2017/01/07

足の代表的な副骨障害|副骨・副骨端核・副骨障害についても解説!

 

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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

最近、週3、4回くらい当直が入ってます。当直のない週末はありません。当直のない休日には、社会人サッカー・フットサルの練習や試合、メディカルチェックやマッチドクターの仕事が入っているため、丸々空いている休日は全くありません。

やりたくてやってることなので幸せなのかもしれませんけどね。でも、たまにはゆっくりしたいなぁとか思うこともあります。

さて、本日は足の外科シリーズでございます。

足の副骨障害」と言われて、何があるかイメージできますか?

足の外科を勉強している人やスポーツ整形を勉強している人は、os subfibulareという言葉をよく耳にすることがあるのではないでしょうか。何となく外果の裂離骨片の遺残のことかと思ってましたが、きちんと調べたことがなかったので今回調べてみました。

というわけで今回は、足関節・足部に多く認められる副骨およびその障害について勉強してみましょう。スポーツをする人に多いため、スポーツに関わる方も知っておくといいと思います。

はじめに

副骨とは何なのか?
副骨端核とは何なのか?
副骨障害にはどんなものがあるか?

という質問に答えることができますか?
これらを理解できるように勉強していきましょう。

足関節・足部には副骨が多く認められます。足の骨の成長と運動との兼ね合いで出現してくる副骨は、ときに近傍の腱を挟み込んだり(インピンジメント症候群)、他の骨との衝突による炎症を引き起こします。

骨の正常な骨化と副骨の発生は、密接な関係があることに着目する必要があります。

副骨とは

副骨とは、「過剰骨」ともいい、発生学上の遺残物(本来、癒合すべき部位に癒合せず残存したもの)、もしくは骨折後に癒合しなかった骨のことを言います。

副骨障害はスポーツ活動の盛んな人の足関節・足部に非常に多く、運動と関連があることが示唆されています。

本来癒合すべき骨とは、線維性軟骨結合もしくは硝子軟骨結合していることが多く、腱が副骨と連続している場合は腱の牽引などで炎症や骨折、腱断裂を合併することがあります。

副骨障害

足関節・足部の副骨は40種類ほど存在(図1)しますが、大部分は無症状です。

足 内側 副骨
図1:足内側の代表的な副骨

しかし、副骨が大きい場合、靴と擦れたり、関節運動の際に副骨で挟まったり(インピンジメント)、腱などが副骨に連続している場合には、腱の断裂や機能障害を発生させ、これを副骨障害といいます。

数多くの副骨に日本語名はありませんが、三角骨(os trigonum:13%)外脛骨(os tibiale externum:10%)といった高頻度な副骨には日本語名が存在します。その他として、よくみられる副骨にos peroneum(10%)があげられます。
( Berquist TH. Radiology of Foot and Ankle. 2000)

これらよくみられる副骨にはそれぞれ障害しやすい腱があります。

• 外脛骨:後脛骨筋腱
• 三角骨:長母趾屈筋腱
• os peroneum:長腓骨筋腱

これも併せて覚えておくとよいでしょう。

足 外側 副骨

図2:足外側の代表的な副骨

また、外果・内果の下端に出現する小さな骨は副骨端核(副骨核:accessory ossicle)とよび(図2)、副骨と同様に靭帯が付着しているため、障害を発生させやすいため、副骨と同様に扱います。

内果の副骨核をos subfibulare、外果の副骨核をos subtibialeといいます。

足関節 副骨核
図3:足関節の副骨核

おわりに

以上、今回は足関節・足部に多く認められる副骨およびその障害について勉強しました。
副骨とは何なのか?副骨障害にはどんなものがあるか?理解できたでしょうか。

副骨障害として有名な、外脛骨障害・三角骨障害・os peroneum障害やos subfibulare、os subtibialeについては、今後出会うことも多いでしょうし、何より自分が興味があるので、またまとめていこうと思います。興味を持った方はお楽しみに。

 

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