【ロシアW杯旅記】日本vsポーランド戦当日の現地の様子|日本のパス回し、本田選手の言葉、挨拶回りしてくれなかった日本代表について思うこと
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
昨日のロシアW杯グループ予選日本代表vsポーランド代表の試合は何とも言い難い、もやもやした試合でしたね。
よせやん
セネガル戦からスタメンを6人入れ替えて迎えたこの試合。
後半ポーランドに1点入れられ0−1となったものの、裏カードでコロンビアが1−0とセネガルにリードしていたため、日本はこのまま0−1で試合を終わらせることを選び、試合後に物議を醸し出しました。
僕も現地ヴォルゴグラードで日本代表の戦いぶりをこの目で見てきましたので、この記事では日本代表vsポーランド代表戦当日の現地の様子をお伝えします。
また、日本代表の今回の戦い方、試合後の本田選手の言葉、挨拶回りしてくれなかった日本代表について思うこところ述べようと思います。
Contents
ヴェルゴグラード・アリーナへ
今回もホテル近くからサポーターバスで今回の決戦の地であるヴォルゴグラード・アリーナの近くまで向かいます。
バスから降りて、日本サポーターで集まって記念撮影。
そこからトラムに乗ってスタジアム近くまで移動し、そこから歩いてヴォルゴグラード・スタジアムを目指します。
その途中にあるショッピングモールに寄って、お土産を見たり昼ごはんを食べました。
ショッピングモールの中もサポーターでいっぱいで、特にイートコーナーは人で溢れていました。
お店の人もありえない忙しさで嬉しい悲鳴?をあげていそうでした。
さて、気を取り直してスタジアムを目指します。
この歩いている間もロシアの方、ポーランドサポーターと絡んでる人、顔にペインティングしている人、大道芸をしている人などいろんな人がいて歩いているだけでもテンションが上がります。
やっとヴォルゴグラード・アリーナに到着。
今回の席は前から7列目。
めちゃくちゃ近かったです。
この試合でも、W杯オリジナルのビールカップを手に入れるためにビールを購入。笑
日付と対戦カードが書かれているソフトドリンクカップももちろん購入しました。
そちらはInstagramであげていますのでそっちを見てくださいね。
そして、試合開始の時間が近づいてきました。
いよいよ、選手入場です。
いつも言っていますが、選手入場して国歌斉唱。
僕はこの国会斉唱の時間が大好きです。今回も全力で君が代を熱唱しました。
日本vsポーランド
いよいよ日本vsポーランド戦のキックオフです。
日本はとりあえずは引き分け以上で決勝トーナメントという状況でしたが、西野監督は大胆にもセネガル戦からスタメンを6人入れ替えてきました。
日本の決勝トーナメント進出条件については下の記事でまとめています。
決勝トーナメントのことを考えればスタメン選手を休ませてコンディションを整えることができればベストですが、負けたらグループリーグ敗退の可能性もあるのでみなさんも少し不安になったのではないでしょうか。
この試合は非常にいい席だったので、前半に柴崎がコーナーキックを蹴りにきたときはまさにシャッターチャンス。
しっかり写真も撮らせてもらいました。
ウォーミングアップエリアの目の前だったので、アップをしに来た日本人選手の写真も撮らせてもらいました。
こっちは香川、本田、原口。
こっちは長谷部、乾、原口。
点を取りに行くなら最後に本田が出て来るかなぁと思いましたが、結局西野監督は守備を選択したため交代したのは長谷部選手でしたね。
試合内容は…
前半は悪くない内容でしたね。
というかポーランドはバックラインでパスミスを多発したりと、とにかくポーランドが上手くいっていない印象でした。
しかし、後半14分に日本は弱点であるセットプレーから失点。
得点者にマークが全くついていない状態でシュートを打たれてしまいましたね。。
その時、コロンビアvsセネガルは0-0のスコアレスドロー。
このままどちらの試合もスコアが動かなければ日本は敗退でした。
しかし、その後にコロンビアがセネガルから1点奪い1-0になり、日本はこのままのスコアで試合が終われば2位抜けできる状況に。
というわけで、最後の10分は負けているにも関わらず全く攻める気配がありませんでした。
敗退が決まっているポーランドも勝ってメンツを保ちたいだけなので、ボールを取りに来ることもありません。
試合を観ている観客からは地鳴りがしそうなほどの大ブーイングが。
その気持ちもわかる気がしました。
今回の最後のパス回しについて思うこと
さて、この最後の10分間の日本の攻める気が全くないパス回し、ボールを取りに来る気のないポーランドによって試合は完全に膠着しました。
この10分間のことが世界中で物議を醸し出していますね。このときの、日本の決勝トーナメント進出条件についてはもう一度確認すると、
- ポーランド戦で引き分け以上
- 負けた場合
1. セネガルが勝利
2. セネガルが負けて条件で上回る
もしも、日本vsポーランド、セネガルvsコロンビアの試合がどちらも0-1のまま日本とセネガルが負けた場合、得失点差、総得点が並んだままになり、日本vsセネガルの対戦成績も同点のため差がつかず、反則ポイントで順位が決まることになります。
反則ポイントはイエローカード、退場などの数で決まるものですが、イエローカードが少ない日本が上回っていたので、このままどちらの試合もスコアが動かずに試合が終われば日本が決勝トーナメントにいけるという状況だったわけです。
ただ、それで時間を稼いでいる間にセネガルが同点に追いついたら敗退するのは日本だったわけなので、セネガルが同点に追いつかないことを信じて他力本願で0-1のまま試合を終わらせようとするのはなかなかできる判断ではないように思います。
これでセネガルが同点に追いついて日本が敗退していたら、バッシングはこの程度で済まなかったでしょう。
ま、結局は賭けに勝ったわけですけどね。
僕は個人的には決勝トーナメントに進出するという結果が大事だと思うので、今回のことが別に悪いとは思いません。もちろん、本当は他力ではなくて自力で突破を決めるために、せめて引き分けでボール回しをしてくれるのがベストでしたが…。
でも、結局のところ結果的には
- 決勝トーナメント(ベスト16)に進出
- スタメンをかなり休めることができた
ので、結果だけ見ればこれ以上ない結果だと思います。
ま、観客の1人しては最後の方は何の面白みもなくて、もはや試合ではなくてセネガルvsコロンビアの速報を見ていましたが。笑
試合後の本田選手の言葉
そんな、もやもやした気持ちでしたが、試合後の本田選手の言葉にまた少し救われました。
こうやってサポーターのことを考えてそれを実際に発言してくれるだけでも心が救われた気がします。サッカーはエンターテイメントなので。
結果主義ではダメ、と僕はずっと思っているので。
ただ、結果を出さないと誰も俺の発言を聞いてくれない。
だから結果を追い求めるけど、本当はダメなんです。
いいサッカーしてナンボなんですよ。
だから、ブーイングを送っていた、面白いサッカーを見たかったファンには申し訳なかったと思います。
でも、次に進まないといいサッカーをしてファンを喜ばせることができないという意味では、理解してほしいなと思います。
(試合後の本田選手のインタビューより)
おそらくプレーしている選手の中でも葛藤があったと思いますからね。
長友や宇佐美もセネガルが同点に追いつく可能性のことを考えると、気が気でなかったことを告白しています。
観客へ挨拶に来なかった日本代表が残念
ただ、試合後に応援団のところにだけ言って、グランドを一周回ってくれなかった日本代表には残念な気持ちになりました。
最後0-1狙いで会場のブーイング半端なかったけど、決勝トーナメント進出決まって素直におめでとうと思った。
でも、最後に選手たち応援団のとこだけ挨拶に行ってグランド一周してくれなかった。
ロシアまで応援来てるのにひどくないですか?笑#JPNCOL #日本代表
— よせやん@目指せスポーツドクター (@sports_doctor93) 2018年6月28日
いつもは応援団のところに行ってから、サポーターに挨拶しながらグランドを一周してくれるんですけどね。
今回は、こんな状況の中で試合が終わったから、選手たちも混乱?していたのでしょうか…。
せっかく日本から応援に来てるのになぁと少し寂しい気持ちになりました。
試合が終わってすぐ、挨拶に備えて一番前を頑張って陣取ったのに。笑
周りの日本人サポーターの方もがっかりしていましたが、みんなでゴミ拾いをして帰りました。
おわりに
以上、今回は日本vsポーランドの当日の様子を報告しました。
どんな形であれせっかく手に入れた16強なので、決勝トーナメントではしっかり戦う日本代表が見たいですね。
ここまで来たらベルギーにも勝って欲しい!
引き続きみんなで日本代表を応援しましょう!!
ガンバレ!日本!!
よせやん
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