スポーツドクターを目指した理由|好きこそものの上手なれ!
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
今日は関連病院の手術で、膝内側側副靭帯(MCL)の脛骨付着部からの引き抜き損傷の手術がありました。これは、以前お話ししましたが、MCL損傷の中でも稀な損傷ですが、受傷すると手術が必要になる可能性が非常に高い病態です。
自分も受傷して手術をして頂いたので、自分もこんな感じだったんだろうなと思いながら手術に入っていました。
さて、今日もスポーツ医学の内容ではありませんが、転勤が近づいてきたので自分の思っていることをちょっと書かせてもらおうかと思います。
僕がスポーツドクターを目指した理由と今後もコツコツとトコトンやっていける人間になりたいってことについて書いてみました。
Contents
スポーツドクターを目指した理由
そもそも、僕は別に医者になりたかったわけではありません。
高校時代に、将来何がしたいのか考えたときに、スポーツに関わること以外にやりたいことなんて何も見つかりませんでした。
それでスポーツに関われる仕事って何だろう?と考えたときに、スポーツドクターってかっこいいなぁと思い、医学部を目指すことにしました。
当時は知識がなかったのでスポーツドクターくらいしか頭に浮かびませんでしたが、スポーツに関われる仕事としては、その他にもアスレチックトレーナーや理学療法士、作業療法士、柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、スポーツ栄養士など多くの仕事があります。
まぁ、結局のところスポーツに関すること以外にやりたいことがなかったわけです。
では、もしスポーツドクターになっていなかったら、何をしてたのでしょう?
普通のサラリーマンになって普通に働いてたんでしょうね。昔から負けず嫌いで上昇志向はあるので、それなりに頑張っていたとは思いますが。
しかし、一生頑張り続けるとなると、好きなことじゃないと息切れしてしまいそうですね。
どれだけコツコツ頑張れるか
僕は昔から「コツコツは頑張れないけど、やるときはやる」っていうタイプでした。
毎日コツコツ頑張れる人って本当にすごいなと思うし尊敬します。
自分の欠点は完全にココだったたんです。
学校の定期テストのときの勉強なんかはわかりやすい例えですよね。しっかりしている人は毎日コツコツ勉強しておいて、テスト前になったらわからないところや苦手なところを重点的に勉強しつつ全体を底上げする、コツコツ勉強できない人はテスト前に一気に勉強を始めて、最悪の場合は一夜漬け。
自分は完全に後者でした。
それで、テスト自体は何とかなってしまっていましたが、一夜漬けで勉強したことなんかすぐ忘れてしまいます。そのときのテストの点数はどちらでもそんなに変わらないかもしれませんが、先を見て考えれば、どちらがいいかは一目瞭然ですよね。
やはり繰り返してやった回数が多い方が絶対に強いです。
まさに、継続は力なり。
「自分はやらないだけで、やればできる」って言っている人をよく見かけますが、才能があるのにやらないのは、できないのと何も変わりません。
まぁ自分も昔そう思っていたんですが…。ただ、何事でも上を目指すのであれば、頑張るのなんて当たり前です。
頑張り続けることができて初めてトップを目指すためのスタートラインに立てる。
のだと思います。
ですからまず普通の人の一歩先を行くためにはとにかくコツコツ頑張ることです。しかし、これが本当に難しい。
何事でもやり続けていれば、面白さがわかってくるものだとは思いますが、できることなら最初から自分がやりたいことを頑張りたいものですよね。
というわけで大切なのは、自分のしたいことをまず見つけて、それをどれだけコツコツ頑張れるかだと思います。
やるならトコトンやる!
みなさんは何かに本気で取り組んだことがありますか?
スポーツでも勉強でも仕事でもいいと思いますが、僕は男性であれ女性であれ本気で頑張っているものを持っている人っていいなと思ってしまいます。
僕は好きなことはトコトンやり込むし、興味のないことは全然やらないわかりやすい人間です。
あまり言いたくはありませんが、ゲームでも他のことでも今までにハマったことは何事も1番を目指してやってきました。
今考えると何の意味もありませんが、大学生のときはキャプテン翼〜つくろうドリームチーム〜というソーシャルゲームで1年間くらい全国1位をキープしていたし、その次にやったclash of clansというゲームでも日本トップランカーになっていました。
昔からゲームでも何でもハマったら寝る間を惜しんでやってしまうタイプなので、実際にそれらのゲームをやっていたときは時間がもったいなくて1日3時間も寝てませんでした。
学校のテストでも同じで、勉強したのなら1番を取りたいと思うし、中途半端に勉強して中途半端な点を取るくらいならむしろ白紙で提出して0点でいいと思ってしまい、実際にそうして先生方を困らせたこともありました。
世間一般から見れば、僕はまともな人間ではないでしょう。
でも、自分が好きでもないことをコツコツ頑張るのは難しいことです。それができる人は本当にすごいと思います。
だけど、好きなことなら頑張れるものです。
学生時代にコツコツ頑張れなかった僕も、今はスポーツ整形に関する勉強や膝関節鏡・脚関節鏡の手術ができるようになるために努力んすることはどんだけでも頑張れます。「好きこそものの上手なれ!」とは上手く言ったものですよね。
好きだからコツコツ頑張れる、そしてコツコツ頑張るから上手くなる。
っていう意味だと思います。
今週で大学病院での勤務も終わり、来週からは転勤して外傷とスポーツ整形ばかりに携わる日々が始まります。これからもスポーツ整形に関することは、コツコツとそしてトコトンまでやっていこうと思います。
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