スポーツにおけるテーピングのおすすめ教科書|医療者向け、アスリート向け、使えるポケットマニュアル!
どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。
よせやん
今日は仕事の合間に税務的な手続きを色々とやってきました。
なんか、改めてスポーツ医学の情報を発信していくブログとして、頑張っていきたいと思いましたね。
整形外科の教科書のまとめ記事のように、スポーツ医学の教科書についてもまとめ記事を作ろと思っていたのですが、1年以上停滞したままでした。
大きなことをやろうと思うとエネルギーが要りますよね。
今回を機に、スポーツ医学の教科書のまとめ記事を完成させようと思いますので、各論から紹介していきますね。
というわけで、今日はスポーツにおけるテーピングを学ぶための教科書を紹介しようと思います。
Contents
テーピング
テーピングとは、人体の各関節部や身体部分にテープを巻いたり、貼ったりすることをいいます。
テーピングは以下のような目的で行います。
- 「けが」の予防
- 救急処置
- 「けが」をしても試合を続行すしなければならない場合
- アステチック・リハビリテーション
- 運動フォームの矯正
アスリートも簡単なテーピングは自分でできるように知っておくべきだと思うし、整形外科医はもちろんのこと、柔道整復師、理学療法士などの医療関係者は、テーピングに関しても知識を持っておきたいところです。
特にアスリートをサポートするスポーツドクターやスポーツトレーナーは、選手にテーピングもできないと話にならないでしょう。
僕も今まで選手としても膝や足関節にはよくテーピングを巻いてサッカー、フットサルをやってきました。
直近ではファットパッド症候群でプレーできないほど踵が痛かった時にテーピングをすることでプレーできるようになりなりました。
医療者関係者向けの教科書
では、まず医療者関係者向けの教科書を紹介します。
この教科書の著者である山本郁榮先生は、日本リスリングチームのナショナルコーチ、日本オリンピック委員会強化スタッフスポーツコーチをされていた方です。
この本は、山本郁榮先生が長年研究し続けた技法を集大成したもので、「スポーツマンのための実践に役立つテーピング」を目指して、競技の特性に合った技法の解説だけでなく、テーピングや運動に必要な機能解剖やスポーツ傷害・障害についても述べられています。
テーピングに関する教科書は多数ありますが、この教科書はしっかりとテーピングの原理から学ぶことができるため非常に有用だと思います。
また、テーピング実技のDVDも付録されている点も手技を理解しやすくていいかと思います。
よせやん
こちらの教科書も新しくていいかと思います。
理学療法とアスレチックトレーニングに関するテーピング技術を網羅し、治療的側面からもテーピングについて解説してくれています。
整形外科医もちろんのこと、柔道整復師、理学療法士、トレーナーなどのスポーツに関わる医療関係者にオススメです。
よせやん
もう一冊、少し古い教科書ではありますが、こちらを紹介しておきます。
こちらは192ページと読みやすい教科書ですが、テーピングの基礎知識や基本の巻き方についてもまとめてくれています。
部位別テーピングについては機能解剖・スポーツ傷害とともに理解できるように解説されています。
よせやん
アスリート向けの教科書
続いて、アスリート向けの教科書です。
最初に紹介するのがこちらの教科書ですね。
部位別また症状別に、痛みの原因や対処法をわかりやすく図示し、正しい巻き方を丁寧に解説してくれています。
巻きはじめから完成までを連続写真で紹介してくれていて非常にわかりやすいだけでなく、効果的な巻き方やコツを基本から学ぶことができます。
よせやん
この教科書では、日本代表チームのトレーナー経験を持つプロが実践している5つのコツに基づいて、誰でも正しくできるようテープの巻き方やポイントを紹介してくれています。
また、透過イラストでテープが通る位置がひと目でわかるようになっており、目で見て理解することができるでしょう。
少し古い教科書ではありますが、オススメの1冊です。
よせやん
ポケットマニュアル
最後に現場に持っていけるポケットマニュアルを紹介しておきます。
ポケットサイズで現場に持っていくのにオススメの教科書がこちらです。
ポケットサイズなのに、綺麗な写真でわかりやすくテーピングの仕方が解説されていて非常に使い勝手がいいと思います。
スポーツ関係者、特に医療関係者は現場に持っていくと、急なテーピングをお願いされても安心だと思います。
よせやん
こちらはKindleを使用している方にオススメしたい教科書ですね。
もちろん現物のポケットマニュアルを持っていてもいいですが、最近はKindleを利用している方も多いと思います。
そういう方は現場でスマホやタブレットでテーピングの巻き方を確認するのがスマートでいいかもしれません。
よせやん
おわりに
以上、今回はスポーツにおけるテーピングを学ぶための教科書を紹介しました。
アスリートも簡単なテーピングは自分でできるように知っておくと非常に有用です。
また、整形外科医はもちろんのこと、柔道整復師、理学療法士などの医療関係者、特にスポートドクター、スポーツトレーナーとして感動している方は、アスリートにテーピングを巻いて欲しいと頼まれた時にあたふたしないようにしっかり勉強しておきたいところです。
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