【保存版】腰椎分離症の完全まとめ|画像診断、病期分類、治療、リハビリ、スポーツ復帰まで全て解説!

 
腰椎分離症の完全まとめ

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サッカーを愛する若手整形外科医です。 夢はサッカー日本代表チームドクターになること!仕事でも趣味でもスポーツに関わって生きていきたい!日々の勉強のため、また、同じ夢を志す方やスポーツを愛する方の参考になればと思いブログを書いています。➡︎詳しいプロフィールはこちら

よせやん

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スポーツドクターを目指す若手整形外科医です。

どうも、こんにちは。
若手整形外科医のよせやんです。

週末はリアルが忙しくてブログを更新できませんでした。木曜日は病院の飲み会で、昨日はフットサルをしてました。今日は待機ですが、今のところ呼ばれることもなく平和な1日を過ごしています。明日は社会人フットサルの都道府県リーグなのでこのまま呼ばれずに過ごせることを祈ります。

さて、今日は腰椎分離症のまとめ記事です。

整形外科医として外来をしていると、腰痛に悩んで来院される患者さんは非常に多いです。その大部分は中高齢者ですが、ときどき成長期の子どもが腰痛を訴えて病院を受診してきます。

この成長期の子どもが腰痛を訴える場合に、常に念頭におかなければいけない疾患なのが腰椎分離症です。

この記事では、腰椎分離症とはどんな病気なのか、診察と病期分類、治療とスポーツ復帰までの期間、リハビリテーションと予防、実際の症例の紹介、腰痛に対するスポーツ現場での対応など、腰椎分離症について知っておくべき知識全てをまとめて解説しています。

医療従事者やスポーツ関係者の方の参考になれば幸いです。

腰椎分離症とは

腰椎分離症とは、腰椎の運動に伴う、腰椎椎弓狭部(関節突起部)への力学的ストレスが蓄積することによる疲労骨折のことをいいます。

冒頭でも述べたように、成長期のスポーツ選手が腰痛を訴える場合、腰椎分離症は常に念頭におかなければいけません。 

まずは、下の記事で腰椎分離症とはどんな疾患なのかについて確認しましょう。下の記事では以下の内容についてまとめています。

  • 腰椎とは
  • 腰椎分離症とは
  • 腰椎分離症の診察
  • 腰椎分離症の画像診断
  • 腰椎分離症の鑑別診断

単純X線斜位像における「スコッチテリアの首輪」は有名ですが、実はこの所見が見られるときには、すでに偽関節に進行している終末期(病期が進行してしまってすでに骨癒合が望めない状態)であることが多いということは知っておく必要があります。

ですので、この状態になる前に診断するために、

腰椎分離症を疑った場合には、必ずCTやMRI検査で診断を確定させることが重要です。

詳しくは下の記事で確認してみましょう。

腰椎分離症の病期分類・スポーツ復帰までの期間・治療

腰椎分離症では、その病期により予後が把握でき、それによってスポーツ復帰までの期間治療方針が変わってくるため、まずしっかりと病期分類をすることが大切です。

腰椎分離症の治療を行う上で、CT・MRIを用いた病期分類は必ず理解しておくべきです。

具体的に言うと、

  • CTで初期・進行期・終末期のいずれであるかを診断する
  • MRIのT2強調像において椎弓根部に高輝度変化を認めるかを確認する

ことができるようになる必要があります。

それによって、骨癒合(骨をつけること)を目指すための治療を行うのか、骨癒合が望めないため対症療法を行うのか判断することになり、そのどちらを行うかによって治療戦略、スポーツ復帰前の期間は大きく変わってきます。 

これらのことについて下の記事でまとめていますので確認しましょう。

腰椎分離症のリハビリテーション

次に、腰椎分離症におけるリハビリテーションに関してお話しします。

腰椎分離症による腰痛を再発させないためにも、リハビリテーションは腰椎分離症の治療において最も大切です。

ここでは、腰椎分離症におけるリハビリテーションを、骨癒合が望める場合と望めない場合に分けて理解しましょう。

また、生理的反射(相互抑制反射)を利用することで、既存のハムストリングスのストレッチ(静的ストレッチ)よりもかなり柔軟性が増すジャックナイフストレッチングが非常に効果的なので知っておくとよいと思います。

そして、腰椎分離症の予防ですね。

当たり前のことながら、怪我をしてから治療するのではなく、まず怪我をしないのが一番です。

そのためには、しっかりと予防についての知識を持っておく必要があります。ここは、指導者の方にもぜひ知っておいて頂きたいところです。

これらのことを下の記事でまとめていますので、詳しくはそちらを確認してください。

実際の症例紹介

実際の症例を見てみると、腰椎分離症の経過が非常にイメージしやすくなると思います。

ですので、ここでは実際の症例を2つ紹介しましょう。

  • 8歳の女の子(体操)
  • 12歳の男の子(野球)

の症例で、骨癒合が望める場合と望めない場合についてです。

下の記事で、この腰椎分離症の2症例について、自分ならどういう診察、検査をして、病期分類をどう判断するのか?それにより治療をどうやって行うのか考えながら見てみてください。

腰痛に対するスポーツ現場での評価

最後に、腰痛に対するスポーツ現場での初期対応について知っておきましょう。

スポーツドクターとしてスポーツ現場で腰痛に対応することはあまり多くないかもしれませんが、油断していると腰痛に対して対応しなければならない場合があるかもしれません。

意外に、急性の痛みで腰椎に激痛がある場合以外はアイシングはすべきではないことを知らない方もいるのではないでしょうか?

きちんと対応できるように、下の記事で腰痛に対する評価・初期対応を確認しておきましょう。

おわりに

以上、今回は腰椎分離症のまとめ記事でした。

繰り返しになりますが、腰椎分離症は成長期のスポーツ選手が腰痛を訴える場合に、常に念頭におかなければいけない疾患です。

受傷するのはまだ成長期の子どもであるため、家族や指導者などのスポーツ関係者が腰椎分離症についての知識を持っておき、サポートをしてあげる必要があります。

この記事が医療従事者やスポーツ関係者の方が腰椎分離症について知るうえでの参考になったのなら幸いです。

 

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