整形外科医になる前に勉強しておくべきこと①(解剖)

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どうも、こんにちは。

今日は大学で人工肘関節の手術がありました。
とは言っても人工肘関節の手術自体はそんなに多くはありません。
アプローチはキャンベル法を用い、上腕三頭筋を近位で切離して捲り返し、LCL、MCLを切除して肘関節をむき出しにするため非常に解剖のいい勉強になりました。

さて、今日は自分が研修医のときに整形外科になるにあたって勉強しておいたこと、整形外科になってから勉強しておけばよかったと思ったことを踏まえて、整形外科医になる前に勉強しておくべきことに関して書いていこうと思います。

関連記事:研修医になる前に「最低限」勉強しておくべきこと

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勉強しておくべきこと

まず自分が研修医のときに、将来的に整形外科になるにあたって勉強したことを書いてみます。
僕の場合は研修医になったときから将来整形外科に進むことは決めていました。
というか、スポーツ整形外科をやることまで決めていましたが。
勉強したことを思い出してみると…

解剖(日本語・英語)
救急外傷の診察と治療
内科的なこと

大まかに書くと、しっかりと勉強したのはこの3つです。
もちろん、整形外科で研修していて日々出会う症例や、外来での診察法、気になったこと(手術のときの糸の使い分け、伝達麻酔などなどいっぱいありましたが)などは勉強してました。

あと、自分は研修医のときは当たった骨折の症例の治療法のみ勉強していましたが、今思うと整形外科医になる前に

・骨折治療

に関しても系統的に勉強しておくべきだと思います。
僕の場合は整形外科1年目は大学病院に行かなければいけないことがわかっており、以前の記事でも書いたように外傷の症例はほとんどないため、骨折の系統的な勉強は大学に勤務しているときにやればいいやと思っていましたので後回しにしました。

解剖

僕は上記に挙げた4項目の中で、整形外科医になる上で解剖が最も大切であり勉強しておくべき項目だと思います。
手術の際はもちろんのこと、日々の診察でも解剖の知識は必須です。
また、整形外科の先生は解剖用語を英語や略語で言うことがかなり多いです。

そのため、解剖学の勉強をするときは日本語名はもちろんですが、併せて英語でも勉強しておくことをオススメします。
解剖を勉強するときは名称だけではなく、筋肉であれば起始と停止やその機能、骨であれば付着している筋肉、神経は運動枝と感覚枝の支配まで勉強しましょう。
これは必ず役に立ちます!!

オススメの教科書

僕は解剖の勉強(骨)は以下の教科書を用いて勉強しました。

かなりシンプルでわかりやすく、日本語、英語ともに語源なども書いてあり非常に覚えやすいです。
絵が非常にきれいで見やすいのもとてもgoodです。
また、日本語のページと英語のページに分かれていて、日本語・英語のどちらでも覚えられるように工夫してあります。

解剖(筋肉)に関しては姉妹書である下の教科書を使いました。 
 

こちらも基本的な構造は同じです。
筋肉の起始と停止やその機能のことまでしっかりと書いてくれています。
また、付録に筋肉ごとに起始・停止、機能、支配神経などをまとめてくれた表があります。
これがなかなか役に立ちます。
基本的にこの2冊があれば一通りの解剖を勉強できると思います。

 せっかくなので残りの姉妹書も紹介しておきます。
僕は下の2冊も所持していますが、使用頻度は圧倒的に上の2つが多かったです。
 

これは上記の骨単と肉単を終えた後にやるための問題集です。
僕は問題を解いて覚えるのが好きなタイプですのでこちらも使用しました。
僕と同じタイプの方はやってみてもよいかもしれません。
内容は骨単と肉単よりもかなりマニアックなところまで及んでいます。
マニアックな領域まで勉強したい方もぜひやってみてください。笑

 そして、次は骨単と肉単のもう一つの姉妹書の脳単です。
 

これは中枢神経と末梢神経を覚えるための本です。
同じシリーズなのでもちろん使いやすくてイイ本であるとは思うのですが、中枢神経である脳に関してのページが大部分を占めるため、整形外科医の先生は使えるページは少ないかもしれません。
僕が使ったのは末梢神経に関してのページだけです。
付録の神経支配の表は運動枝と感覚枝別に記載してあり、これは非常に有用です。

おわりに

 以上、整形外科になる前に解剖を勉強する際のオススメの教科書を挙げてみました。
整形外科医になってからは手術に合わせて解剖を勉強することが必要で、勉強の仕方が違ってきます。
整形外科医になってからのオススメの教科書はまた別で紹介したいと思います。
 
長くなってしまったので、残りの3項目「救急外傷の診察と治療」「内科的なこと」「骨折治療」に関しては後日、書こうと思います。
 
 
整形外科医を目指すなら当然ですが、そうでなくても解剖に関してはしっかり勉強しておいて損をすることはありません。
もっとしっかりと勉強したいという方はこちらの記事を参考にしてください。
 
 
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