを狙う場合は持っておいた方がいいとは思います。
結論は、取れるもの(みんなが取る資格)は取っておいたらいいのでは?という感じです。
患者さんからしても、何も情報がない状態で専門医を持っている先生と持っていない先生のどちらに診てもらいたいかと言われたら、多くの方が専門医を持っている先生の診察を希望するのが実際のところではないでしょうか。
ただ、きちんと自分で考えて、専門医を取ることの労力と専門医を持っていることのメリットを天秤にかけて要らないと判断するのであれば、それはそれで全く問題ないと思います。
明確に要らない理由があるならば全然取らなくていいと思いますし、逆にその理由が特にないのならば取っておいたらいいのでは?と思います。
資格を取った後に意味がないと判断したら更新しなければいいだけなのですから。
よせやん
とりあえず受けた試験は受かればうれしい
合格報告からかなり話が脱線しましたが、どんな試験であれ受かればうれしいものです。
僕は大学院のタイミングで受験したので、まだ勉強する時間を確保しやすかったですが、臨床医として働きながら受験された先生は勉強するのもより一層大変だったと思います。
合格率は高いものの、ぶっちゃけ簡単に取れる資格ではありません。
僕も勉強を始めるのが遅かったせいではありますが、直前はめちゃくちゃ勉強し死にそうな生活を送っていました。
正直つらかったです。笑
というわけで、今は素直に喜んでいます。
実は、Twitterでは合格を知ったその日に報告させてもらいました。
整形外科専門医になりました✨
資格だけの話で特に何か変わるわけではありませんが受かればうれしい!
試験を受けた時はかなりつらかった覚えがありますが、すでにその時の感情は忘れて次のことしてる自分😅
これからも引き続き、スポーツ医学・整形外科の知識などを発信していくのでよろしくです🙇♂️
— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) February 21, 2020
Twitterのフォロワーの方は皆優しく、たくさんのうれしいお言葉を頂きました!
皆さん本当に心暖かくてそれもまたうれしかったです。
というわけでTwitterのプロフィールも更新しました。
後ほど、ブログのプロフィールなども更新しておこうと思います。
よせやん
整形外科学会認定スポーツ医を取るために必須の資格
僕はぶっちゃけ専門医を取らないという選択肢は100%あり得ませんでした。
というのも、スポーツドクターの資格として整形外科学会認定スポーツ医の資格は必ず取りたいと思っていたからです。
上で述べ忘れましたが、整形外科医でスポーツドクターをしている先生もスポーツドクターの資格を増やせるので持っておくといいでしょうね。
場合によっては、スポーツドクターの仕事にこの資格が求められることもあり得ます。
ただ、日本整形外科学会さんはホームページでこの資格のことをほとんどアナウンスしてくれません。
情報が膨大すぎてこのような情報まで管理するのが難しいのだと思いますが。
ホームページはそのような状態ですが、整形外科学会認定スポーツ医については学会誌でアナウンスがなされますのでそちらを確認する必要があります。
おそらく4月の学会誌に情報が記載されるとのことです。
このホームページでも情報がわかり次第、講習会情報をアップしますので資格取得を考えられている先生はLINE@かTwitterをフォローしておいてください。
よせやん
おわりに
というわけで、今回は整形外科専門医試験に合格したことの報告でした。
実際、整形外科専門医を取得したからといって僕の何が変わったわけでもありません。
今後も今までと同じようなことを続けていくだけです。
これからもスポーツ医学や整形外科の知識について情報発信していこうと思っていますので、引き続きよろしくお願いします。
また、整形外科専門医試験の勉強法まとめ(落ちると恥ずかしいので先には作れませんでした笑)や専門医合格後の登録についてなども今後記事としてまとめていこうと思います。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。
本気でスポーツ医学と運動器診療を学びたい人のために!
- どこにいても(都会でも地方でも)
- 誰でも(医師・理学療法士・鍼灸師・柔道整復師・トレーナー・学生などスポーツに関わる全ての人)
- いつでも(24時間)
利用可能なスポーツセミナー動画配信サービス!!
1週間1円トライアル実施中!!