2017/08/12

【2017年版】スポーツ選手が使用可能な睡眠薬リスト|アンチ・ドーピング

 
不眠 イライラ 薬 アンチドーピング

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この記事を書いている人 - WRITER -

サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

花の金曜日ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。今日は外傷の面白い手術をして自己満に浸り、関節鏡をちょっと見て、まあまあ満足の1日でした。

転勤したばかりであまり勝手を言えず、日本整形外科学会に行けていませんので、スポーツ大会の結果をアップできなくて残念です。僕の代わりに結果を写メしてくれる方がいたらぜひ連絡してください。笑

さて、今日は2017年版のアンチ・ドーピングとして使用可能な不眠・イライラに対する薬をご紹介します。

アスリートは薬を使う場合はこのリストの中から使えば、うっかりドーピングを防ぐことができますし、医療スタッフもチームと共に携帯する薬をこのリストの中の薬だけにしておけば、自分が手渡した薬によって選手がドーピング検査に引っかかってしまうことは起こり得ません。

医療従事者の方もアスリートに対してはこの記事の中にある薬を処方しておけば、ドーピング検査に該当する薬を知らずに処方してしまうことを防ぐことができますので、ぜひ知っておくとよいかと思います。

はじめに

今回、紹介するのは2017年版のアンチ・ドーピングとして使用可能な不眠・イライラに対する薬です。

具体的に言うと、催眠鎮静薬です。

睡眠薬を常用しているアスリートの方は少ないと思いますが、遠征の際や大事な試合の前に寝れなかったり、海外遠征に行って時差ボケを修正するために眠剤は使用することは珍しくありません。

むしろ、時差ボケによるコンディション低下を避けるために、最近では積極的に使う試みもされていますね。

この記事では、ドーピング検査のうち競技会検査での使用可能な不眠・イライラに対する薬のみを紹介していきます。競技会検査では、禁止物質の一部が検査されるので、このリストの薬はいつでも安心して使用することができます。

病院で処方される処方薬とお店で売っている市販薬に分けて紹介していきます。

注意

  • 禁止物質でも申請手続きにより「治療使用特例(Therapeutic Use Exemption:TUE)」を受けられる場合があります。
  • また使用量が少なく、尿中濃度が低ければ使える薬もありますが、そのような使用条件に制限のある薬はここでは紹介していません。
  • この記事で紹介するリストは例示であり、他にも多くの使用可能な医薬品はあります。
  • ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発医薬品と同等の有効成分を含有しているため、基本的には使用可能です。
  • 市販薬は名前全体が完全に一致することを確認してください。ほとんど同じ名前でも頭に「新」がついたり、終わりに「錠」や「会社名」あるいは「アルファベット」がついているだけで組成が異なる場合があります。

不眠・イライラに対する処方薬

では、まずアンチドーピングとして使用可能な催眠鎮静薬の処方薬を紹介していきます。

処方薬

  • アモバン錠(ゾピクロン)
  • セルシン(ジアゼパム)
  • ハルシオン錠(トリアゾラム)
  • ベルソムラ錠(スボレキサント)
  • マイスリー錠(ゾルピデム酒石酸塩)
  • ロゼレム錠(ラメルテオン)

大事な試合の前や海外遠征前に眠剤を病院で処方してもらう場合にはこの中の薬を処方してもらえば安心です。

また、スポーツドクターや一般整形外科医であってもアスリートに対して投薬を行う場合は、このリストの中の薬を処方しておけば基本的に安心ですので参考にしてください。

ただし、催眠鎮静薬は海外への持ち出し、持ち込みには厳重な規制があるので注意してくださいね。

外部リンク:海外渡航時の医薬品の携帯

不眠・イライラに対する市販薬

次に、薬局などで普通に購入できる催眠鎮静薬の市販薬です。

市販薬

  • ドリエル

上の注意でも書いたように、市販薬は名前全体が完全に一致することを必ず確認してください。

ほとんど同じ名前でも頭に「新」がついたり、終わりに「錠」や「会社名」あるいは「アルファベット」がついているだけで組成が異なる場合があり、実際に名前のほとんど同じ薬は非常に多いので注意しておきましょう。

ドリエルにもドリエルEXなどの亜型があります。 

おわりに

以上、今回はアンチ・ドーピングとして使用可能な不眠・イライラに対する薬を紹介しました。

スポーツ界でもドーピングは最近注目を浴びるようになってきた分野です。思いがけないうっかりドーピングや自分が処方した・選手に手渡した薬で選手がドーピング検査で引っかかってしまい、悲しい運命を辿ることがないように、今回紹介した薬の中から薬を選んで頂くと安心です。

スポーツ関係者の方には是非とも参考にして頂けましたら幸いです。

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

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